一気に気温が上がって初夏を思わせる陽ざし、「もう、桜も最後ね」近所の友人たちと、いつもの御笠川沿いの桜並木を通り、都府楼史跡から春の森公園へ。
雨続きにも関わらず、桜はまだ頑張ってくれてました。桜の下では家族連れやシニアのご夫婦、近くの中学校かしら、生徒達も桜と新緑の中で楽し気でした。
ピンクの蓮華畑や黄色いキンポウゲの群生なども。春の彩り。
もうモミジや楠も明るい新緑の色を生き生きと見せてくれてました。最近は春と秋が短く、すぐに夏や冬になってしまうような気がします。世界の様相がきなくさく、社会面も嫌なニュースが目につき、心が折れそうな気がすることもある最近の日本、でもでも、ひととき仲の良い友人たちとあれこれおしゃべりしながら、心豊かな時間を過ごせたのは、桜のおかげですね。
いたずらな春の風が吹き渡る。と、ぱっと桜の花びらは一斉に花吹雪となって。美しいこと!足元には敷き詰めたような花びらが・・・。
いつ咲き始めるかしらと待ちかねた桜は、咲き始めるとあっという間に満開になり、人々の心を和ませ、優しい気分にさせて、またすぐに別れを告げます。いにしえの人々にも愛され、沢山の和歌に詠まれた桜は、間もなく一斉に葉桜となることでしょう。有難う!今年も会えましたね。そんな気持ちです。