9.11について

2001年の9.11事件や、その他色々な感想、思い、などを書いていけたらなと、思っています。

9.11について  中国の発展の理由がここにある

2016年10月25日 | 日記
とあるスナックで

コー
いやーまたまた面白い動画があったね。実に面白い。日本の経済学者も、もっと活発にいろんな意見の人と議論すべきなんじゃないだろうか。

学者でなくても、特に若い人たちは、自分たちの将来が掛かっているわけだから、もっともっと議論すべきだ。

スマホでゲームをやっている場合じゃないと思うけどね。


中国が急激に経済成長した理由の一つは、中央銀行が政府と一体に政策を行ったという点だと思うけどね。かつて、日本が急成長した時と同じように。実物経済の企業に、これから日本を牽引する企業に、優先的に融資をしていたんだと思う。リチャード・A・ベルナーの本に書いてあったな。

株価が2倍になっても、GDPは2倍にはならない。

<お金の量>が、GDPに含まれる経済取引に増えるのか、それともGDPに含まれない経済取引に増えるのか、そこをはっきりと区別すべきだと、リチャード・A・ベルナーは言っている。

そして中国はそれが分かった国になった。

天野統康著 <世界を騙し続けた(詐欺)経済学原論>の Pー224

中国は中央銀行である中国人民銀行を政府が完全に管理している。その中国では、実体経済向けの信用創造量を重視する理論に基づいて、2011年から「社会融資総量」という独自のデータの公表を始めた。以下、中国の国営メディアでは次のように述べている。

(人民網日本語版 2015年2月11日)
<社会融資総量とは、実体経済(非金融企業および個人)が金融システムから獲得した資金の量を指す>
<11年移行、人民銀は社会融資総量の増減に関する統計データを制定・公表している。データによると02~14年に社会融資総量のストックは増加を続け、中国経済の安定的で急速な発展を力強く推進した。>

このような実体経済向けのデータが公表されるようになったのは、中国においても2011年以降とつい最近のことである。80年代から始まる改革開放後の中国は、驚異的な経済成長を達成した。それが可能になったのは戦後の日本の高度経済成長を実現させた経済モデルを参考にしたためだ。中央銀行が行政指導(窓口指導という)を各銀行に行い、実体経済向けの信用創造を拡大させる統制型の資本主義である。欧米日の政府および中央銀行は社会融資総量のような実体経済向け信用創造量をデータとして公表していない。
コメント
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