今年も8月6日から23日まで長野の別荘に滞在しました。夏が苦手でエアコンが嫌いな夫が別荘を建てたいと言い出した時は、驚きましたが、共稼ぎだったこともあり、なんとか、本宅と別荘の二重ローンも完済し、1994年に長野に避暑をするようになって30年になります。2年前の秋に夫が亡くなり、避暑も私一人になってしまいました。幸い、隣のお宅が比較的近く、8月は1か月滞在しているので、会えば時々挨拶や話もするので、寂しくありませんでした。今年は、11月に太極拳の三段を受験する予定なので、昨日25日に静岡県武道館で受験対策特別講習があったので、受けてきました。更に来週の土日、8月31日、9月1日に一泊で愛知県武道館で行われる特別講習にも参加予定です。いつまでも元気に過ごせるよう、太極拳を頑張ろうと思います。
さて、長らく留守にしていた「トドの小部屋」ですが、今年の夏を簡単に振り返ります。
8月6日(火)に別荘に着きました。着いた時の室温は25度でした。今年の夏も猛暑で藤枝は毎日熱中症警戒アラートが出てましたが、常時エアコンなしで、この涼しさは本当に身体が楽でした。翌日からまず、家の周りの草刈りをしました。長野は雨がかなり降ったようで、草も濡れてたし、丈の高い草をいきなり、草刈り機で刈ることはできないので、手作業で、鎌を使って1時間程度、抜いたり刈ったりしました。翌日に、今度は電動草刈り機で庭全体の草を刈り取りました。山なので、草があって当たり前なので、通行の邪魔にならない程度に手抜きをしつつ、刈り取りました。7日に草刈りを終えて、後はもう来年の夏までやりません。寒冷地なので、一度刈り取ると、なかなか生えてこないので、それで大丈夫なのです。
8月10日(土)から二泊三日で、長男の家族が泊まりに来ました。酷暑の名古屋から避暑がてらです。三連休だったので、人出がすごく、11日に長門牧場に行ったのはいいのですが、レストランの待ち時間が1時間半もかかりました。注文するまで、長い行列で、息子が並んでくれ、時折、お嫁さんと交代しました。座席で折り紙をやりながら、孫2人と待ってました。売店で買ったシフォンケーキを食べ、空腹をなだめながら。それにしても、長門牧場のレストランは何度も行きましたが、あんなに待ったのは、初めてでした。子供が喜ぶので、午前中は、バターづくりと牛の乳しぼり体験をしました。私が東北地方の修学旅行の引率で行った小岩井農場は、本当の牛のお乳を搾らせてくれましたが、長門牧場は、牛のお乳に似せた機械を絞るやり方で、コロナを経て、このように変わってしまったのか、ちょっと残念でした。午後はトラクター遊覧をしました。トラクターが引っ張ってくれるワゴンにみんなで乗って、乳牛の牛舎まで行き、説明を聞いて戻ってきました。ワゴンがすごく揺れたけど、楽しかったです。乳牛は、引退すると人間用の肉には加工されないのだそうです。お土産に一人一個のアイスクリームが付きました。
12日の昼食後、長男一家は帰りました。孫たちがとても慕ってくれて、たくさん遊びました。二人ともお手紙を残してくれました。8歳の孫は帰るとき、いつも泣いてしまいます。2日間一緒にお風呂に入り、夜は隣で寝ました。8歳の孫がくれたお手紙です。
長男たちが帰って、また一人で過ごしましたが、今年は、「陳情令」のDVDを持って行ったので、最初から最後までもう一度見直しました。更に、原作の魔道祖師をもっていき、もう一度読み返しました。あの世界観と主人公二人の数奇な運命にはとても惹かれました。原作では、主人公のウェイウーシェンと、藍ワンジーが最終的に愛し合い、夫婦になるハッピーエンドなのですが、そこに至るまで、前世でウェイウーションがたどるどうしようもない悲劇的な人生と、13年後に、孟シュンユーという青年から身体をもらって、今生に復活した後の物語がまたとても素敵なのです。ウェイウーシェンと藍ワンジーが凄くカッコ良くてウットリします。沼にはまりました。現実には、世界で大ヒットした陳情令は中国ドラマの制約上BL的要素は抜いてあり、熱い男同士の友情物語になっています。二人を演じたシャオジャンとワンイーボが交際しているという噂があり、ネット上でも、お揃いの服、ペアのアクセサリーを付けてる写真、互いの手を恋人つなぎにして歩いている写真やキスしている写真(これは合成かも)も散見されます。熱狂的な人物が二人の同性愛の創作話をネットに載せたことを契機に、ファン同士の争いに発展し、シャオジャンが謝罪するはめになり、1年間、シャオジャンは仕事がなくなったとか。
以来、二人は共演NGが続いていました。しかし、やっと共演する話があるそうです。女の私から見ても、すごくお似合いの美しい二人。シャオジャンとワンイーボが恋愛関係になっても、二人を応援したいと思います。二人ともすごく努力家で、才能豊かな人だし、芸能人の私生活に介入すべきじゃない。二人はすごく努力して、トップアーティストになっているので、それで十分と思います。熱く語ってしまいましたが、たとえ男女間の恋でなくても、「人を心から愛する」っていいなと思った夏でした。私も青春時代を懐かしく振り返りました。