みちのく福島市★季節料理と手打ちうどん  裏はりまやのブログ

福島県福島市にある小さなうどん居酒屋です。

果物が美味しく感じる今日この頃…

2012-03-30 03:24:26 | Weblog

かんきつ類の美味しい時期、こちらいよかん。
紅まどんな、せとか、甘平などなど…美味しいかんきつ類が数々出てくる晩冬から早春
私の好きないよかんも名残の味で~今の時期は酸が抜けて甘味のバランスがよく、しみじみと美味しいです。
こちらのいよかん名前が「弥生紅」。
私の名前が入っているせいか余計美味しく感じます
酸が抜けて甘味があってジューシー
ちょっとこちらも旬である生詰の日本酒なんかとあわせて食べるのが目下のお気に入りです。
果物と日本酒って意外や意外、本当にあうものもあるんですよね~。
シャンパンに苺みたいな…。

で、こちら盛りの苺。
初めて食べた時からもうこの苺の虜になってしまった「ふくあやか」。
ご存知福島県特産の品種の美味しい苺です。
果肉がソフトで香り豊か、瑞々しく甘味が上品な大変美味しい苺です。
大きさも色々ありますが私は大粒の「ふくあやか」が本当に美味しく感じます。
その大粒の苺を一口でパクリと食べるのがなんと言っても最高に美味しくて幸せな食べ方です
個人的には苺は食べる前にちょっと薄めの塩水で洗うのが好み。
その方がより一層香りも味わいも引き立つ気がいたします…

わかめ美味しい~♪

2012-03-25 02:14:07 | Weblog


新わかめの美味しい季節。
わかめが主役の料理「若竹煮」「わかめスープ」「わかめサラダ」など種類は色々ありますが、私が最近凝っているのは「わかめ炒め
たっぷりのわかめが沢山食べられると同時に本当に美味しいので最近自宅でのお惣菜によく作っています
作り方はフライパンにごま油と鷹の爪を入れて弱火で香りを出し、その後わかめを入れてジャっと炒め塩コショウみりん、そして仕上げに醤油を回しいいれてネギのみじん切りを入れて出来上がり
炒めたわかめの磯の香り、そしてごま油とネギの香りがたまらない1品。
これに水で戻した庄内麩を入れて炒めても美味
ご飯がパクパクすすんじゃう、危険なおかずです
こういったお惣菜風のものはお店ではあまりお出しできないですが、最近お惣菜を作るのがわりと仕事の息抜きになると知って、メキメキと腕を上げている感があります…。
お惣菜作りは私の息抜きもさることながら、なにより夫が喜んでくれるので一石二鳥です
ただ、冷蔵庫に常備菜のタッパ-がちょっと多くなってきて、食べきるのにちょっと困るのが問題と言えば問題です…。



ヤリ烏賊祭り

2012-03-24 02:48:54 | Weblog


写真じゃちょっと分かりにくいですが30センチ越えの釣りヤリ烏賊入荷しましたのが昨日の18時ごろ…。
その日の内はパリッパリの歯ごたえで清潔な甘味の美味しさ。
食感や味って本当に未知数あるんだな~と実感する味わいの1日目。
身もさることながら、エンペラが非常に素敵な食感です。
いやいや、未体験のエンペラの味わいでした。
こんな風に下氷で愛情をかけられながら丁寧に船上から運ばれてきたおかげで、美しいヤリ烏賊の姿
皮目とかすかに飴色の身が美しいコントラストです。
は~美しい

で、こんな感じで手に持ってみると、信じられないことに真っ直ぐ直立するヤリ烏賊って
ないですよね~
本当、立ってます。

2日目の今日は甘味が出て、今だ身は歯ごたえ充分で本当に美味しいです。
今日は生姜醤油と桜のお塩でお客様におすすめしました。
ゲソはさっとあぶってスダチを添えただけで立派な1品に…。

3日目の土曜日は、どんな味わいに変化しているのか楽しみです。
ぜひぜひ本日お召し上がりいただきたい1品。
ご来店お待ちしています


ミニスキュル

2012-03-23 04:21:10 | Weblog


最近NHKで放映されているアニメーション番組「ミニスキュル~小さなムシの物語」。
この番組を家の猫が非常に好んで視聴しています…。
短編を何回か続けて放送するんですが、その間ず~っとこの様にテレビの前に釘付け
画面の中で動き回るアニメーションのテントウムシやハエやチョウチョウなどを目で追ったり、時折チョイチョイと画面に手出しをしております。
そして時々、テレビの裏に回って様子を伺ったりしてるところを見ると、きっとこの画面の中にこのムシさんたちがいると思ってるんだろうな~と思います
さかのぼる事30余年前、私も子供の頃、ブラウン管のテレビの中に画面で見るような小さい人間がいると思っていたので子供と一緒だな~とホノボノしながらしみじみと眺めております。

最近ではミニスキュルの音楽が聞こえると微妙にテレビの前に鎮座するようになったような気がするわが家の猫
他のテレビ番組は興味ないのにコレだけは反応するのが不思議です。
DVDあったら即購入したいです…

あらばしり

2012-03-22 04:25:48 | Weblog


お待たせしました~。
ついに大和川酒造から「あらばしり」入荷しました。
毎年楽しみにされているお客様も多いこの「あらばしり」
自社のお米に一方ならぬこだわりを持つ大和川酒造ならではの有機無農薬米、4割磨き、斗瓶取り…今年はついに有機無農薬米になりました。
香り、旨み、喉越しそして余韻と。全体的なバランスが素晴らしいです
飲んだ瞬間、体に浸透するのを実感できる美酒はそう多くはないと思います。……最高、最高の味です
ああ~本当に素晴らしい。生きててよかった。
ぜひ、ぜひこちら蔵元直送の「あらばしり」お召し上がり下さい。

そして、今日はコチラにピッタリ
やっぱり旬のお酒は旬のお魚で…。
釣り立てぴっちぴちパリパリのヤリ烏賊、18時ごろ入荷します。
これは絶対最高の相性と確信します。

ご来店、本当に心からお待ちしています。
この組み合わせを一人でも多くのお客様に召し上がっていただきたいです。


復興キンキ

2012-03-20 03:05:03 | Weblog


赤い魚を見るとなんとなく心がウキウキ。
金目鯛にメヌケやメバルにのど黒などなど…赤い魚は色々あれど、その中でも別格なのがやっぱり「キンキ」
もうキンキといえば、間違いなくご馳走ハレの食べ物です。
とろ~っとした上品な白身は煮ても焼いても揚げても本当に美味中の美味。
繊細で上品なキンキの脂は思わず顔に塗りたい位です…。

さて、こちら4本で3キロ越えの大きいキンキが宮城県から入荷しました。
わわわっまさしく「復興キンキ」。
復興の希望を感じさせるにふさわしい堂々とした力強い姿
思わず扱う時も肩に力が入っちゃいます…。

こちら、とろりと美味しい「キンキの煮付け」と、お酒にあう「キンキの酒盗焼」を拵えました。どちらもお客様に喜んでいただき、買う私もさることながらお客様に頂くお値段も高いものなので、心底ホッとしました。
今度いつ入荷するかも分からないサイズのキンキ…こういった一期一会と言った言葉が思わず包丁を持ちながら思い出されるような素材を触った後は、本当白髪が10本位増えている気がいたします


うにからすみ

2012-03-14 02:32:51 | Weblog


お酒は1日二合まで…最低週に2日は休肝日。
私の38歳を過ぎてからのお約束事です
なるべく守るべく、日々夫に監視してもらってるのですが~こんな珍味が冷蔵庫にあると思わず、もう一合ぉと飲んでしまって、ちょっと気が引けますがああぁ~やっぱり幸せです。
先日、中合デパートの物産展で買った「うにからすみ」
これはかなり美味しいです。
小さな杉板の樽に入っているのがまた心憎いです
もう少しで無くなっちゃうので、ちょっとづつ食べています…。


震災1年

2012-03-11 02:44:36 | Weblog
ついに震災後1年…。
個人的には、大震災後のこの1年は本当~に長く感じました。
この1年は考えられない事が次々とおきて、やっぱり心がついて行かない~と感じることが非常に多かったですね~。
いやいや、諸行無常に万物流転…世の中の変化、ひいては自分の心の変化を噛み締めるように365日を味わった1年
短く感じるはずはありません。



まさか1年前はこんなお酒が大和川酒造で造られるとは思いませんでした。
優しい桃の香りに癒されます

いまや幻の「きぬあずま」…。
当店でも大事に冷凍庫の中。残りあと2キロとなりました。

当然の事ながら、震災後入荷しなくなった地産地消の食材も非常に多くて、この1年を機にどのようにまた福島の食が変わっていくのか、しっかりと見て行きたいと思う私。
身土不二四里四方が容易にかなわなくなった今の福島の食。
命を支える食べ物に対する不安…これこそが最大の不幸と実感する日々が長く続いておりますが、それほど人間は弱くないや~と信じて個人的には福島のものをバリバリといただいております


誕生日

2012-03-10 02:51:11 | Weblog


今月8日は私の誕生日でした
去年夫に貰った花束。
かなり大きかったので、小さな花瓶や空き瓶に分けて家中に飾りました。
玄関、洗面所、台所、お茶の間、お手洗いと花でだらけ~で浮かれていたところ3日後にあの地震。
切ない日々でしたが、家の中に花があるおかげで心が和らぎ、楽しくも幸せでもなかったけれど落ち着いて過ごす事ができました。
あぁ、花ってスゴイ。

で、1年たって、さほど嬉しくない誕生日がやってきて、嬉しい花束が届きました。
去年よりも元気になるオレンジや黄色が多い花束。
今年も家中に飾って、癒されております。
花束を見ながらこの1年を思うと、ちょっと飲まないでは入れれない感じですが、ただ1言いえるのは「本当に長かったな~」です。
苦しいことって長く感じるんですね。

和風バーニャカウダ

2012-03-07 03:39:51 | Weblog


女性に好まれる「バーニャカウダ」。
イタリアはピエモンテ州の前菜料理の代表だそうで、あったかいソースに季節の野菜を品々ディップして食べるというスタイルは単調になりがちな野菜料理の中でもシズル感があり余計に野菜が美味しく食べられるというもの
オリーブオイル、にんにく、アンチョビで作られるイタリアのバーニャカウダソース。
当店ではオリーブオイル、にんにく、かつをの酒盗、酒粕、白味噌で作っております。
もはや本場のバーニャカウダには遠く離れた味付けになっていますが、それに加えサワークリームと生クリームでより一層の和リッチな味わいの特製のバーニャカウダソースに仕上げております。

で、こんな感じで季節の野菜を盛り付けてお出ししています。
今時期は菜花、蕾菜、カリフラワー、アスパラ、スナップえんどうなどなど…。
特に菜花のほろ苦い味わいはこのソースにぴったり。多めにソースはお出ししているので
タップリとディップしてお召し上がり下さいませ