私的CD評
オリジナル楽器によるルネサンス、バロックから古典派、ロマン派の作品のCDを紹介。国内外、新旧を問わず、独自の判断による。
 



17世紀後半のフランスでは、それまで主流であったリュ-トに代わって、クラヴサンが独奏や伴奏楽器としての地位を占めるようになった。それに伴い多くの奏者=作曲家が輩出し、18世紀にかけて全盛を誇るようになる。このような時期の様々なクラヴサン曲を収めた手稿が発見され、17世紀末のフランスにおけるクラヴサン音楽を眺望することが出来るようになった。今回はその手稿のすべての曲を収録したCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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