私的CD評
オリジナル楽器によるルネサンス、バロックから古典派、ロマン派の作品のCDを紹介。国内外、新旧を問わず、独自の判断による。
 



モーツアルトのセレナーデやディヴェルティメントと言った管弦楽器合奏のための作品は、比較的小規模な曲ではあるが、モーツァルト特有の魅力に富んでいる。その多くは10代の作品であるが、すでに円熟期の作品に劣らない個性を備えている。今回紹介するCDは、「セレナータ・ノットゥルナ」と管弦楽器のための3曲のディヴェルティメントをオリジナル編成で演奏したものである。 . . . 本文を読む

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19世紀後半のヨーロッパ音楽の演奏は、変化して行く楽器、拡大して行くオーケストラ編成など、響きの変遷が激しい時期であったようだ。今までに紹介したベルリオーズ、ショパン、スメタナからラヴェルに至る作曲家の演奏では、一時的に流行した新しい楽器など、様々な響きを経験できた。今回紹介するCDでは、19世紀後半フランスの作曲家ビゼの管弦楽の響きを聴くことが出来る。 . . . 本文を読む

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クリストファー・ホグウッドは、イギリスを代表するオリジナル楽器によるバロック、初期古典派の作品の演奏者、指揮者である。デーヴィッド・マンロウとの活動に始まり、アカデミー・オヴ・エインシェント・ミュージックを指揮しての多面的活動は、オリジナル楽器演奏が今日の隆盛を極めることに大いに貢献した。今回紹介するCDは、ホグウッドがエマ・カークビートともに演奏した、モーツアルトの宗教声楽作品を収録している。 . . . 本文を読む

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オリジナル楽器による室内楽アンサンブルは数少ないが、そのなかでチェロ奏者のアネル・ビュルスマ等による「ラルキブデッリ」は、その柔軟な編成と地味な作品を積極的に取り上げる貴重な存在である。今回は、このアンサンブルによるモーツァルトのディヴェルティメントと、バッハの「巧みに調律された鍵盤楽器のための前奏曲とフーガ」からのフーガを編曲した作品を収録したCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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ピアノフォルテ、あるいはフォルテピアノの演奏が、盛んに紹介されるようになってもうかなり年月が経つ。パウル・バドゥラ=スコダやイェルク・デームスが弾くようになって次第に奏者も増えてきたような印象がある。その中でも現在ピアノフォルテの奏者として活躍している内の一人、アンドレアス・シュタイアーによるモーツアルトのピアノ作品を収録したCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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バロック時代から古典派に移行する間に、大きな音楽様式の変化があったが、古典派様式への大きな一歩を示した流れの一つであった、いわゆる「マンハイム楽派」に属する音楽家達がいた。今回紹介するCDは、その「マンハイム楽派」の創始者であるヨハン・シュターミッツをはじめとした作曲家によるフルート協奏曲を収録している。 . . . 本文を読む

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音楽作品と楽器の間には、密接な関連があって、作品の要求に応ずるための楽器の改良、新しく付け加えられた機能や能力が、それを生かした音楽作品を生み出すという相互関係が存在する。その事は、曲が作曲された当時の楽器による演奏によって、よく理解することが出来る。またそのようなオリジナル楽器による演奏によってのみ、その作品の本来の響きが再現できるのである。今回はブラームスのピアノ協奏曲第1番を、オリジナルのピアノとオリジナル編成のオーケストラで演奏したCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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メンデルスゾーンは、20歳の時にイギリス、スコットランドを訪れ、翌年にはイタリアに旅し、その際の印象をもとに作曲をしているが、今回はスコットランドで受けた印象をもとに作曲した交響曲「スコットランド」を収録したCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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音楽史の中で、様々な楽器が誕生し、その多くはやがて消えていった。時代を超えて長い間使われ続ける楽器は限られている。以前に紹介したアルペジョーネも、短命な楽器の一例である。今回はバリトンという名の楽器とその楽器で演奏したハイドンの三重奏曲のCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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すでに何度も述べてきたように、音楽作品は、それらが作曲された当時の楽器と密接な関係がある。それはなにも中世やルネサンスあるいはバロックや古典派の作品だけでなく、ロマン派から現代の作品についても当てはまる。ショパンの作品では、すでにプレイエルピアノによる演奏のCDを2枚紹介してきたが、今回は同時代のもう一つのフランスのピアノ、エラール・ピアノによる演奏を紹介する。 . . . 本文を読む

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