私的CD評
オリジナル楽器によるルネサンス、バロックから古典派、ロマン派の作品のCDを紹介。国内外、新旧を問わず、独自の判断による。
 



ホルンという楽器は、管が長く、高次の倍音で奏するため、ほとんどの音がバルブやピストン無しでも出せる楽器である。19世紀に入って、ピストン付きのホルンが作られるようになってからも、自然ホルンを好む作曲家が多かった。モーツァルトの作品で使用されるホルンは、すべて自然ホルンである。今回はモーツアルトがホルンのために作曲した協奏曲を自然ホルンとオリジナル編成のオーケストラで演奏したCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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バッハの初期のオルガン及び鍵盤楽器のための作品のCDを紹介する一環として、今回は鍵盤楽器のための作品のその2、前回の鍵盤楽器のための作品と同じ奏者による2枚組のCDを紹介する。このCDに収録されている作品は、前回のように「メラー手稿」と「アンドレアス・バッハ本」からの作品ではなく、同時代の他の手稿によって残されている作品を収録している。 . . . 本文を読む

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オリジナル楽器の音を収めたレコード(CD)は、現在では多数あるが、いくつものオリジナル楽器の音を収録したレコードのかなり初期のものとして、エラートがパリ音楽院の楽器博物館所蔵の楽器を体系的に録音したシリーズがあった。今回はそのシリーズをCD化したものの1枚。鍵盤楽器のCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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チェコの作曲家としては、ドヴォルザークとスメタナが有名であるが、国際的な知名度よりは本国での評価が高いスメタナの作品である組曲「わが祖国」は、毎年5月12日に「プラハの春音楽祭」のオープニング曲として演奏されている。この組曲の全曲を、オリジナル編成で演奏したCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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バッハの初期のオルガン及び鍵盤楽器のための作品のCDを紹介する一環として、今回はオルガンのための作品の2枚目のCDを紹介する。前回のCDとは違って、今回は様式的な観点から北ドイツのオルガン様式の影響を強く受けていると思われる作品を収めたものである。 . . . 本文を読む

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