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これどうしようかな・・・どうしようか考えてみます。

ラビリンス・ブックエンド

2024-03-27 | _住・置く_
100円ショップに寄ったら
「ラバーマグネット ファイルホルダー」(54×54×H120mm)というものが気になった。
54×54の裏(底?)にのみ、ラバーマグネットが付いている。小さな小さなL型ブックエンドといった感じ。
止めつけてある台紙には
「LOCKER ITEM 毎日を快適に。」
「ロッカーを有効活用 ファイル類をすっきり収納 ファイルホルダー 縦横どちらでも使える」
とずらずらと書かれていて
そのどこからどこまでが商品名じゃー?(結局、買ってから裏に「品名」の表示があるのに気が付いた。)の惑いの後、
〇 うちにロッカーみたいなスチール系収納スペースはないけど、ふつーのスチールブックスタンドなら何個もあるなあ。
と2つ買ってきてみた。うちにあった
〇 ブックスタンドL型(90×90×H125mm)
〇 ブックエンドL型(100×120×H135mm)(スタンドかエンドか、違いは知らぬが要はどちらもL型)
の2つに それぞれ同方向とか反対向きとかに「ラバーマグネット ファイルホルダー」貼り付け。
そばにあった積読本をその間に挟んでみた。たまたまあったものだけれど
〇 2冊(「定年後にもう一度大学生になる」「スクイズ・プレー」)
〇 5冊(「あなたが独りで倒れて困ること30」「教養としてのラテン語の授業」etc.)
の垂直にしてきっちり立(なんじゃそりゃ?マグネットだから止め位置自由自在。つまりたまたま隣り合わせた背幅の冊数足し算幅にぴったり合わせられる。)の本群が テーブルの上に現れた。
ストーンヘンジみたいでかわいい。(似てないか。。。)
これをかわいいと感じる自分にも不思議だが
積読が 横積みから見慣れない縦並びへと 思いがけない変身をしていくようでかわいいのであった。



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「定年後にもう一度大学生になる」

2024-03-26 | _よむ__
副題も続けると
「定年後にもう一度大学生になる 一日中学んで暮らしたい人のための「第二の人生」最高の楽しみ方」
瀧本哲哉著 ダイヤモンド社 2022.6

次男が入学した北海道大学を訪ねたときに、著者は思い立った。
「もう一度大学で勉強できたら楽しいだろうな」
55歳 関連会社に出向、時間的な余裕ができた。
56歳 仕事のかたわら3年間受験勉強を続ける。
定年1年前に 京都大学に「学部入学」合格。(スゴイ!個別試験の大変さは想像すら難しいので、センター試験〔当時〕8科目ぐらいの山を目の前に立てて想像してみて、ス、スゴイ!!)

合格したら合格したで、
仕事どうしたの?お金は?家族は?周りとの40歳差はどうなった?…
あらゆる?疑問に答えてなおその先に、著書は進んでいっていた。

一番印象に残った章立て名は

第2章
「将来がない」大学生ほど強いものはない

私の第一印象には ざらりとした語感が残った。
この「ざらり」感はどこから来るのだろう。
そんな風に気になる本となった。
人がいて自分がいて
しゃっきりとかとぼとぼとか毎日あるいているやすんでいる。
思えばすごいことだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

タキモトさんのタキの字、初めて見た。
龍のしっぽの辺りが斜めです。



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「縦横無尽の文章レッスン」

2024-03-25 | _よむ__
「ねずみ女房」再び。
  ↓
展開。「そして、ネズミ女房は星を見た」「縦横無尽の文章レッスン」を読んだ。
  ↓
前者・清水眞砂子著、後者・村田喜代子著。
  ↓
両書とも 幾作かの作品を取り上げての解題的出版物。(≒文中に「ねずみ女房」が取り上げられている。)
  ↓
その解題的であるところが 「231オーディトリアム」の構成に似ていて、今現在の私には心地よいです。
  ↓
で その「縦横無尽の文章レッスン」の最初の方に福岡県の市町村が主催した作文コンクール入賞者の作品が紹介されている。

その小学校二年や三年の子の入選作、3作品が紹介されていて 各出だしは
「子ども会で、かい水よくに行きました。…」
「ぼくが二年生のときのことです。…」
「今年の夏休みのことです。…」
村田先生が(村田氏は大学で文章講座の授業を持っている)うまい文章と紹介しているのですが
私もそう思い、っていうよりびっくりした。
なんかとても大人である、それらの出だし。
洗練されているなあとびっくりしました。
頭や心の中の思い出が すうっと文章になっている。うらやましい。
こちらの作文能力を添削されそうでこれ以上書けませんが
今のお子さんたちの作文授業に私も混ぜてもらいたいなあ(小学校の方のね)なんて思ったのでした。



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「波紋」

2024-03-23 | _気な・気な_
「波紋」(監督・荻上直子)を再生。
録画したのが3/21(木)で、電子番組表にたまたま見つけたのがその日だったのだが
何度か再放送(これを再放送というのか難しいが)されての21日だったのか分からず。とにかく。
映画内容に触れる範囲の日付とも言える。
いやそんなことを言ったら 今日だって明日だって10年前だって〔触れる範囲〕なのかもしれない。

見ていくと半分くらい分かってきて分からないところも結構ある。
分からないところを埋めたいのかな私、と思い始めた頃 映像はある展開を迎える。
これは 映画館で見ると(今テレビ画面で見ているのと)違うんだろうなあ、の
当たり前っちゃあ当たり前の感想が沸き上がった。



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「めがね」

2024-03-20 | _気な・気な_
毎年そうだったろうに アカデミー賞の季節到来に伴う
アカデミー賞(今までの。〔今も?〕)関連作品、この辺りでの怒涛の放送。
今年はどうしたわけか気になって気になって、怒涛の録画予約。
その割に数日前に予約したものの結構即座に予約したことを忘れていて、
録画リスト見返してみたらその中に「めがね」があった。

別に「めがね」アカデミー賞に関係ないじゃん(ないよね?)。
っま、その時(≒予約時)にワタシはこの作品を見たいと思ったのだな、とのんびり再生。

myプロフィールに「…光石研が気になります。…」なんて書き込んでいる割には初見です。

なかなか怖い映画だった。
選ばれた人々のみが出演しているように感じてしまった。
映画だからね、そんなん当たり前かもしれないけれど
自分もその中に紛れ込んでみたくなっちゃったのかも。
そうなると 自分は選ばれないよね、と
なんだか のんびり見始めたくせに卑屈になって行くのだった。
これって 面白いってことなんだろうなあ、切ないけれど。

映画の中に出てくる、「メルシー体操」にいたく感動。
テレビ体操に出てくる所作がたくさん集まっている感じなんです。
アレきちんと続けるのタイヘンだろうけれど効くよね~。



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「おみおくりの作法」

2024-03-19 | _大掃除だ。今だ。_
「おみおくりの作法」(原題:Still Life)
(Still Lifeってどう訳されるのだろう。)
ラストに
〇 びっくりした。
〇 こんな風になるのかもとも気持ちのどこかで思っていた。
両方の思いが心に残った。
ここに書き出すと矛盾、思いは無矛盾?
(矛盾の反対語ってなんだろうって検索したら出てきた。出てきたら使ってみたくなるじゃん?でもここの私の気持ちにはそぐわないのかな。何しろ今出会って今使っている言葉だからまだまだ霧の中。)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

主人公はだいぶフライング気味に遺品整理をしていた、あるアルバム中の写真に対して。
その写真群は
整理から創造へと変遷していく。
彼はその行為を後に告白する気でいたのかそうでなかったのか。
映画は終わってしまったので、告白の有無は
私が思い描くということか。



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「ねずみ女房」再び

2024-03-18 | _よむ__
231オーディトリアム~米欧映画黄金期への招待~今回は、「河」だった。
監督ジャン・ルノワール、原作ルーマー・ゴッデン。
再生してみたがどうも今回乗らず、再生飛ばし飛ばしで後ろの方の野崎歓さんの作品解説みたいなところまでやってきてしまった。うーん、このままやめるか原作かなんか読んでみようか。と 原作者ルーマー・ゴッデン の名を目にして ん?どこかで見たような、そっか、「ねずみ女房」の人だ。と 「ねずみ女房」再び。

前回は 「逢びき Brief Encounter」etc. とご一緒に鑑賞してしまい、
今回 単独? で読んでみると 何か初めての印象が広がり、読書の不思議さを思った。
いや、単独ではないな、
野崎歓さんの作品解説中に出てきた「越境」という言葉のもとに読んだ感じです。


庭ねずみでも野ねずみでもない、家ねずみの「ねずみ女房」はある時、
囚われの身となっているおすのきじばとと言葉を交わすようになり、
囚われる前の彼の暮らしのことを聞くようになった。
そして問うてみた。

「飛ぶって、どんなこと?」




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「ペギー・スーの結婚」

2024-03-16 | _気な・気な_
「ペギー・スーの結婚」を録画再生。
アカデミー賞関連でこの時期に放送されたのかな。
初めて見た。
ストーリー知らずにトントン見ていって、ん?タイムスリップもの?なんだ。
と お話はあっさりと 25年前にタ~イムトラベラぁぁぁー。

〇 25年くらいの時を経て
〇 タイムスリップ

に 「カミーユ、恋はふたたび」 を思い出しました。
そちらもも一度見てみたくなった。

それにしても
25年くらいってタイムトラベル向き時間量なんだろっか。
今の自分(の年齢)から 25年くらい 前に行く(行ける?)とすると
それはそれで考え込みそう。
いや 何年間でも 考え込むか。。。



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「ミライの源氏物語」

2024-03-09 | _よむ__
「ミライの源氏物語」を読んだ。
山崎ナオコーラ著 淡交社 2023
月刊誌「なごみ」に1年間連載されたものがもとになっているという。
その時の題名は 「未来の源氏物語」 。
おぉ、違うねえ、未来とミライ。
最近気になっていたテレビCM、「未来から来たと語る一人の女性。母を探して辿り着いたのは、2024年の高輪ゲートウェイ駅。彼女が生きる2050年の世界はどのような景色が広がるのか?JR東日本が描く未来のデザインとは?」(なんと長い引用。)の娘さんがミライに戻るときのその周りの空気のぽよよん感みたいなのを感じます。何に?長ーく引用して暈けてしまったけれど 未来とミライ という表記の変化に。

何書いてんだか。タイトル感想はそんな感じ。
本文感想は 面白い。
源氏登場人物を 初めてよくよく意識し始めた、この本を読んで。
章立てタイトルをいくつか拾うと
「ルッキズム―末摘花」
「ロリコン―紫の上」
「不倫―雲居の雁と他のたくさんの人たち」
「ジェンダーの多様性―書かれていない人たち」
ね?よくよく意識し始めそうでしょ(^^)/。



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「ザリガニの鳴くところ」見て読んで見て

2024-03-05 | _気な・気な_
録画した 「ザリガニの鳴くところ」Where the Crawdads Sing を見た。

「湿地の娘」。
主人公・カイアは泳ぐ。
ひらおよぎ。

で次に 読みました。 ディーリア・オーエンズ著 友廣純著 早川書房
面白く読んだが
見て→読んで
ではなくて
読んで→見て
の順だったら 今どんな感想を持ったのだろう、と
変えられない過去を(大げさ)ちょいと思った。

で まあ見てなかったということにして(そんなん無理だけど)
(見て→)読んで→見て、敢行(大げさ祭り)。

物語の地、そのみずみずしい自然の地に
行ってみたい。
住んでみたい。
何なら泳いでみたい。…
ストーリー展開の重いトーンになぜか並行する、
軽やかな訪問願望みたいなのが浮かんできて
感想は 違う世界へと泳ぎだす。
キャンプ一つしたこともないのに
どうしてそんな風に思っちゃったのかな。

「ノース・カロライナ州の湿地で男の死体が発見された。人々は「湿地の少女」に疑いの目を向ける。…」(出版社サイトの紹介文より)
ノース・カロライナ。
その位置がどこだったか記憶あやふや、地図を広げた。
ノース・カロライナ州を今までこんなにしげしげ見たことがあったんだろうか、私。みたいな初めて感とともに
大西洋岸海岸線のくにゃくにゃの中の
カイアを
遠く思った。



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