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[ノート] 中国の対外キリスト教政策:仮説(推論)ふたつ

2010-01-09 21:34:24 | モルモン教関連
 中国が昨年建国60周年を迎えた今日、中国のキリスト教会は
プロテスタント、カトリックとも三自愛国主義運動の方針のもと
に全国一律に中国独自の発展を遂げているものと観察される。そ
こで筆者は現時点で二つの仮説(推論)を掲げることができるの
ではないか、と考えている。

 それは、次の二点である。

1 中国政府は現在いかなる外国伝道団をも受け入れる意思がな
い。カトリックであれ、プロテスタントであれ、はたまた末日聖
徒イエス・キリスト教会(モルモン教会)であれ、中国政府の前
にいずれもその点で平等であると考えてよい。

2 60年にわたる歳月の間に、三自愛国運動を進めてきた結果、
外国人のカトリック教会の神父をはじめ、西洋人の宣教師は現在
大陸にほとんど見かけられない状態になっているのではないか。

 もっか私の関心事はこの二つの仮説(推論)を検証することに
ある。文献にあたるとともに関係者に取材することで確認作業を
進めたいと考えている。

 上記の件について情報をお持ちの人がいれば、提供していただ
ければ幸いです。

参考: 
三自愛国主義運動: 牧会、伝道、経済の三つの面で自立し、外
国からの支援に頼らないし、干渉を受けない。

当ブログ
02/09/10 「原典 現代中国キリスト教資料集」を手にして
11/22/09 「読めないモルモン教会に対する中国の門戸開放」
09/19/09 「上海地方部大会訪問記 2」


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