釋守成の転居物語(旧タイトル・GONTAの東京散歩)

またまた転居を目論んでいます。
5年間で5回の転居。
6回目の転居の経緯を書いていきます。

笄の謎

2013年01月30日 15時37分41秒 | 西麻布の昔話(西麻布の夕日)
申し訳ありません。昨日の日記の画像が横になっていました。
まるでIさんのFacebookのように・・・・


さて変わって今日の話題。

笄の謎です。

画像の笄は、渋谷の金王八幡宮の宝物殿にある「笄(こうがい)」です。
この笄のもともとの持ち主は「源経基(みなもとのつねもと)」で、経基という方は、八幡太郎義家の四代前の先祖、源頼朝からは七代前の先祖に当たります。
生きていたのは、平将門の時代。

詳しい伝説は過去に書いたブログ記事をご覧ください。

笄橋

その伝説の笄がこれだというのです。

去年の大河ドラマ「平清盛」視聴率的には盛り上がらなかったのですが、私は非常に楽しく拝見しました。
なにしろ脚本がいい。
そして、楽しかったのは知的好奇心を非常にくすぐられたからです。
はっきりいって、馬鹿にはわかりません。(失礼)

「平清盛」を見ていてふと思ったのです。

「あれ、平安時代は刀じゃなくて太刀だよな。」
「太刀って、笄がついていたっけ?」

リンクに張ったブログにも「太刀についていた笄」って書いてありますが、変ですよね。
太刀にはたして笄がついていたのか・・・・・。

もし太刀に付いていないとするとこの伝説自体無効となってしまうというわけです。

こんなことを気づかせてくれた「平清盛」、だから好きです。

さて、続きは明日。
コメント
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