今回は食うかいさんに声をかけての山行だ。
相談の結果、一昨年6月のように今倉山に登ってから唐沢尾根で菜畑山へ向かうコース、7:30に道の駅道志集合と決めた。
山中湖の最高気温予想は24°と微妙な感じだったが、せっかく食うかいさんと行くならと土曜夜に流水麺を買い、ネギなどの薬味を用意した。
当日は4時起床。朝食を済ませて5:05に出発。
前日の辛坊治郎ズームをタイムフリーで聴きながらの運転だ。最近はこのパターンが多い。
都内、橋本まで拍子抜けするほど順調に走ることが出来、あっという間に道志道へ。
セブンでトイレ休憩と1個100円のオニギリを3個調達した。
天気の良い日曜日で、オートバイの数も多く、たまに走り屋風の自動車も見られた。
雲間から富士が見えた。このブログで何度も書いているように、富士は見えたときに撮っておかないと後悔するのだ。
デジイチタイム! これがこのレポ最初で最後の富士になったとさ
6:50頃道の駅に到着。車もオートバイも多く停まっていた。約束の7:30までまだ余裕がある。冷凍庫、冷蔵庫から出したものをアルミバッグに入れていたが、それらをザックに詰め替えたり、直ぐに動き出せるようにと車内で着替えたりした。
7:10に食うかいさんも到着。道志道の山中湖近くでバイクの事故があり、救急車が来ていたとのこと。幸いライダーは怪我で済んだらしいが、せっかくのツーリングで事故ったら辛いだろうなぁ。
タントが食うかい車を先導して、菜畑山登山口の曙橋へ。何しろ8年前に1度行ったきりなので細かいことは覚えていなかった。すれちがいは出来ない細い林道、そして急坂にヘアピンカーブの連続は結構緊張した。
終点のテレビ中継塔。この為に林道は作られた訳だ。(帰りに撮影したもの)
スマホで速報をアップしようと思ったら圏外だった(^_^;)
一昨年6月は菜畑山から今倉山に登り返し、道坂トンネルに戻ったが、こうして菜畑山直下にタントをデポすれば一周できるわけだ。
食うかい車に乗ってリスタート。
百戦錬磨(?)の食うかいさんはこの急坂もそこそこスピードが出しての運転、助手席に乗っている方が緊張した。
おっと、ここも撮っておこう。
道志道を右折し、県道24号へ。
県道なので道路幅は広いが、この道もヘアピンカーブの連続。車線をはみ出して来たオートバイにひやっとさせられた。
道坂トンネルの駐車場は先客が4台。食うかい車を駐車したところで満車になった。
「ドウザカって読むんだな。知らなかったよ」
彼の話を聞くまで「ドウサカ」だと思っていた。十数回も来ているのにね。
先客の男性はこのバス停に来るバスを待っているという。つまり、三輪神社から山頂を経由して回ってくるプランだ。
「3年前に自分も歩きました。長いですよ」とアドバイスをしてみたが・・・
8:25頃出発
10分ほどで稜線へ。今年の1月に来たときは雪で登山道が見えず、遠回りしたが今日はあっという間だ。
「今日のキツい登りは今倉山までですよ」とこの時点では本気で思っていた。
端境期だと分かっていたが、花は殆ど見つけられなかった。
「天気が良いとここから南アルプスがズラリ見えます。ほら、あそこ(↓)」 ※今年1月の画像
食うかいさんがヤマツツジに気付いた。旬は過ぎていたのでズームでは撮らなかったが、そこそこ華やかだった。
「これは何だい?」
「え~っと、見たことあるんですけど、調べてみます。」→ツクバネウツギ
汗もそれほどかかない位の気温で、登山には丁度良いコンディションだった。
食うかいさんは見上げる大木にほれぼれしていた。彼がこのルートを歩くのは9年ぶりで、緑濃いこの時期は新鮮に映ったようだ。
「そろそろ山頂ですよ~」
9:23 今倉山山頂。トンネルからほぼ1時間で到着。話しながらだったがほぼいつも通りだった。
先ずは記念写真
一休みしてブランチ。私はパン、食うかいさんはオニギリ。
数分後、ソロ男性が到着。先ほど駐車場で見かけた方だった。彼はこの後、赤岩や二十六夜山へ向かうとのこと。
そして私たちが出発する直前にソロ女性が到着した。行き先を聞かれて、菜畑山と答えると、彼女は赤鞍岳などまで行くことをイメージしたようだが、食うかいさんは「すいませんね~、俺たちは菜畑から降ります」と答えた。車をデポしたことは伝えなかったけど、彼女は分からなかっただろうなぁ。
9:39 菜畑山へ向けてリスタート。先ずは下る!
「カッコいいブナだなぁ」と食うかいさん。ついつい花を探して下ばかり見ていたが、見上げるブナはなかなか見事だった。
ヤマツツジがちらほら
K「おいおい、結構急だな」
N「そうですね、すっかり忘れていました。一昨年の記憶なんていい加減なものです」
N「このトラロープ新しいですよ。前回は無かったような」
この付近はかなりの急坂。上述のようにキツい登りは今倉山までと思っていたが、この付近のことはすっかり忘れていた。
「のぞむさん、これギンランじゃないか」
「うわ~、よく見つけましたね。」
「オレは初めてなんだけど、のぞむさんのレポにあったので分かったよ」
レポを作りながら気付いたが、これはササバギンラン。すると先週茅ヶ岳で見たのもササバだったか!
先ずはコンデジ
せっかく担いできたのだ。デジイチタイム!
フラッシュ使用。
さらに登る
展望が開けた。
「これは何だい?」
「え~っと、見たことあるんですけど、調べてみます。」→ユキザサ
「ヤブレガサの葉はいっぱいあるな。花は分かるかい?」
「そういえばちゃんと見たこと無いですね」
10:40 水喰ノ頭。今倉山から1時間はCT通りだった。
「ほら、テントウムシですよ!」花を探している時に虫を見つけるとちょっと嬉しい。
食うかいさんも撮影
この枝の伸び方は不思議な感じ
「ここにもギンランがあったよ」
「また先を越されちゃいましたね。」
さらに下る
時々定番アングルで
緩く登る
11:21 菜畑山へ。ネットで調べて分かっていたが、一昨年(画像)は残っていた東屋は撤去されていた。
勿論記念撮影。山梨百名山の標柱は新しくなっていた。(一昨年の画像)
んん、食うかいさんは何を撮っているんだ?
「ほら、アリがこいつを運んでるんだ。」
「よく見つけましたね~」
さぁて本日のメインイベント、流水麺を作ろう!
今回も食うかいカメラマンが激写!
「のぞむさん、じっとしていて。尺取り虫が帽子についてる」
「帽子を脱げるかい」
言われた通りにしたが、こんなに上手く撮っていた。さすがだぁ
あとちょっと・・・
今日は流水麺うどんに油揚げ、ワカメ、ネギ、カイワレ大根、卵焼きをトッピングしてみた。
→のペットボトルに入れた水を凍らせてアルミバッグに入れておいたが、そこそこ溶けておりイイ感じに冷え冷えになっていた。今倉山からここ菜畑山の山頂までは曇りがちだったが、おあつらえ向きに日が出て、冷たい麺が美味しいコンディションになった。ラッキーだ!
ポーズ♪ 食うかいさんにも喜んでもらえた。美味しいと言ってもらうと倍美味しいね。
うどんだけでは足りないので、オニギリもペロリ。我ながら燃費が悪い。
食事中に年配の夫婦が到着した。今倉山から赤岩方面に向かう人は居ても、こっちに来る人が居るとは思わなかった。
せっかく担いできたのだ。デジイチタイム!
一番高いのが大室山、右が加入道山、檜洞丸など←ネットで調べました。この時点ではボンヤリ(^_^;)
その右(西)側、畦ヶ丸辺り
富士はここに見えるはず(8年前の1月画像)だが、この通り。まぁ仕方ないね。
12:23 下山開始
超急下りを想像していたが、それほどでは無い。
「あれ、前はこんな所無かったですよ」
この辺も記憶に無いな~
比較的新しい道標。8年前はこれだった。こんな道でも整備されたのだ。
この倒木は面白い
12:41 ゴール! 下山は簡単な方がイイよね。簡単すぎるか・・・
タントと一緒に記念撮影
さぁて、超急坂ヘアピン林道を今度は私が運転して降りる番だ。食うかいさんにカメラをお願いした。
あれ、口が開いてる・・・
大室山が見える
こういう遊びも流石だね
スピードは20km/H弱。ノロノロだったことが分かるね~
曙橋へ戻ってきた。
再び県道24号を走る途中で、バイク事故現場を見た。周りに仲間が居て、心配そうに覗き込んでいたが、どうやらライダーは怪我をしているが、大丈夫そう。十数分後には救急車が到着していた。
道坂トンネルの駐車場に戻ると、今朝御正体へ向かうと話して居た方がもう戻ってきていた。超早いじゃん(゚-゚)
食うかいさんとはここで別れた。楽しい時間をありがとうございました!
風呂など寄らずに行けば、早めに帰れるかと思ったが、甘かった。天気の良い日曜日にドライブしたい人が多かったようで、道志道もそこそこの交通量。橋本近辺から八王子はさらに多くなり、帰宅は16:20頃。つまり3時間半以上かかってしまった。(>_<)
何かないとついつい職場に向かってしまう・・・
菜畑のネーミング
美しいよね♪
「いー枕」で「菜畑」の夢が見てみたい
そんなルートをありがとう。
(今倉山頂は、そんなポージングだよ)
のぞむさんは「☆」の評価でしたが
俺的には「☆☆☆」で大満足です。
疲れて家に着いて寝た寝たZZZZZZZZZZZZ
帰路は道志みちにしたけど
事故多かったね・・・
宮ケ瀬では
路肩にタヌキの死骸を2匹見ました。
(もしかしたらアナグマかも)
なんか考えちゃいました。
しっかり貫禄づいた「ハラ」を
8月のドックまでに何とかしたいです。
ご協力お願いしますね。
かき氷は大丈夫かな??
かき氷山行も楽しみです。暑~~い日を狙って行きましょう!