望の富士山(blog版)

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R1.8.5 西駒山荘のステキな時間 (5日その4)

2019-08-10 00:26:59 | カメラ散歩

西駒山荘に先に着いた食うかいさんから「望さん、今日の宿泊はオレ達2人だけだって」

(O_O) (゜д゜) (O_O) (゜д゜)

もう十数回山小屋に泊まっているが、貸し切りとはビックリだ。なお、土曜日は満員、日曜日も十数人泊まっていたとのこと。翌日も平日だが数人居るという。まさにエアポケット状態。

もうこんな幸運は無いだろう。この後、これがじわじわと効いてきた。

小屋の中は最近建てられたみたいに超キレイ!!!

先ずは小屋番さんからトイレの使い方。これが大事!

「ここ西駒山荘はトイレで出たモノをヘリコプターで下ろして処理します。この袋(下画像)を開けて、拡げて椅子に載せます。これはオムツの素材で出来ていますので、絶対にこぼれません。トイレットペーパーも一緒に入れてかまいません。用を足したら空気を抜いて縛ってください。それを専用の箱に捨ててください」

「オシッコはどうするんですか?」「男性用の小便器はあります」

「徒歩1分の所に水場があります。美味しいですよ」

事前に調べていなかったので、これは嬉しい。ハイドレーションで飲むものはとっくに常温になっていた。

食うかいさんの後についていく。ちゃんと水場を示す指導標も設置されていた。

お~、どばどば流れてるヾ(^V^)K

先ずは顔を洗った。そして少し残っていたカモノハシの中身を捨て、水を汲んで一気飲み。

冷たくて美味しい~ ヾ(^V^)K ヾ(^v^)k

勿論たっぷり汲んで小屋へ戻った。

山荘のすぐ前にある大正時代に建てられたという石室。ご自由にどうぞと言われ、入ってみた。

当時の写真が飾られていたり、ちょっとした資料館だ。こちら参照

「さっき汲んだばかりの美味しい水です。これで煎れたら美味しいですよ~」

食うかいさんにドリップコーヒーをご馳走した。

宿泊料金は6000円に夕食1500円で7500円也。

2階へ上がると、広い部屋に布団が二つだけ ヾ(^v^)k

先ずは汗をかいたウェア上下を着替え、ハンガーも4つお借りした。こんな贅沢ってないよね。

1階の食堂へ。暖かい番茶を頂いた。

「夕食は18時ですから、時間はたっぷりあります。周りを散歩してきたらいかがですか。将棋頭山まで直ぐですよ」と勧めてもらったが、生憎のガスガス

寝ると呼吸が浅くなって高山病が悪化する。何度も経験し、なるべくそれをしないように心がけていた。

でも、少し前から少し頭痛が始まっていた。効くかどうかはともかくバファリン(の類似品)を飲んで、横になった。

既に食うかいさんは気持ちよさそうに寝ている。アラームを20分後に掛け、布団は敷かずに横になった。

(-_-)zzz

アラームで起きたが、もうちょっと

(-_-)zzz

「お客さん、夕食の時間ですよ」

結局1時間半熟睡してしまった。幸い頭痛は治まっていた。

カレーのイイ匂い。私たち二人しか居ないのにデカイ鍋にカレーが出来ていた。

食うかいさんに撮ってもらった。疲れたアラフィフの顔しているなぁ

ちょっと食べてみた・・・美味しいヾ(^v^)k

ズームで撮る前に食べてしまったので、写真を撮る為にお代わり!

ヒヨコマメ、ヤングコーンの食感がイイ。また、トッピングのマッシュポテト、乾燥ごぼう、乾燥レンコンとカレーの相性抜群だ。レトルトのカレーを出して4桁という小屋も多い(らしい)が、ここのカレーはホントに美味しかった。

西駒んカレーと呼ばれているとのこと。レポを作りながら検索すると皆さんべた褒めだ。

山で食器を洗うとどうしても汚れた水が出てしまうので、協力して欲しいとのこと。ここに書いてあるようにキッチンペーパー、それと手持ちのウェットティッシュでで丁寧に拭いた。

窓の外は大分イイ感じになってきた。

将棋頭山まで行けば、御嶽山に沈む夕陽が見られるので、是非行ってみてくださいと熱心に勧められた。

もう着替えているが、寒さと防風を兼ねてレインウェア上下を着ていくことにした。午前中のミスを繰り返したくないので、手ぶらは止めておきたい。そこで、ザックの中身を全て出し、デジイチを入れてザックを背負うことにした。将棋頭山がどんなところなのかわからないしね。

布団の付近はちょっと散らかっているが、これが出来るのも貸し切りならではだ。

コンデジを首に掛け、ステッキを持って出発。

食うかいさんも上だけレインウェアを着ている。

ちょっと道を間違えたが、どうにか展望の効くところへ出た。

「将棋頭山はもう少し先だが、ここでイイだろう」「そうですね」

う~ん、山に沈む夕陽を見るのは無理かな~

せっかく持ってきたのだ。デジイチタイム!

撮っているときは気付かなかったが、小屋番さんの言うように御嶽山に沈んだみたい。

上画像トリミング

午前中に宝剣岳から撮ったもの。この平たい山頂の右辺りか?

などと撮っているときは気付かず、将棋頭山(多分)をズームしてみた。山名標かな。

山では無く、雲の中へ沈んだ

南アルプス方面だったかな。

そういえば食うかいさんが居ない。先に降りたのかな。

これ以上粘ってもドラマチックな眺めは見られないだろう。明るさが残っているウチに帰ることにした。

見上げる空には月が輝いていた。

小屋番さんは星空もキレイですよと勧めてくれたが、二人ともそれはせず、さっさと寝ることにした。

翌日は3:30にアラームをセットして、19:30には消灯。

 

続く

 

 


4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ゴジラ (食うかい)
2019-08-10 22:13:40
のぞむさん、優しいね~

あえて書かなかったんだろうけど
睡眠不足はやはりいけないよね。

疲れるだけでなく
怪獣のように寝ててもうるさい!!

その節は、のぞむさんにも
小屋の方にもご迷惑をおかけしました。

もう写真より
寝ていたくて・・・

そうそう
カレーのトッピングの盛り方
上手でしたね。

・・・なんてことも思っていましたよん
食うかいさん (のぞむ)
2019-08-11 07:38:10
いや~、イビキのことは書こうか迷ったんですけど、さすがにね~、御自らコメントするならここに書いてもいいかな。
確かにスゴイ音でしたね。小屋番さんとの話しのように○○○障害が原因かもしれませんよ。
でも、それが、睡眠不足の原因にはなっていません。音ぐらいは平気です。談合坂でタント泊しても寝ちゃいますから。それよりもアラフィフの身体の変化というか、自宅でも眠りが浅いのです(^_^;)
羨ましぃ~ (ピッケル君)
2019-08-12 10:45:41
西駒山荘 貸し切りなんて ラッキーですネ

カレーもむっちゃ美味そう!!!
7年前のGWに将棋頭でテント泊しましたが、雪を抱いた木曽駒が見事でした
ピッケル君 (のぞむ)
2019-08-12 20:19:59
さすがです。このエリアも歩いていましたか。この標高だとGWでも雪景色なのですね。

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