norinorimiffyの日記

きょう
だれかに ちょっと聞いて欲しいお話
お届けします  

ふるさと

2011年09月06日 | Weblog

夫が 宮城より 帰って来ました

父に会い 兄に会い そして 懐かしい方々に会ってきました

話や写真で見る以上に

実際に見た景色は 言葉にならない と 言っていました

写真で わたしも 記憶に残っている町の家々がなくなり

草が生えているのを見て 喪失と 半年の時間の流れを 感じました

 

でも そんな ふるさとをたずねた 夫の感想は

「やっぱり いいところだ」

そう なにもかもが なくなってしまっても

変わらずに あるものは きっと ある

風の中に 人々の暮らしの中に・・・

それは やはり その場に立ち そこの空気を吸って感じる 実感なのでしょう

 

たった 二日間 いただけなのに

言葉の端々に お国訛りがもどっていました

たくさん たくさん 話したんだね

わたしも その響きを聞きながら 少しふるさとの空気を感じることができました

 

昨年の 紅白で 嵐が 歌ったふるさと

この歌を口ずさみながら

夫の背中を押したわたしです

 

ふるさと

 

夕暮れせまる空に 雲の汽車みつけた

なつかしいにおいの町に 帰りたくなる

ひたむきに時を重ね 思いを紡ぐ人たち

ひとりひとりの笑顔が 今 ぼくのそばに

 

めぐり会いたい人がそこにいる

やさしさ広げて待っている

山も風も海の色も

一番素直になれる場所

忘れられない物語(うた)がそこにある

手と手をつないで口ずさむ

山も風も海の色も

そこは ふるさと

きみのふるさと

ぼくのふるさと

 

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