忙しいほうがいい。でも本当は・・・

時間が止まってしまうと、いろんなことを
考えてしまいます。
だから忙しいほうがいい。

でも、本当は・・・

のんき的視点~政権公約を検証する~

2009-08-02 00:02:59 | のんき的時事問題
数日間ですが、ちょっとばかし忙しかったので、中々皆さんのブログへの訪問ができ
ていません。気分がちょっと落ちていたこともあるのですが、間もなく再開
いたしますので、しばしお待ちを

一日あきましたが、麻生さんの政権公約も、ようやく通しでみることができました。



中味を検証する前に、特徴的なところを、ピックアップしてみます。

「ここ数年、経済と社会を活性化するために、改革に取り組んできました。しか
し、一方では、所得格差が拡大し、地方が疲弊するなど、ひずみが大きな問題と
なってきました。これを、このまま見逃すことはできません。行き過ぎた市場原理
主義から決別します。と、申し上げました。―――――私は、これまで、景気最優
先で政策を実行してきました。なぜなら、景気が回復しなければ、国民の暮らしも
安心できず、また、様々な政策を実現する為の、財源も出てこないからです。

甚だ異例なことですが、半年余りの間に、4度の予算編成を行いました。――――
これらの取組
の結果、株価は7050円くらいまで下がっておりましたが、このとこ
ろ、1万円台にまで回復してきて、この1週間。1万円が続いております。しかしなが
ら、――――国民の皆さま方に景気回復を実感していただくにまでには、至ってい
ないと思います。未だ、道半ばということです。たずなを緩めることなく、景気回
復を確かなものにしていく。これが、基本です」

これは、政権公約に入る前に麻生さんが話した内容です。

前半は、明らかに小泉改革への批判ですね。しかも全否定をせず、発生したひずみ
への批判を行っているところがにくい
これは、「行き過ぎた市場原理主義からの~」の件の前までの一人称は、「与党自
民党」であり、この後の件からの一人称は「私」となっていることからも伺知れま
す。

そして、この後に財源の話が登場しているところにご着目下さい。

きっと、麻生さんの考える本当の「財源」は、ここに集約されているのだと思いま
す。

この後、具体的に現在施行されている政策がいくつか登場します。

・雇用を維持する企業への補助制度
・失業保険を受け取れない人が、職業訓練を受ける場合に支給される給付金(10
万~)制度。
・妊婦検診を14回無料にする為の助成制度
・職業訓練を受ける場合の母子家庭への給付制度(14万円)

これらがあった上での時期選挙へ向けた、マニフェストではなく、「政権公約」を
彼は発表したのです。

この観点を抜きに、ただ彼が発表した政権公約のみに縛られていると、本質は非常
に見えにくいものになるのではないか、とのんきは考えます。

民主党などは、「4年前の政権公約の検証が必要である」と盛んに言っていますよ
ね。

だけど、4年前の公約を発表したのは小泉純一郎元首相であって、麻生さんじゃあ
りません。確かに解散して民意を問わなかったという批判は的を得ているのでしょ
う。

ですが、彼が就任した直後にリーマン崩壊に伴う世界大不況があったことを忘れて
はなりません。

そういった中で、「景気回復」こそが財源を生み、彼は現実問題として、立派にこ
の景気回復をやってのけたということ。彼が主張しているのはそういうことだと思
うのです。

このことは、彼が一貫して述べている、「景気回復後、速やかに消費税を引き上げ
る」というフレーズからもうかがい知ることができます。のんきが思うに、本当に
景気が回復すれば、おのずと税収もUPしているわけで、ひょっとするとその時に消
費税を引き上げる必要性がなくなっているのではないか、と考えます。

ちょっと長くなりましたね。記事を分けて見ます。


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