先日、日本テレビ「DREAM VISION」にて「アーチェリーの神業ロビンフッド成功の瞬間を撮りたい!」というものがやっていました。
その神業ロビンフッドというのは、簡単言えば「継ぎ矢」のことのようです。
30mの的の真ん中に刺さっている矢(当然ノックは付いていない)に対して、もう1本の矢を射ってそのまま入れてしまうという神業。
ロビンフットなんてやろうと思ってできるものじゃないですね。
というより、思いがけず練習中何度か「継ぎ矢」はしたことありますが、自分にとってカーボン矢に花を開かせて、矢2本ダメにするのは経済的に痛いところですわ。
その神業に挑戦する選手は、韓国代表で70mの世界記録保持者(348点)であるチョン・ジェホン選手。
ゲスト解説者には、アテネオリンピック女子日本代表の松下紗耶未選手。
アンタッチャブルの柴田にロビンフッドの難易度について問われ、
「狙って撃てるものじゃない。まず無理。」だと断言。
チョン選手も、
「正直狙ってできない。風もあって簡単にできないけどベストを尽くしたい」と話す。
そしてチョン選手のお腹を見たアンタッチャブルの山崎が
「若干メタボリック気味な・・・」とか言うと、
「胸の肉が下がったんです☆」と切り返して、
「こっち(トーク)の方もイケてて的を射てる」
なんてアンタッチャブルと小話披露。(笑
それからまずは見本というか小手調べ程度にりんごやプチトマトを20m先から射つ。当たり前の如く正確に当てる。
そして本題のロビンフッドに挑戦となり、狙うは30mの距離から直径6mmのカーボン矢の穴。
30回以上挑戦するがどれもこれも惜しく、収録日が大変な強風ってこともあるせいかなかなかロビンフットにはならず。
的をよく見てみると、ほぼX(10点)以内で、数本9点に外しただけという感じで、さすがトップアーチャー。
チョン選手の射型を見てると本当に不動の押し手で、ブレがないというかそのほかのところも全く動いていなくて無駄に動いている部分が見当たらないです。
そしてそれが毎回一定していてさすがレコードホルダーです。
一旦休憩後、奇跡が起こる。
カチャっていうあの独特の「継ぎ矢」音の後、見事に矢に矢がきれいにスッポリとはまって神業成功。
松下選手も「初めて見た!」とコメント。
メモリーカムというスーパーカメラで撮られた2000分の1秒のスーパースロー映像で、まさに見た目そのまま一本の矢になっていました。
凄いです。
これを見て、久しぶりにアーチェリーしたくなりました。でもロビンフッドは目指しません。(笑