フランスへの階段

変わったこと。昔は階段を一段ずつ登って行くイメージだったけど 今は一段ずつ降りて行きたい。

Lemon Tree

2017-02-13 10:41:44 | 日々感じたこと

こんな素敵な曲があるなんて知らなかった。

”Lemon Tree"

Fools Gardenというドイツのバンドの曲で、英語で歌われている。

そう言われてみると ドイツのポップスを聴く機会はほとんどない。

今回オーケストラの演奏曲にあって、動画を探して見つかった。

 

スモーキーな声がアンニュイな曲調に寄り添ってだるい日曜の午後を歌ってる。

1995年に世界的にヒットしたそうだから、きっと一度は耳にしたんだろうけど

記憶に残ってはいない。

歌詞が またまたよくて、こんな感じ。

 

I'm siiting here in a boring room

It's just another rainy Sunday afternoon

I'm waisting my time, I got nothing to do

I'm hanging arround, I'm waiting for you

But nothing ever happens-and I wonder

 

I'm driving arround in my car

I'm driving too fast and I'm driving too far

I'd like to change my point of view

I feel so lonely, I'm waiting for you

But nothing ever happens-and I wonder

 

I wonder how, I wonder why

Yesterday you told me about the blue blue sky

and all that I can see is just a yellow lemon tree

I'm turning my head up and down 

I'm turning turning turning turning turning arround

All that I can see is just another lemon tree


Sing! Dah,Dah Dah Dah Dah Dah Dila...


1番までの歌詞を書いてみました。


冴えない日曜日、だるくて頭の中に雲がかかってるみたいでベッドにもぐってしまう(2番の歌詞より)

そしてあの人のことを考えてしまう


個人的にそういう歌に癒されるのはなんでだろう。

ビューティフルサンデーもいいんだけど...

張り切り日曜日を歌った歌より、こんな歌の方が共感できる。


なーんにもしない する気にならない悶々とした日曜日を歌った歌が好きだ。


ところで、ここでいう”blue blue sky”と”a yellow lemon tree”の対比だけど

きのうあの人が話したというblue sky は今日どこにも見当たらず代わりにa lemon treeだけが

目に入るという歌詞から言って、レモンの木ってドイツではいいイメージではなさそうだ。

レモンツリーというタイトルと、古風なジャズ風な(という言い方がいいのかどうか)曲調から言って

カリフォルニアの辺のことを歌った、アメリカの古い歌かと最初は思った。


そしたら90年代のドイツですよ。やりますね、ドイツ。


もうひとつ、歌詞に必ず出てくる あなた のこと。

これは特定の思い人とも言えるし、漠然とハイな気分とか希望とも言えると思うけど

ひとつ思ったことがある。

きのうだったんだよね、その人と会って、blue sky について話したのは。

だったら、私だったら

今日はまだその余韻に浸ってすっごく気持ちいい気分満点で

日曜の午後をだらだら過ごすと思うんだけどなー


ということである。

みなさんは いかが思われるだろうか。


日曜の昨日は

English man in New Yoirk や Don't know why(ノラ・ジョーンズ)

の歌詞を確認したりして過ごした。

前者はいつも Stranger in New York と言ってしまう。

TV番組で知らない場所に行った人のバックに流れる定番曲だからだろう。

そして サビの部分の歌詞である ここ

I'm an alien, I'm a little alien

だと思っていたら、littleじゃなくて legalだった。

不法滞在じゃないエイリアン。ちょっと笑える。

改めて 歌詞を読んでみて いいなと思うのはやっぱり


Be yourself No matter what they say


言葉も同じで、尊敬すらされそうな英国出身のNY滞在者でも

違和感や軽い不快感を感じていて

それを溶かすことは無いと言っている

自分であれ と。


外国にいようが、日本にいようが

心に響くフレーズだと思いました。