いつか見た番組でこんな事を言っていた。
日本の馬は、気性が荒く、乗りこなすのが西洋の馬に比べて難しかった
その時にふと、犬に考えが及んだのを覚えている。
確かに犬も、西洋の犬はお行儀が良くどこにでも連れて行ける
一方、日本でそんな犬にお目にかかる機会は滅多にないな
と。
そして 今、子どもを産んだ私は 人間の子どもについても考えが及んだ。
私が見る限り、こちらの子どもたちは さめているというか、理屈をわきまえているというか
要するに 子どもにありがちな調子に乗ってるコが少ない。
親に 駄目と言われたら引き下がる。
保育園に預けられて お母さんが迎えにくるまでここにいてね と言われたらわりとすんなり受け入れる。
日本の子どもだったら 大暴れしそうな場面が違う展開になる。
3、4歳ぐらいの子どもだったら、しつけとか親の接し方の違いかと思うんだけど
2歳以下の子どもにそういう違いを見ると
民族に伝承される遺伝子の違いか と想像が膨らんじゃう。
羊のように従順そうなフランスの子たちと好対照だったのが、モロッコやアルジェリアなどのアラブ系の子どもたち。
まだ2、3人しか接していないのだけど、印象が強烈。
何がちがうって 目つきが違う。
うちのコが1歳になった頃、初めて公園に連れて行ったとき。
フランスの子どもたちは毛色の違う私たち親子に気がついても
絶対に近寄って来ない。遠巻きにちらっと見るだけ、または無関心。
警戒心がとても強い。
そこへ、目を輝かせてまっすぐ私たちの方にやってきたのがアラブ系の男の子。
不適な笑みを浮かべて、ぶしつけな視線を向けて、じーーーーと見てくる男の子。
かいとに何か言ったけど、もちろんかいとは理解できない。
しばらく私たちの周りをうろちょとして、またどこかへ行ってしまった。
彼らは、好奇心がとっても強くて、人好きで、じっとなんかしていない。
公園で私たちに接触してくるのはいつもそっち系の子どもたちだ。
いつか夫に なんでこっちのコはあんなに聞き分けが良い(だけど精気に欠ける目をしていて表情が乏しく見える)
のか 聞いてみたら
そりゃ 子どもだからと言って遠慮せず キビシくしつけるからだ
と言われた。
そうしないと、しつけておかないと 後々 学校に行かなくなったりとか(実際そういう子どもは日本より多い、
ただ勉強が嫌い 怠け者 という単純な理由で)
きちんとした大人になれない 可能性がある。
でも 日本じゃ 子どものうちはのびのびと と時にはやり過ぎぐらい甘やかしても
みんな きちんとした大人になっていく
中には真面目すぎるぐらいに。
夫の意見は、日本は社会的拘束力が強いので、学校で否が応でもそれらを身につけて行くが、
こちらは、社会的な拘束力が日本ほどなく ずっと好き勝手に生きて行く人もいる
というもの。
日本人は 自分をよく律し、きちんとしていて真面目 という一般論は、
4、5歳までの幼児には 当てはまらないのが おもしろいなと思いました。
日本の馬は、気性が荒く、乗りこなすのが西洋の馬に比べて難しかった
その時にふと、犬に考えが及んだのを覚えている。
確かに犬も、西洋の犬はお行儀が良くどこにでも連れて行ける
一方、日本でそんな犬にお目にかかる機会は滅多にないな
と。
そして 今、子どもを産んだ私は 人間の子どもについても考えが及んだ。
私が見る限り、こちらの子どもたちは さめているというか、理屈をわきまえているというか
要するに 子どもにありがちな調子に乗ってるコが少ない。
親に 駄目と言われたら引き下がる。
保育園に預けられて お母さんが迎えにくるまでここにいてね と言われたらわりとすんなり受け入れる。
日本の子どもだったら 大暴れしそうな場面が違う展開になる。
3、4歳ぐらいの子どもだったら、しつけとか親の接し方の違いかと思うんだけど
2歳以下の子どもにそういう違いを見ると
民族に伝承される遺伝子の違いか と想像が膨らんじゃう。
羊のように従順そうなフランスの子たちと好対照だったのが、モロッコやアルジェリアなどのアラブ系の子どもたち。
まだ2、3人しか接していないのだけど、印象が強烈。
何がちがうって 目つきが違う。
うちのコが1歳になった頃、初めて公園に連れて行ったとき。
フランスの子どもたちは毛色の違う私たち親子に気がついても
絶対に近寄って来ない。遠巻きにちらっと見るだけ、または無関心。
警戒心がとても強い。
そこへ、目を輝かせてまっすぐ私たちの方にやってきたのがアラブ系の男の子。
不適な笑みを浮かべて、ぶしつけな視線を向けて、じーーーーと見てくる男の子。
かいとに何か言ったけど、もちろんかいとは理解できない。
しばらく私たちの周りをうろちょとして、またどこかへ行ってしまった。
彼らは、好奇心がとっても強くて、人好きで、じっとなんかしていない。
公園で私たちに接触してくるのはいつもそっち系の子どもたちだ。
いつか夫に なんでこっちのコはあんなに聞き分けが良い(だけど精気に欠ける目をしていて表情が乏しく見える)
のか 聞いてみたら
そりゃ 子どもだからと言って遠慮せず キビシくしつけるからだ
と言われた。
そうしないと、しつけておかないと 後々 学校に行かなくなったりとか(実際そういう子どもは日本より多い、
ただ勉強が嫌い 怠け者 という単純な理由で)
きちんとした大人になれない 可能性がある。
でも 日本じゃ 子どものうちはのびのびと と時にはやり過ぎぐらい甘やかしても
みんな きちんとした大人になっていく
中には真面目すぎるぐらいに。
夫の意見は、日本は社会的拘束力が強いので、学校で否が応でもそれらを身につけて行くが、
こちらは、社会的な拘束力が日本ほどなく ずっと好き勝手に生きて行く人もいる
というもの。
日本人は 自分をよく律し、きちんとしていて真面目 という一般論は、
4、5歳までの幼児には 当てはまらないのが おもしろいなと思いました。