虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

コップのふち子さん風手品

2016-06-01 20:32:09 | 理科 科学クラブ

手品好きの小4のAちゃんといっしょに、

『不思議!おもしろ科学マジック』

(ナポレオンズ考案 米村でんじろう科学解説/主婦と生活社)

にあった「空中浮遊」という手品を作りました。

 

コップの縁に頭だけ乗せて浮遊する女の子。

以前、娘が集めていたコップのふち子さんという

フィギュアを思い出しました。

 

作り方は、画用紙に人形の絵を描いて

(人形の頭が10円玉より少し大きいくらいのサイズにします)、

人形が2体になるように画用紙を重ねて切り取ります。

2体の人形を糊で貼り合わせるのですが、

その際、頭の部分に10円玉をはさんでおきます。(セロテープ等で貼り付けます)

 

できあがり。

 

コップに頭を乗せて、足を支えていた手を離すと

空中浮遊しているように見えます。


算数の世界への興味につながる『ふでばこ作り』が流行中

2016-06-01 08:11:05 | 算数が得意?苦手?の分かれ目

今、教室ではふでばこ作り(ふでばこの中身も)が流行しています。

なかでも一番人気が、コンパス。

子どもから子どもへ、作り方が継承されていくうちに進化して、

最近はコンパスの先に折ったえんぴつの芯を取りつけて

本当に円がかけるコンパスを作るのが主流です。

えんぴつの芯の折り方は、まずえんぴつけずりで芯を思い切りとがらせてから、

えんぴつの芯の根元にゆっくり前後に力を加えると、

5ミリ~1センチほどの長さに折れます。

 

色紙をくるくる巻いて作る『くるくる棒』の先に

色紙を円すい形に巻いたものを貼りつけて作ったえんぴつに

少しだけ手を加えてコンパスにしています。

ものさしや分度器作りもとても人気があります。

 

コンパスや分度器、えんぴつ、ものさし、ふでばこ、などを作っていると、

算数の世界への興味が増すようです。

円をかける道具、角度を測る道具などに愛着が湧くし、

円すい形や箱の形の展開図への理解もすすみます。

 

写真は小1の子たちの作品です。