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伊那人のサッカーぶろぐ

二十年来のアルゼンチンファンである筆者「Menotti」のサッカー観戦記。U12の少年サッカーも応援しています。

負けなかった意味

2011年05月24日 00時50分49秒 | 少年サッカー

 

昨日は延期されていた6年生リーグの最終節が行われました。

飯島会場は高遠小学校に場所を移したのですが、この日も午後から雨の予報で、朝でこそ晴れ間も見えたのですが、Menottiが主審を務めた第一試合が始まる直前からパラパラと雨が降り出し、途中、強く降ったり、小降りになったりを繰り返していました。

この日は終始こんな天気で、午後はもっと強く降ってきました。Top伊那はこの日、2試合目から連続で箕輪、南箕輪との対戦でした。自力であと1勝すれば6位以内が確定し、ケーブルテレビ杯の出場権が得られます。

しかし今日の本当の勝負は、やはり因縁の南箕輪戦と言うことになるでしょう。
うちの現在4位に対し、南箕輪は3位と言うことだけではなく、去年の全少の印象がみんなにあるので、そして6年生リーグの最終戦、集大成という意味でも重要な一戦と位置づけていました。

第一試合はその南箕輪VS高遠の試合でした。正直、この2チームの力の差は歴然としていました。うちと中1試合で対戦する南箕輪から、何かヒントが得られるかという気もしていましたが、さすがにフィールドで1試合見ることで、だいぶ様子はわかりました。
ここで全部書くのもどうかと思うので、簡単にしておきますが、いずれにしても良く鍛えられていて、しっかり走る、とても良いチームと言うことは確かです。ここ近年、全少でも上位に何度も駒を進めているのは決して運ではないということです。アップを見ただけでも、きめ細かい指導が行き届いている印象を受けました。

結局、試合は14-0で南箕輪の圧勝でした。

次は今日のうちの初戦、対箕輪戦です。雨や汗を拭いて、審判服を着替えているうちにもう、試合は始まっていました。箕輪も、おそらく南箕輪ほどではないにしても、うちにとっては難敵であり、ただ、自分たちのサッカーをすれば勝てない相手ではないと踏んでいました。

うちは序盤から高いディフェンスラインを保ち、相手の攻撃の芽を摘んでいましたが、最初のうち、副審に見逃されるケースもあって、何度か危険な場面がありました。
明らかにオフサイドと思うと、DFが動きを止めてしまい、GKと1対1になってしまうのです。こういうところは難しいですが、一歩間違うと確実に失点ですから、注意が必要です。

こちらの攻めは、いつもCFに入っていた4年のY君がトレセンのために欠場で、代わりに最近うちに来ている元箕輪の女の子をおいていました。よく考えたら古巣対決ですよね。ただ、だからといって異常な闘志を燃やすこともなく、彼女はちょっと遠慮がちに、淡々と試合は進んでいました。

サイドは何とか機能していて、2列目のK君と絡めて、良い形も生まれていました。そしてそんな中、ゴール前のこぼれ球をサイドのG君が押し込み、先制します。良い流れの時の得点でした。

試合はこのまま後半へと進み、後半、ペナルティエリア内にドリブルで侵入したM君に相手DFが勢い付けてのショルダーチャージ。これは悪質ということで、PKの笛が躊躇なく響きました。
これをK君が落ち着いて決め、2-0とリードを広げました。そのまま終了。

まずは1勝を挙げ、ケーブルテレビ出場権を確保です。

雨も降ったりやんだりだったため、次戦は休憩もそこそこに吸い上げられました。うちにとっては若干不利とも思えたのですが、初戦より次の方が良かったりするので、後半、走り負けなければ良い勝負ができるのではないかと思っていました。

いざ、ふたを開けるとその通りの展開、というか、それは点数だけの話です。内容的には完全に押されていましたが、GKのA君の思い切りの良い守備と、運にも助けられて、何とか前半0-0で折り返すことができました。

おそらく前半、1点でも取られていたら、緊張の糸が途切れて、ワンサイドになっていたかも知れません。選手達の中にも、あと20分、頑張れば行けるのではないかという希望が生まれていたと思います。

前半、攻める方はほとんど良い形がなかったのですが、後半、右サイドのM君が、ワンチャンスを得意の角度から豪快に蹴り込んで、なんと先制点を挙げてしまいました。

これで相手も多少は焦ったと思いますが、そこは落ち着いてじっくり攻めれば、大丈夫と、セオリー通りに何度も攻めこんできました。

微妙なオフサイドの判定で、相手ゴールが取り消され、まだツキが残っていたかと思ったのもつかの間、ついに死守していたゴールを割られてしまい、同点です。そして結果、引き分けでした。

十分に善戦と言える内容だったと思います。

このレベルの相手に負けなかった意味は、全少に向け、大きかったのではないでしょうか。
もちろん勝てれば文句はないのですが、強い相手に対し、食らいついて離されない、メンタル面での意味のことを、試合後、少し言わせてもらいました。

上伊那のどのチームも対戦相手が決まっています。この6年生リーグの経験を活かし、少しでも上に行ってほしいものです。

 

 


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