理由もなく、男臭い兄弟の偉業の話しのような想像をしていた上に、不慣れな文体だったので、初めのうちは「全四巻なんて無理だったかな…」と半ば後悔していましたが、そんな風に思っていたのは途中まで。
次第に「この先どうなるのだろう」と気になり始め、気が付くと読み終えていました。
多分、この作品が書かれた当時の、宗教的な問題、民族的な問題などの歴史的背景を知っていれば、もっと堪能できたのでしょうが、そんなことを知らない私にとっても、いろいろな角度から『人間』が描かれているので、共感できたり、「それは、ありえないでしょう」なんて驚いたりと、とても面白い作品でした。
しかし、長編だったため、表面的な部分しか読めていないので、またじっくりと読んでみたいと思いますが、ドストエフスキーの他の作品にも興味がわいています。
次第に「この先どうなるのだろう」と気になり始め、気が付くと読み終えていました。
多分、この作品が書かれた当時の、宗教的な問題、民族的な問題などの歴史的背景を知っていれば、もっと堪能できたのでしょうが、そんなことを知らない私にとっても、いろいろな角度から『人間』が描かれているので、共感できたり、「それは、ありえないでしょう」なんて驚いたりと、とても面白い作品でした。
しかし、長編だったため、表面的な部分しか読めていないので、またじっくりと読んでみたいと思いますが、ドストエフスキーの他の作品にも興味がわいています。