即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日の不思議に思ったことを感じるままに。キーワードは、知的?好奇心、生活者発想。観る将棋ファン。線路内人立ち入り研究。

もしかして・・・さもありなん

2007年01月21日 20時00分45秒 | 雑感
テレビ局の相互浸透マスコミの横暴、と、今のテレビ局の番組制作スタッフや制作会社のことを書きました。

そして、先ほど、納豆ダイエット捏造で、もしかして・・・ という記事を書いたのだけど、ニュースによると、

「アメリカでの取材が難航し、期待していた教授に取材ができず、制作サイドが追い詰められたため、」

とあります。

詳しいことはわかりませんが、孫請けの制作会社のスタッフが、アメリカまで取材に行って、予定通りにことが運ばず、メインのその取材ができないと、全体構想にまで影響しちゃうので、えらいことになる。(事前の調査の質の問題ももちろんあるけど。)

制作費も嵩むし、スケジュール的にも間に合わなくなる。
別の企画を立ち上げて今から間に合わせるのは不可能に近い。
このままじゃ、大変だ。
始末書どころか、もう取引停止、出入り禁止になるな。
いや、損害賠償だな。
そうなると、自分たちはクビになるかも。
懲戒免職、だけではすまない、もっとえらいことにもなりかねない。

ほんと想像だけど、こんな状況が想定できます。

制作者としての技術、とか、志向もあるだろうけど、
この局面では、勇気、ですね。

それと、その会社の組織、とか体制、受発注全体のメカニズム。

今の世の中は、誰しも、保身だけを気にしている、
小さなサラリーマンが目立つ。

こんなことしたら大変だ、ことを穏便に。
うちうちだけで内密に処理して・・・。

お役所じゃないんだからさあ。

『すみませーん、失敗しましたぁ。
いろいろ動いたけど、うまく行かなかったんです。
申し訳ないでーす!』

って言うしかないですよ。

その一言が言えないから、
そこで、路頭に迷う、とか、子供が受験で、とか、
考えちゃうから、大事(おおごと)に。

リスクマネージメント、なんて言葉が思い浮かびます。

こんなことが起こっても不思議でないような図式は、
関西テレビだけでなく、
どこの局にもあるんじゃないかと思いますけど・・・。
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3 コメント

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もしかするかも? (Dancho)
2007-01-25 22:36:12
レスが遅れて大変恐縮ですが、TBありがとうございました。
本件も、不二家や雪印と同じで、nanaponさんご指摘の通り、さもありなんですね。

「ごめんなさい」の一言が言えないから、隠蔽工作が芋づる式に行われてしまう。
それがばれちゃったら…出てくるは出てくるわという感じになってしまう。

こういうことが起こるたび、きっと他人事と受け流してしまうから、こうなってしまうのでしょうね。

ばれちゃったものは仕方ないから、膿を一切合財出してしまって、畑村先生の「失敗学」に学んで、ゼロから仕切り直しして欲しいと願うばかりです。

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笑うしかない・・・。 (nanapon)
2007-01-28 13:32:54
Danchoさん、いつもコメントありがとうございます。

納豆の件、また記事書きましたし、TBさせていただきました。
週刊朝日の記者も言ってますが、今回については、頭にくるとかいうよりも、あまりのひどさに、笑っちゃいます、って感じですね。
返信する
Re:笑うしかない・・・。 (Dancho)
2007-01-29 21:51:47
全く同感です。

nanaponさんの28日の記事へTBさせていただきましたし、コメントもさせていただきました。

そちらに詳しく感じた事を書きましたので、ご覧いただけましたら幸いです。
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