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即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日の不思議に思ったことを感じるままに。キーワードは、知的?好奇心、生活者発想。観る将棋ファン。線路内人立ち入り研究。

朝日新聞be「フロントランナー」に渡辺竜王が

2011年09月11日 15時19分02秒 | 将棋
昨日の朝日新聞のbeのフロントランナー。

村上記者の記事、《「羽生を震わせた男」の勝負勘》がよかったです。



すごーくいい記事ですね。

渡辺明というトップ棋士の魅力をいろいろな角度からしっかりと伝えています。

序盤に時間をかけないなどの合理性、をはじめとした将棋に関する考え方。
普段の生活。中心になる研究の仕方やこつ。
今後の目標、進化するコンピュータのこと、棋界の将来像、自身の役割、そして、ブログのこと、などなど。
聞きにくいことも含め、的確に竜王の棋風や人間的魅力を描いています。


他社主催の竜王戦、王座戦のこともしっかり書いてるし、朝日の立場で言えば、名人戦、順位戦をアピールすることに重きを置きそうだけど、そういった計算は一切なく、棋界全体のこと、将棋の魅力についてしっかり取材しています。

8年ぶりの挑戦者として迎えた王座戦、そして来月から8連覇を目指す竜王戦、秋競馬でなく、秋将棋の主役は間違いなくこの人です。

羽生世代とは明らかに違う考え方、生き方の27歳の若者。
竜王というタイトルが、彼の将棋や人間的な器を一段と大きくしたのだと思います。

兵が勢揃いの羽生世代、そして後からどんどん迫ってくる広瀬王位たちの若手をも押しのけて、果たして、棋界の主役となることはできるのでしょうか?
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