即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日の不思議に思ったことを感じるままに。キーワードは、知的?好奇心、生活者発想。観る将棋ファン。線路内人立ち入り研究。

「す」で書くこと

2008年11月17日 20時39分32秒 | 将棋
竜王戦第三局のこと、ショックを隠しきれず、落ち込み状態の中で、呆然として書きました

応援しているファンがこんなにへこんでいたら本人にも申し訳ないという気持ちも当然ありつつも、素直な気持ちを綴ってしまった。

Danchoさんには、当然ながら、しっかりせいよ、と励まされつつも、応援の真髄、極意を授かった。(Danchoさん、ありがとうございました。)

ものぐさ将棋観戦ブログのshogitygooさんからは、『将棋の勝ち方教室by Dr.Habu 竜王戦第三局 渡辺竜王vs羽生名人』という記事の中で、こんな風に紹介されてしまった。
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ところで、第三局を受けて、将棋系ブログをしている人間の中では恐らくもっとも性格の良いnanaponさんが、こんな記事を書かれていました。nanaponさん、変な形容で紹介してしまってごめんなさい。でも、記事を読んで、本当に渡辺竜王に肩入れして応援していて、なおかつ本当にガッカリしているのが、濃紺の画面全体からにじみ出てくるかのように感じてしまう程、あまりによく伝わってきたので。人が落ちこんでいるところを申し訳ありませんが、気持ちがストレートに伝わってきて、なんかいいなーと思って、こちらはちょっとなごんでしまいました(笑)。
こんなに一生懸命応援しているかわいそうなファンもいるのだから、渡辺竜王もここは一つ頑張ってあげてください(笑)。
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出だしの一行で冷静さがなくなってしまったよ。
(本音?ジョーク?冷やかし?いやみ?なんかたくらんでる?と、即座に頭が回転して・・・。いや、すみません、素直でなくて。)

そして、コメント欄でも、このように。↓
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>性格のいい人、ことnanaponさん
いや、ネタみたいに登場させてしまって申し訳ありませんでした。ざ・たっち(彼らはお元気なのでしょうか)の片割れということでお許しください。あまりご自身では意識されていないかもしれませんが、敗戦のショックのためか、あの記事はかなり「す」で書かれている感じがして、とてもよかったです(笑)。nanaponさんの場合、こういうことを書いてしまうと、ちょっと仕返しが怖いです。どうぞ勘弁してください(笑)。
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将棋系ブログをしている人間の中では恐らくもっとも文章力、表現力が豊かな(名人戦の文章力名人戦の文章力・その2)shogitygooさんに、
本当にガッカリしているのが、濃紺の画面全体からにじみ出てくるかのように感じてしまう程、あまりによく伝わってきた。
気持ちがストレートに伝わってきて、なんかいいなーと思って、こちらはちょっとなごんでしまいました。
「す」で書かれている感じがして、とてもよかったです。

と書いていただきました。

人によって受け取り方は違うだろうけど、
shogitygooさんの言葉を真に受けると、やっぱり、
「す」の方が、気持ちが伝わりやすいんだな。。。

たしかにあの《3連敗かぁ・・・》という記事は、
うまく書こうとか、説得力あるように慎重に書こうとか、いつもは多少なりともある(あまりいい意味でない)見栄とか自己顕示欲とか受け狙いも何もなく、素直にその時のありのままの気持ちを書いた。

肩の力が抜けてるってこと。
野球であれば、その方がスピードが出るしコントロールもいい。
伸び伸びと自然にできる。
そういうことなのかな。

もしそうであれば、日頃からかっこつけず、思いつくまま「す」の自分を出して、書けばいいんだよね。

閑話休題。
shogitygooさんに紹介されたことで、過去最高のものすごいアクセス数!になってます。(アクセス元がものぐさ将棋観戦ブログというのがすごい数!)

以前、プロ棋士の方々から紹介された時以上の大反響です。

これは、

1.すでにshogitygooさんがアルファブロガーだということなのか。
「ものぐさ将棋観戦ブログ」が、しっかりした固定ファン層を捕まえて、『ものぐさブランド』が確立・定着している証だということなのか。

あるいは、

2.今、世間で大注目を浴びている渡辺・羽生の竜王戦の記事だからなのか。(証拠↓)

片上五段こう書いてます
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すこし前からブログのアクセス数を記録しているのですが、どうも竜王戦の対局二日目、それと対局翌日は、アクセスが伸びているようです。僕が指しているわけではないのですが、結果をチェックするついでに流れてくるのでしょうか。

他のタイトル戦や大きな対局では、多少は伸びてもここまでの値動きではなかったように記憶しています。やはり今回の竜王戦が、例年以上に大きな注目を集めていることを実感しました。
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3.そして、その両方なのか?


さて、話を戻して、

shogitygooさんのおかげで、
「す」の自分、「す」で書くことの大切さ、を再認識しました。
ありがとうございました。

最近、そうじゃなかったな。
いろんな不純な思いが入り込んでいたな。
ブログに慣れてきていた自分を反省。

ここで、お望み通り、仕返しです。

shogitygooさん、以前の下記のような芸風は、封印したのでしょうか?
変節ですか?
とても、好きだったのに、こういう芸風が↓。(まだまだあるけどほんの一部。)

いやー、今日は暑かったすねーー。当然、今ビールをガンガンやっていて、結構キケンな状態です。誰かに、お酒を飲んでブログを書いたりネットにのせたりしてはいけないという法案を国会に提出してもらいたいくらいだよ。

さて、私はこの後は、IWハーバーに切り替えてまだまだ飲みます・・って、このヨッパライが。

羽生善治「決断力」
連休中にコートダジュールで優雅にこの本を読みました。

shogitygooさんのこういうフレーズ。いいでしょ?

shogitygooさん、変な形容で紹介してしまってごめんなさい。
気持ちがストレートに伝わってきて、なんかいいなーと思って、こちらはちょっとなごんでしまいます(笑)。
こんなに一生懸命(バカンスに行こうが、お酒を飲もうが)将棋のことを日夜真剣にブログに書いているファンもいるのだから、棋士を始めとした将棋関係者の方々、ここは一つ棋界をますます盛り上げるために頑張ってあげてください(笑)。
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3 コメント

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そーきましたか (単なる酔っ払いのshogitygoo)
2008-11-17 22:45:41
し、仕返し、本当にされた・・。コメントに書いたことは「仕返ししてくれ」というリクエストじゃなかったのに・・。
アクセス数については片上説が正しいです。じつはあの記事で私も過去最高のPVを記録しました。それがよりによってnanaponさんいじりの回に重なってしまったというわけです。
「す」というのは皮肉でもなんでもなくて、本当にとてもいい感じだと思ったのです。私だけじゃないです。Twitterでもこんな意見がありました。
「これが真の将棋ファンの姿なんですね。美しい!」
(KIYO_KIYOさんのtwitterより)
そうですか、過去暴露という戦術で来られましたか・・。顔から火が吹き出るくらい恥ずかしいじゃないですか。どうしてくれるんですか。これから今日もIWハーバー、飲まなきゃいけないじゃないですか。
いや、そんなことない。冷静に考えると、私はもっと恥ずかしいこと、昔は平気でジャンジャン書いていた。nanaponさんは、そういうのは武士の情けで暴露をやめてくださったんだ。
ありがとう、nanaponさん。なんて神様のように優しい人なんだろう。
やっぱり、将棋ブログを書いている人間では、一番性格がいい。・・くっ。
返信する
がっかりすること自体は… (Dancho)
2008-11-18 07:48:35
悪いことでは、確かにないと思いますよ(笑)。
それが、そのときのnanaponさんの気持ちを素直に表現しているものなのですから…。

それを「言ってしまえ!」というところは、nanaponさんの良さであると思っています。
(だから、小生が「師匠」とさせていただいている理由でもあります。)

まぁ、小生の母校が「応援団」じゃなくて「応援指導部」なのは、nanaponさんが表現している「応援の極意」の本質の部分を大事にしましょうね…という意味もあるので…。
応援する集団があきらめちゃったら、本当におしまいになっちゃうじゃないですか…それではいけないだろうと…。

答えを先出ししてしまった感はありますが、「応援する」ことの意味みたいなものは、別立てで記事にしますので、お楽しみに…。

別な見方をすれば、渡辺竜王の根性というか、底力を見ることができるシリーズになりましたから、楽しみです。
当の本人が多少気落ちしているのが、気になるんですけれど、もし渡辺竜王に声が届くなら、まだ応援している人達がごまんといるんですよ…ということでしょうかね。

とにかく第4局…渡辺竜王の巻き返しと、羽生名人がそれを受けて立つ姿…堪能したいと思います。

ちなみに、小生の場合、渡辺竜王のブログのTB反映が、IP数とPV数に影響するみたいです。
ですが、過去最高ではありません。
(去年の「あの事件」の時の方が、よっぽど凄かった…。)
返信する
コメント、ありがとうございます。 (nanapon)
2008-11-20 18:19:54
☆単なる酔っ払いのshogitygooさん、こんばんは。

>し、仕返し、本当にされた・・。コメントに書いたことは「仕返ししてくれ」というリクエストじゃなかったのに・・。

えー?!そうじゃなかったんですか?
いやよいやよも好きのうち、ってやつじゃなかったんですか?
なーんだ、もしそうなら読み違いです。失礼しました。(笑)

>アクセス数については片上説が正しいです。じつはあの記事で私も過去最高のPVを記録しました。それがよりによってnanaponさんいじりの回に重なってしまったというわけです。

そうでしたか。竜王戦効果ってすごいことですね。
過去最高の大勢の観客の面前でいじられたということですか。
光栄のような、赤面しちゃうような。。。

>「す」というのは皮肉でもなんでもなくて、本当にとてもいい感じだと思ったのです。私だけじゃないです。Twitterでもこんな意見がありました。
「これが真の将棋ファンの姿なんですね。美しい!」(KIYO_KIYOさんのtwitterより)

KIYO_KIYOさん、ありがとうございます。
KIYO_KIYOさんって、わかる人にはわかるけど、なんか他人とは思えない、です。

>そうですか、過去暴露という戦術で来られましたか・・。顔から火が吹き出るくらい恥ずかしいじゃないですか。

戦術としては、基本的だし、稚拙で申し訳なかったけど、やはりこの手がshogitygooさんには一番効果的かな、と思った次第で。

>いや、そんなことない。冷静に考えると、私はもっと恥ずかしいこと、昔は平気でジャンジャン書いていた。nanaponさんは、そういうのは武士の情けで暴露をやめてくださったんだ。
ありがとう、nanaponさん。なんて神様のように優しい人なんだろう。
やっぱり、将棋ブログを書いている人間では、一番性格がいい。・・くっ。

単純に過去暴露されたので、ひどいじゃないか、という結論にせず、さらに深く読んで、指し手の持つ意味を探っていく。そういう分析やイマジネーションが、shogitygooさんの棋風だし、インテリジェンスです。
今後ともよろしくお願いします。

☆Danchoさん、こんばんは。

>それを「言ってしまえ!」というところは、nanaponさんの良さであると思っています。

どうも我慢できにくいタイプなんですね。
他人を傷つけないような配慮さえしておけば(それでもしちゃうときはしちゃうんだけど。)、えーい、行っちゃえ、というか言っちゃえ、と。
あとは、野となれ山となれ。

>まぁ、小生の母校が「応援団」じゃなくて「応援指導部」なのは、nanaponさんが表現している「応援の極意」の本質の部分を大事にしましょうね…という意味もあるので…。応援する集団があきらめちゃったら、本当におしまいになっちゃうじゃないですか…それではいけないだろうと…。

はい。そうですね。応援指導部かあ。
応援スピリッツ普及啓蒙部?

>答えを先出ししてしまった感はありますが、「応援する」ことの意味みたいなものは、別立てで記事にしますので、お楽しみに…。

はい、入魂のやつ、ひとつ、たのんまっせ!

>別な見方をすれば、渡辺竜王の根性というか、底力を見ることができるシリーズになりましたから、楽しみです。

そうですよね。それが見られるのは楽しみです。どういう戦い方をするのか、目が離せません。

>ちなみに、小生の場合、渡辺竜王のブログのTB反映が、IP数とPV数に影響するみたいです。ですが、過去最高ではありません。
(去年の「あの事件」の時の方が、よっぽど凄かった…。)

うーん、思い出したくないあれですか。
新たな入魂記事で、最高記録を更新して、過去を払拭してください。
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