スペイン悲願の初V!イニエスタ亡き盟友に贈る決勝点 (夕刊フジ) - goo ニュース
激しい試合でした。
ずっと起きていて観ちゃいました。
華麗なパスワークを思うようにはさせないディフェンスも含め、イエロカード乱発のエキサイティングで熱い試合運びはオランダペースかと思ったのだけど、イニエスタにやられましたね。
タコのパウル君の予想通り、ぶざまにやろうとしても勝てなかったです。
イニエスタ、イエローカード覚悟でユニフォームを脱いだのは、そういうことだったんですか。
どうしてもこの思いを伝えたかったことが、ゴールへのモチベーションにもなったわけですね。
ワールドカップに賭けるそれぞれの強い想いというのを感じます。
いかにもスペインらしい素晴らしい初優勝でした。
いや、この一ヶ月間、すっかり堪能しました。
前回、前々回よりも興奮したし、印象に残った大会でした。
しばらくはボーっとしていそうです。
下記、セルジオ越後さんのtwitterでの質問に対する回答です。
端的にわかりやすく答えているのはさすがですね。
もっとたくさんあったのだけど、代表的ないくつかをご紹介します。
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Q1:オランダ戦の中村俊輔の投入について。1点リードした後相手がペースチェンジしたため(前掛かりでこなくなった)、結果的に岡田監督が期待したタメをほとんど作れていなかったように思います。動きでかき回せる森本の投入など別の選択肢はなかったでしょうか。
A1:試合後、本人も「迷惑かけてしまった」とコメントしたように、全く機能できていなかった。強烈なスピードがあるわけでも、激しいプレスができるわけではない。チームの戦い方が守備的にシフトしたことによって、彼の良さが生きなくなってしまったと言える。
Q2:オランダ戦後、日本の組織的なディフェンスは国外メディアからも高い評価を得たようです。世界と互角に渡り合うためにも、この堅守と速攻を今後の日本サッカーの指針とすべきだと思いますか。
A2:力の劣るチームは、今回のように、守備を固めてワンチャンスを狙うしかない。残念ながら、世界との差はまだあまりにも大きい。例えば、ライバルである韓国と比べてみても、その差は明らかに広がっている。それは真摯に認める必要がある。
Q3:大会の主役候補として注目を集めるメッシについて。グループステージでは無得点に終わりましたが、持ち味を十分に発揮できているのでしょうか。仮に今のアルゼンチンでメッシがより生きる起用法があるとすれば、どんなポジション・役割だと思いますか。
A3:ポストに嫌われてることもあり、ゴールは決めていないが、メッシのプレーの質自体には何の問題もない。一つ言えるのは、代表ではバルセローナよりもプレーゾーンが低いこと。今後、試合展開によっては、もっと高い位置に彼を置く必要が出てくるかもしれない。
Q4:2006年のドイツ大会と比較すると、ミドルシュートや直接FKのゴールが非常に少ないように思えます。高地やボールの影響が指摘されていますが、それ以外に戦術的な部分などで何か要因はあると思いますか。
A4:高地やボールの質の影響も多少はあるかもしれないが、それよりも、ピッチの影響が大きいように思う。今大会のスタジアムは、やわらかいピッチが多く、足を取られる選手も目立つ。また、芝の長さも微妙に影響を与えている可能性がある。
Q5:デンマーク戦は、結果は無論、先制、追加点、3点目を的確に奪った試合運び、選手たちの冷静なプレーや監督の采配など真剣勝負の場で強豪相手に近年最高の内容を披露したと素直に感激しました。粗探しではないが、あえて注文をつけるとすればどこなのでしょう。
A5:相手は勝利が必要な状況で試合開始から猛攻を仕掛けてきた。その時、優位な立場の日本はバタバタしていたので、そのあたりは問題。 2点はFKで、それ以外にチャンスは少なかったし、相手が自滅した部分もあった。それほど素晴らしい内容だったとは思わない。
Q6:互いにリスクを冒しにくくなるW杯のような真剣勝負の舞台であれば、今の日本代表は高い守備力を発揮できることが分かりました。今の戦い方をベースに今後攻撃面を強化することは可能でしょうか。可能だとしたら、そのためには具体的に何をすべきなのでしょうか。
A6:パラグアイ戦でパスが通らなかったのは相手のプレスが強かったから。激しい試合の中だとどうしてもテクニック面の差が出てしまう。守備重視のサッカーをしていたことも要因の一つ。今後はプレッシャーの激しい中でも通用する技術を身に付けなければならない。
Q7:今大会4戦中、パラグアイ戦はパス成功率が53%と最低を記録。この数値だけで一概に戦い方を評することはできませんが、有力チームの多くが70%台と見劣りするのは事実です。この数字から読み取れる日本の課題とは。それはパラグアイ戦に影響しましたか。
A7:ニュージーランドも然り、守備重視は弱いチームの戦い方で、ドローくらいまでは持ち込める。攻撃の強化に関しては、日本サッカー全体で真剣に考えるべき。攻撃は個人の能力が大きいから、Jでも育成レベルでも点が取れる選手を育てる環境を作る必要がある。
Q8:南米からの出場5カ国がすべて16強入りし、8強の半分を占めました。欧州勢の不振が目立つ一方で、ブラジル、アルゼンチンの2強はもちろんのこと、南米勢がこれだけ躍進した背景や理由は何なのでしょうか。コンディションの問題だけではないと思うのですが。
A8:南米のチームの最大の特長は、パスだけでなく、ドリブルで仕掛けられる選手が多いこと。これだけ守備を重視するチームが多いと、パスだけで崩すのは難しい。ヨーロッパでも勝ち上がっているチームは、個人で仕掛けられる選手を多く抱えているチームだ。
Q9:岡田武史監督は今大会限りで日本代表監督を退く意向を示唆しました。新監督を迎えるとしたら、どんな条件を満たしている指揮官が日本代表の強化をスムーズに促してくれると思いますか。具体的な監督をイメージしているのであれば名前と理由を教えてください。
A9:一番の問題は監督を誰にするかじゃない。重要なのは、協会、強化委員会が目標や評価基準を監督にきちんと提示すること。ノルマを果たすのが監督の仕事だし、それがなければ監督も明確な働きができない。強化という点では強豪国とのマッチメークも重要になる。
Q10:W杯は見本市のようなもの、と言われることもあります。今回出場したの中で、組織的な守備が通用することを実証した日本代表が今後、世界と互角以上に渡り合うために模範とすべき代表はありましたか。あったとしたらどんな部分を見習うべきなのでしょうか。
A10:日本の守備はそこそこ通用したけど、必死に守るだけだったとも言える。今後はどの代表を見習うと言うより、やはり攻撃力アップが必要。ただ、急に優秀なFWが出てくるわけではない。攻撃層を厚くするのは強化委員会の仕事で、彼らは改革の意識を持つべきだ。
Q11:今大会を通してみて、ポスト・ワールドカップに影響を与えそうな戦術的トレンドは何かありましたか。あったとしたら、その戦術的要素によって今後のサッカー界はどのように変化していくのでしょうか。
A11:目立った戦術的トレンドはなく、クラブの日程が先行し選手の状態が悪いという現象が気になった。サッカー界がクラブ優先になっているため、大会前にけが人が出たりメッシなどスターの出来は決して良くなかった。W杯の開催時期は再検討されるかもしれない。
Q12:今大会を通じて、4年前の前回大会より「サッカーが進化した」と感じられた部分は何かありましたか。具体的に教えてください。また、それは選手、監督、ファン、FIFA、スポンサー、誰にとって最も望ましい進化でしょうか。
A12:進化した部分は特になかった。その逆で大味な大会でファンにとっては少し残念なW杯だった。期待されていたカカー、C・ロナウド、ルーニー、メッシなどはコンディションが悪くプレーも良くなかったし、開催地のアフリカ勢も軒並み早々と敗退してしまった。
Q13:大会を総括して今回のワールドカップを成功と言うことは可能でしょうか。初めてアフリカで開かれた大会の意義をどんなところに感じていますか。また、この大会は、アフリカとアフリカサッカー、更には世界的視野で見たサッカー界に何をもたらすと思いますか。
A13:南アフリカとしては国民を一つにし世界に国をアピールできて成功だった。ただ、治安が悪いと報道されたせいか観客数は少なかったし、外装とは対照にピッチが悪かった点はマイナス。アフリカ全体で言うと、早期敗退したチームが多く課題が噴出した大会だった。
激しい試合でした。
ずっと起きていて観ちゃいました。
華麗なパスワークを思うようにはさせないディフェンスも含め、イエロカード乱発のエキサイティングで熱い試合運びはオランダペースかと思ったのだけど、イニエスタにやられましたね。
タコのパウル君の予想通り、ぶざまにやろうとしても勝てなかったです。
イニエスタ、イエローカード覚悟でユニフォームを脱いだのは、そういうことだったんですか。
どうしてもこの思いを伝えたかったことが、ゴールへのモチベーションにもなったわけですね。
ワールドカップに賭けるそれぞれの強い想いというのを感じます。
いかにもスペインらしい素晴らしい初優勝でした。
いや、この一ヶ月間、すっかり堪能しました。
前回、前々回よりも興奮したし、印象に残った大会でした。
しばらくはボーっとしていそうです。
下記、セルジオ越後さんのtwitterでの質問に対する回答です。
端的にわかりやすく答えているのはさすがですね。
もっとたくさんあったのだけど、代表的ないくつかをご紹介します。
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Q1:オランダ戦の中村俊輔の投入について。1点リードした後相手がペースチェンジしたため(前掛かりでこなくなった)、結果的に岡田監督が期待したタメをほとんど作れていなかったように思います。動きでかき回せる森本の投入など別の選択肢はなかったでしょうか。
A1:試合後、本人も「迷惑かけてしまった」とコメントしたように、全く機能できていなかった。強烈なスピードがあるわけでも、激しいプレスができるわけではない。チームの戦い方が守備的にシフトしたことによって、彼の良さが生きなくなってしまったと言える。
Q2:オランダ戦後、日本の組織的なディフェンスは国外メディアからも高い評価を得たようです。世界と互角に渡り合うためにも、この堅守と速攻を今後の日本サッカーの指針とすべきだと思いますか。
A2:力の劣るチームは、今回のように、守備を固めてワンチャンスを狙うしかない。残念ながら、世界との差はまだあまりにも大きい。例えば、ライバルである韓国と比べてみても、その差は明らかに広がっている。それは真摯に認める必要がある。
Q3:大会の主役候補として注目を集めるメッシについて。グループステージでは無得点に終わりましたが、持ち味を十分に発揮できているのでしょうか。仮に今のアルゼンチンでメッシがより生きる起用法があるとすれば、どんなポジション・役割だと思いますか。
A3:ポストに嫌われてることもあり、ゴールは決めていないが、メッシのプレーの質自体には何の問題もない。一つ言えるのは、代表ではバルセローナよりもプレーゾーンが低いこと。今後、試合展開によっては、もっと高い位置に彼を置く必要が出てくるかもしれない。
Q4:2006年のドイツ大会と比較すると、ミドルシュートや直接FKのゴールが非常に少ないように思えます。高地やボールの影響が指摘されていますが、それ以外に戦術的な部分などで何か要因はあると思いますか。
A4:高地やボールの質の影響も多少はあるかもしれないが、それよりも、ピッチの影響が大きいように思う。今大会のスタジアムは、やわらかいピッチが多く、足を取られる選手も目立つ。また、芝の長さも微妙に影響を与えている可能性がある。
Q5:デンマーク戦は、結果は無論、先制、追加点、3点目を的確に奪った試合運び、選手たちの冷静なプレーや監督の采配など真剣勝負の場で強豪相手に近年最高の内容を披露したと素直に感激しました。粗探しではないが、あえて注文をつけるとすればどこなのでしょう。
A5:相手は勝利が必要な状況で試合開始から猛攻を仕掛けてきた。その時、優位な立場の日本はバタバタしていたので、そのあたりは問題。 2点はFKで、それ以外にチャンスは少なかったし、相手が自滅した部分もあった。それほど素晴らしい内容だったとは思わない。
Q6:互いにリスクを冒しにくくなるW杯のような真剣勝負の舞台であれば、今の日本代表は高い守備力を発揮できることが分かりました。今の戦い方をベースに今後攻撃面を強化することは可能でしょうか。可能だとしたら、そのためには具体的に何をすべきなのでしょうか。
A6:パラグアイ戦でパスが通らなかったのは相手のプレスが強かったから。激しい試合の中だとどうしてもテクニック面の差が出てしまう。守備重視のサッカーをしていたことも要因の一つ。今後はプレッシャーの激しい中でも通用する技術を身に付けなければならない。
Q7:今大会4戦中、パラグアイ戦はパス成功率が53%と最低を記録。この数値だけで一概に戦い方を評することはできませんが、有力チームの多くが70%台と見劣りするのは事実です。この数字から読み取れる日本の課題とは。それはパラグアイ戦に影響しましたか。
A7:ニュージーランドも然り、守備重視は弱いチームの戦い方で、ドローくらいまでは持ち込める。攻撃の強化に関しては、日本サッカー全体で真剣に考えるべき。攻撃は個人の能力が大きいから、Jでも育成レベルでも点が取れる選手を育てる環境を作る必要がある。
Q8:南米からの出場5カ国がすべて16強入りし、8強の半分を占めました。欧州勢の不振が目立つ一方で、ブラジル、アルゼンチンの2強はもちろんのこと、南米勢がこれだけ躍進した背景や理由は何なのでしょうか。コンディションの問題だけではないと思うのですが。
A8:南米のチームの最大の特長は、パスだけでなく、ドリブルで仕掛けられる選手が多いこと。これだけ守備を重視するチームが多いと、パスだけで崩すのは難しい。ヨーロッパでも勝ち上がっているチームは、個人で仕掛けられる選手を多く抱えているチームだ。
Q9:岡田武史監督は今大会限りで日本代表監督を退く意向を示唆しました。新監督を迎えるとしたら、どんな条件を満たしている指揮官が日本代表の強化をスムーズに促してくれると思いますか。具体的な監督をイメージしているのであれば名前と理由を教えてください。
A9:一番の問題は監督を誰にするかじゃない。重要なのは、協会、強化委員会が目標や評価基準を監督にきちんと提示すること。ノルマを果たすのが監督の仕事だし、それがなければ監督も明確な働きができない。強化という点では強豪国とのマッチメークも重要になる。
Q10:W杯は見本市のようなもの、と言われることもあります。今回出場したの中で、組織的な守備が通用することを実証した日本代表が今後、世界と互角以上に渡り合うために模範とすべき代表はありましたか。あったとしたらどんな部分を見習うべきなのでしょうか。
A10:日本の守備はそこそこ通用したけど、必死に守るだけだったとも言える。今後はどの代表を見習うと言うより、やはり攻撃力アップが必要。ただ、急に優秀なFWが出てくるわけではない。攻撃層を厚くするのは強化委員会の仕事で、彼らは改革の意識を持つべきだ。
Q11:今大会を通してみて、ポスト・ワールドカップに影響を与えそうな戦術的トレンドは何かありましたか。あったとしたら、その戦術的要素によって今後のサッカー界はどのように変化していくのでしょうか。
A11:目立った戦術的トレンドはなく、クラブの日程が先行し選手の状態が悪いという現象が気になった。サッカー界がクラブ優先になっているため、大会前にけが人が出たりメッシなどスターの出来は決して良くなかった。W杯の開催時期は再検討されるかもしれない。
Q12:今大会を通じて、4年前の前回大会より「サッカーが進化した」と感じられた部分は何かありましたか。具体的に教えてください。また、それは選手、監督、ファン、FIFA、スポンサー、誰にとって最も望ましい進化でしょうか。
A12:進化した部分は特になかった。その逆で大味な大会でファンにとっては少し残念なW杯だった。期待されていたカカー、C・ロナウド、ルーニー、メッシなどはコンディションが悪くプレーも良くなかったし、開催地のアフリカ勢も軒並み早々と敗退してしまった。
Q13:大会を総括して今回のワールドカップを成功と言うことは可能でしょうか。初めてアフリカで開かれた大会の意義をどんなところに感じていますか。また、この大会は、アフリカとアフリカサッカー、更には世界的視野で見たサッカー界に何をもたらすと思いますか。
A13:南アフリカとしては国民を一つにし世界に国をアピールできて成功だった。ただ、治安が悪いと報道されたせいか観客数は少なかったし、外装とは対照にピッチが悪かった点はマイナス。アフリカ全体で言うと、早期敗退したチームが多く課題が噴出した大会だった。
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