気ままな日々を 思いつくままに

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国立博物館 若冲と江戸絵画展

2006-07-17 16:11:33 | 展覧会から
国立博物館で開かれている「若冲と江戸絵画」なる特別展を、いつものメンバー、見に行った。しかし今回ほどテーマを誤解して見に行ったことは無い。何か自分の中に違和感が残り、通常なら見てきたその日にBLOGに何でも良いから書いてしまうのに、これをどうまとめたらよいのか判らなかった。何度も書き直しをしたが、後で述べるようにもういちど行って見なければとの結論となった。自分は若冲を見に行ったつもりであった。もちろん若冲は今回の特別展の中心であり、見ごたえのある作品が、こんなに集められているのは始めてみたといってよい。だから、若冲の物ではない作品群を飛ばして、と言ったら大げさだが、ろくに見なかったような気がする。ところが、自分たちが見に行った13日の朝日新聞の夕刊「美・博 ピックアップ」なる展覧会を紹介する記事の始めにこの特別展の紹介が乗っていた。それにかこうある 米国人が発見した江戸 「プライスコレクション 若冲と江戸絵画展」  要するにプライスなるアメリカ人のコレクターが30年前から自分の感性だけに任せて収集した江戸絵画のコレクションなのだと・・・
たまたま 若冲がその中心にいただけで、プライス氏の糸は別にあったのだと・・図録を買ってきて読んでも、本人のコレクションに対するコメントを見ても、氏自身の感性が全てであり、自分の見方がまったく間違えていたことを、思い知りました。しかし、たった30年でこれだけの収集ができることは素晴らしいことですね日本人でも美術の収集家は沢山いるでしょうが、30年でこれだけのものを収集できた人は、殆んど居ないのではないでしょうか。しかもコレクションを、積極的に日本に紹介している・・・ 朝日新聞の紹介によれば収集品は600点に及び、今回出展されているのは若冲を中心に、応挙や芦雪など101点との事である。
何かすごい忘れ物をしてきたような気がしてしょうがない。もういちど会期中に出かけてみよう
コメント
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