8月27日(日)涼しかったので突然思い付き「伊豆ヶ岳を越える道」を歩いてきました。
正丸駅スタートが午後12時56分。
ハッキリ言ってこんな遅い時間にこのコースを歩くは全くオススメ出来ません。
歩き始めてすぐ、コスモスが咲いていました。
この辺りは民家の並ぶ住宅地。
コスモスの足元にはゲンノショウコ。
こちらの自生種は白花です。
すぐ横は民家なんですがなかなか幽谷な雰囲気の沢。
安産地蔵尊です。
大変綺麗にされていて美しいです。
クサノオウです。
この辺りでは初夏から晩秋まで咲きます。
沢の河岸にシュウカイドウが群生してました。
環境が良いのか花も葉も大きくキレイでした(^^)
さて、いよいよ登山道に入りました。
ここからは真っ暗な植林帯です、まったく植生が変わります。
イワタバコが咲いてましたが暗くてフラッシュ使用です。
接写の方は頑張って高感度撮影。
途中でマツカゼソウなども撮ったのですがブレブレで出せませんでした(^^;)
正丸峠(標高636m)に到着、車道が通り、茶店もあるこの場所から東京方面を展望しますが、私の写真だと何だか分かりませんね(^^;)
正丸峠から15分程でやたら日当りの良い小高山山頂です。
西方面に展望が開けますが、隣りの武川岳の稜線が見えるだけです。
少し角度を変えて見えるのは奥武蔵高原になるのかな、ちょっと方向が?
途中、五輪山を挟んですぐに伊豆ヶ岳山頂直下に出ます。
ここの男坂は鎖場になっていて、落石が多く、女坂を推奨されています。
…私が小学生の頃の遠足では鎖場を登ったもんですけどね、今は崩壊の危険が高まってるんでしょう。
実は女坂も数年前に崩落して迂回路が出来てます(^^;)
リョウブとノリウツギの咲く伊豆ヶ岳山頂に到着です。
…花は遠くて撮れませんでした。しかも大体終わってました。。。
伊豆ヶ岳の由来は諸説ありますが案内板の通り、アイヌ語の「イズ=尖り」が有力かと。
山頂からの展望はこの山域ではかなり良い方なのですが、すっかり時間も遅いので先を急ぐ事にしました。
伊豆ヶ岳から古御岳に向かう縦走路はかなりの悪路で、ここ数年の荒れっぷりが凄いです。
自信の無い方は伊豆ヶ岳で往路を戻るか直接正丸駅に降りた方が良いと思います。
正丸駅に下る道も結構荒れてますけど。
そんな感じで慎重に歩を進めて休憩舎のある古御岳山頂です。
下から見ると伊豆ヶ岳と古御岳は双子の尖りに見えます。←写真は撮れませんでした。。。
古御岳から先は「飯能アルプス」などと呼ばれるアップダウンの続く尾根道です。
高畑山はその終盤のピーク、ここから天目指峠まで下ります。
天目指峠に着きました。
ここには色々な謂れや伝説がありますが、登山者としてはここからの登り返しが非常にキツいという事で記憶に刻まれる峠です。
マルミノヤマゴボウですね。
この山域歩いてるとたまに見かけます。
もう夕方4時、かなり山中は暗くなってきました。
途中、ショートカットかと思ったら作業道に迷い込むなど余計な事をしていたら子の権現に着いたのが5時を回ってました。
辺りは薄ら暗くなり、写真どころではありませんでした(^^;)
山の中の写真が標識ばかりですね。
もう少し風景や雰囲気の伝わる写真を次回の課題にします。
また、私のスタート時刻が遅いのでほとんど花も撮れませんでした。
マツカゼソウ、ヒメキンミズヒキ、リョウブ、ノリウツギなど出せませんでした。
最後に繰り返しておきますが、決してこんな時間からこのコースを歩かないで下さい。
安全な踏破の目安は6時間にもなります。
あと投稿ジャンルが「山登り・ハイキング」なのか「山歩き(トレッキング)」なのかどっちが相応しいのでしょうか?