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実験のミスを発見、解決

2015年12月04日 | 仕事・研究
学生の実験結果が思わしくない件、昨日隣に座って実験の手技を見ました。
そしたら、試料を入れるところで手に持っているチューブの内容量が多いことに気が付き、それは希釈したサンプルで、この実験には原液を使うんでしょ、という基本的なところを間違っていることが発見できました。その結果、データはばっちり取れ、問題は解決しました。

サンプルの濃度を間違う、というのは以前の学生も同じミスをしたことがあるので、可能性はあると思っていました。でも口頭で確認したときにはちゃんとプロトコル通りやってますということでした。それもプロトコルを一段階ずつ口頭で確認したにもかかわらず、本人の思い込みにより濃度を間違ってはいない、ということになっていたのです。隣に座って実際のやり方を確認してやっと間違いがわかったわけですが、学生実験にはこういうことが少なからずあるので、やはり丁寧な確認が必要です。まさか、と思うようなことが起こります。
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