寄り道 まわり道 遠くへ行く道

新しいことを見つけるって楽しい!

小学校の間借り。

2011年08月31日 | 震災・災害関連
今日は泉区にある小学校へ出前授業に行ってきました。仙台市の理科支援事業です。これ、例の「仕分け」にあっちゃって、今は全然国の予算がありません。というわけで完全ボランティアです。

さて今日お伺いした小学校、地図見て行ったんですがどうも様子がおかしい。
将監中央小学校っていう学校のはずなのに、入口に将監小学校ってはってある。

???と思いながらなかへ。
校長先生にお聞きしたところ、なんと(すいませんこの辺の人はきっとみんな知ってるんですが、私が知らなかっただけ)将監小学校がまるごと、将監中央小学校に間借りしているんですと!震災の影響で、校舎が立ち入り禁止、建て替えになったらしいです。それにしても400人以上の子どもたちを丸ごと受け入れるとは、受け入れた学校も相当大変だったはず!

仮校舎が建つまで同居なんだそうです。
先生も子どもたちもホントがんばってますね!

さて今日の出前授業は消化と吸収、ヒトと動物の違い、、、といったお話をしました。
ちょっと内容が多すぎて反省。動物の話にもっとフォーカスした方がよかったなと思い、帰ってきてからすぐスライドに反省点を書き込んでおきました。来年またほかの小学校で話すときは今回の反省を生かしたいです。でも持参した牛の頭蓋骨や牛のえさは熱心に見てもらえました。実際にさわったり匂いを嗅いだりって体験がとても大事なんですよね。
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姫路に行ってました。

2011年08月30日 | 仕事・研究
3年生のインターンシップの関係で姫路に出かけていました。
ついでに親戚まわりもしてきました。
姫路の商店街は懐かしの風景で非常におもしろかったです。

今でもあるんだ!結納屋。と驚きの一枚。店頭では鰹節削り器売ってるし。



高等学校の制服屋。
マネキンさんがやたらと古めかしくてかわいいぞ。



スペアキーすぐつくります、の看板もまたかわいい。

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誰かがやってくれるだろう。

2011年08月27日 | その他もろもろ
私は仕事もしてますが、家庭の主婦でもあるので、家事一切はだいたい得意とするところです。忙しいのであんまり時間はかけられませんが、少なくとも生活を維持する基本的なことに気は配る方です。それは職場でも同じで、ものを片付けたり整理整頓したりということに対し、手際がいいこと、フットワークが軽いということは確かです。そうではありますが、しかし、誰かのやるべきだった片付け、は私の本来の仕事ではありません。

わたしはゴミがいっぱいになっているゴミ箱を見ると「なぜこのゴミ箱に最後にごみを乗せた人は、自分でゴミ袋をしばってゴミ捨て場にだし、新しい袋をゴミ箱にセットしなかったのだろう。」と思います。わたしは日曜日など誰もいない時に実験室のごみであふれたゴミ袋を片付けることが再々あります。空きペットボトルはラベルをはがして洗って分別してゴミに出す。トイレットペーパーは使い切ったらしんをはずして新しいのをセットし、ごみはゴミ箱へ捨てる。そういう大した用事でもないことを「面倒」「次の誰かがやってくれるよね」とそのままにする人が多くてうんざりします。

誰かってだれのこと?
「面倒」だからやってもらおうっと。それですませていいのですか?
あなたがやらなかった何かを誰かに負わせて平気でいられる、その鈍感さにもっと恐れをもってもらいたいです。それはイコール他人の時間の搾取だからです。

先日学内のある場所で私はいつ開封されたのかわからないだしの素やら溶けかけた砂糖やらかびのはえた菜箸やらをどーんと処分し、汚れて丸められて放置されてたふきん・雑巾を山のように洗いましたが、これも「誰かがやってくれるよね」の遺物ですね。わたしが洗っているのを見ていた学生は談笑していて誰も手伝ってくれませんでした。だって自分のごみじゃないですからね。わたしも手伝えとは言いませんでした。でも、もうちょっと考えてみましょうよ。

これは大学に限った話じゃありません。
家庭の中でも、お母さんがやってくれるからって生活にかかわること全然やってない人いるんじゃないですか?だから家の外でも気がつかないんじゃないんでしょうか?

自分の時間と同じように、ほかの人の時間も大事にしてあげましょう。
自分のやるべきことを面倒だからと人にやらせないようにしましょう。放置するということは人にやらせるということと同義だということに気がついてください。
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夏の終わりのカブトムシ

2011年08月26日 | その他もろもろ
我が家の前にいたカブトムシを撮影。
昨日は出勤しようと玄関ドアを開けたら足元にクワガタが二匹、歩いていた。
夏の終わりは虫たちが弱って動きがにぶくなるので写真撮影も容易になる。
でもこのカブトムシはけっこう立派な体格。
都会ではさすがに家の前にカブトムシはおるまいて。
仙台ならではの「夏の終わり」。

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筋肉痛だ~

2011年08月25日 | 震災・災害関連
昨日イチゴハウスの建設手伝いをした話を書きました。筋肉痛になるとは思ってましたが、今朝起きたら想像を超える状態になってました。今まで筋肉痛になったことない部分の筋肉が強烈に痛み、歩くのもやっと。昨日の作業ではパイプを運ぶのが重かったし一番大変だったと思ってましたが、実はその前にやった「部品を取り付けるための印つけ」、それが一番堪えたのだということがわかりました。座って中腰に立って横に移動してまた座って立っての繰り返し。その結果大腿の前と内側の筋肉が激痛です。

今日は階段を下りるのに苦労しました。
わたしこれでもジムに通って筋トレしてるし、豚をおさえこんだりなど大動物も扱うから体力・筋力はある方だと思います。だけど普段まったく使ってなかったんでしょうね、この大腿の内側の筋ってのを。いやあ反省しました。

さて私のボランティア引率は昨日単発でしたけど、今日も亘理地区のボランティア活動は引き続き行われています。大学のボランティアとしては、来週は仮設住宅へのランチ宅配などもある模様。わたしは出張中にて参加できないのですが、まだまだ復興支援活動は続きます。

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復興支援ボランティア@亘理

2011年08月24日 | 震災・災害関連
今日はうちの学生7人を引率して亘理へ災害ボランティア。
亘理にはたくさんのイチゴ農家があったんですが、津波で壊滅状態になりました。今日訪ねた地域では自衛隊とのべ200名以上というボランティアが地元の方をお手伝いしてがれきを片付け、今年は4つだけハウスをやってみようということになったんだそうです。私たちの仕事はハウスの中でイチゴ苗を植えるための資材運びや組み立て。



まずはポールに目印をつけ



そして部品が取り付けられます。



ポールを運ぶのはかなり重労働で明日は筋肉痛必至。

泥が取りのけられていないところはまだこんな感じ。



田植えできなかった水田は雑草の王国。



↑この写真、右に写っているおうちは一見大丈夫そうに見えますが、中はどろだらけで廃墟。
取り壊しが決まっているそうです。


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アメリカで買ったDVDを見るには。

2011年08月23日 | 英語
アメリカにいたころ、英語の勉強だーと言ってどんどんDVDを購入していました。あの頃私は今よりずっと暇だったので、よくそういったものを家で見ていました。帰国の際にもほとんど持ち帰りましたが、アメリカのDVDはリージョンが違うので日本の機会では見られません。それはわかっていたので、アメリカからDVDプレイヤーも持ち帰っていました。ところがその機械が昨年壊れてしまい、電源が入らなくなりました。そのままほったらかしにしていたのですが、大量にあるDVDがもったいないので、次にアメリカに行ったらまたプレイヤーを買おうと思っていたんですね。というのは、このあたりの電気屋で聞いてもリージョンフリーは扱ってないというし、通販にも見つからなかったからです。

が、アマゾンで買えるよと聞いたので探してみました。

リージョンフリー設定済み 保証付 DVDプレーヤー DS-DPC261BK
クリエーター情報なし
ゾックス


さっそく注文。
来たらまた報告しますね。
うまく見れたかどうか。

話変わって。
私は明日の天気がかなり気になります。
あした、亘理でボランティア活動なのです。足元かなり悪そうだなあ。昨日も今日もかなり降りましたからねえ。
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クロアチアに行ってみたいと。

2011年08月22日 | 日々の暮らしを楽しく
仕事以外の旅行にさっぱりいけない今日この頃ですが、実はそのうちクロアチアに行きたいと思っています。あるとき雑誌の写真を見ていて、ああここは絶対に行こう。と思ったんです。こんな感じ。研究室のデスクの前に写真をはって、励みにしています。

まあ、ほとんど妄想の世界ですが、そのうちそのうち。

あっでも次の国際免疫学会(2013年)はローマ。これは絶対行くつもり、、、あれっ。イタリアに行くんだったらクロアチアも行けちゃうんじゃ、、、。いやいや、仕事がらみはだめだめ。完全バカンスで行けるその日まで、あれこれ調べて楽しむことにします。

しかし現実はとりあえず近々に一日くらい温泉でも行けたらそれだけで十分幸せなんだけどなー。
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涼しくなった。

2011年08月21日 | その他もろもろ
仙台はとうとう涼しくなりました。
今日はもう長袖です。
涼しくなったら、急に料理する気になりました。
っていうか、ここのところあまりにも暑くて台所で火を使う気になれず、毎日ごはんづくりに苦労していました。

これだけ涼しくなったら煮込み料理もありだし、オーブンもOK.
いやあ、うれしい。
秋の食材も出始めますしね

そうそう、今日ちょっと本屋をのぞいたらこんな雑誌を見つけて。
今日は買わなかったんですが、ちょっと時間ができたら写真の撮り方勉強してみようと思いました。
わたしは一眼レフは持ってないから大した写真は撮れないけど、今持ってるカメラ(リコーのGR)はもうちょっと使いこなしたい。あっでも、じゃあGRのガイド本買った方がいいのか、、、。

女子カメラ 2011年 09月号 [雑誌]
クリエーター情報なし
インフォレスト
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試験の採点

2011年08月20日 | 大学でのひとこま
1年生の試験の採点をしていました。
たぶんクラスの中のある子がノートをまとめたのを、みんなでコピーしてそれで覚えたんだと思う。
元のノート作成した子が間違っていた。だからみんな間違えた。
そんな感じの答案でした。

家畜の衛生についての問題なのに、「トイレを消毒して」ってみんな書いている。
牛舎にトイレはありませんから。

家畜の疾病発生の3要素は病因、環境、宿主であって、家畜の健康を維持増進するためにその3要素それぞれに必要な対策はという設問でしたが、非常に不思議な答案だらけでした。
よく寝るとか3度3度きちんと食べるとか書いてある。たしかに病原体の説明をするとき、わかりやすいようにと思ってヒトのウイルス疾患などの話はしました。でもどう考えても「ヒト」の話を書いてるなという答案がたくさんあって、文章もみな同じ。要するに元ノートが悪いんだと思うんですが、どうせならもうちょっと信頼できる人のノートをコピーすればよかったのに。

これ、授業の時板書しなかったんです。
口頭では話したけど、自分でまとめなさいねと言っておいた。
私が話した以外にもまだ考えられるから、自分で調べるんですよと言っておいたのですが、上記以外にもびっくりした答案には「宿主に対する対策をし、環境に対する対策をし、病因に対する対策を行う。」とか平気で書いてある。動物がストレスを感じないように飼育する。などもありましたが、私が聞いてるのは「そのために具体的に何をするのか?」ってことなんです。

1年生だけじゃなくて、上級生でも似たような答案は時々あって、たとえば口蹄疫の話なんかで「昨年のような悲劇を繰り返さないために、有効な対策を早急に打つべきである。」とか書いてくる。なんだ、その有効な対策って!!それを聞いてるんでしょーがっ。

ニュースとかですぐ「政府はなにをやってるんでしょう。早急な改善がのぞまれますね」などというコメントをつける芸能人がいますが、それと一緒。わたしは具体的に提言せよと言ってるのですが、全然疑いもせずに「有効な対策をとればよい」と書いている様子。牛ってのは飼槽の高さ変えただけで乳量が変わるような生き物なんです。乳牛飼ってる農家がみんな一律に牛の能力を100%引き出せているんじゃない。そこに技術の差が出てくるからこそ経営のおもしろさがあるんですよね。病気のコントロールも、乳房炎なんか一頭も出さないっていう家もあれば、次々に病気にしてしまう牧場もある。1年生と言えどももうちょっと深く考えてみてほしいです。



コメント (2)
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