寄り道 まわり道 遠くへ行く道

新しいことを見つけるって楽しい!

夏休み期間中もあまり変わらず

2018年08月29日 | 仕事・研究
この8月は、いわゆるお盆の時期に学生のサンプリングや実験があってあまり休めず、その翌週も忙しく、結局そのまま8月最後の週になってしまいました。放牧場でのサンプリングも毎週のようにあり、それに引き続いて検査もしていたので、毎日飛ぶように過ぎました。しかしそれでもまだ手を付けられていないプロジェクトが2つあり、何とかしなくてはいけないと、かなり焦っています。

今年の後期は9月21日から始まっちゃうので、うかうかしているとすぐ学期に入ってしまいそうです。9月は獣医学会もあるし、この時間のなさは怖い怖い。

そんな中、先週末に大曲の花火を見に行ってきたのですが、、、。これはなかなか稀有な体験でしたねーーー。初めて行きましたが、あのものすごい人数の人たちが集結してそして解散していくってことだけでもかなりすごいことです。実際、花火より終了後の駅の状態に衝撃を受けました。JRの人たち、すごいです。整然と並んで待つお客さんたちもすごい。

花火は、実は煙がすごくて期待したほどではありませんでした(残念)。リベンジしないとーと思いながら帰ってきました。でも、切符の手配から始まり、準備、出発、待ち時間、花火、そして終了後、と語るに尽くせない体験だったので、行けてよかったなあと思っております!



唯一、夏休みらしい一日でした。


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知の体力

2018年08月15日 | レビュー
知の体力 (新潮新書)
永田和宏
新潮社


現在の大学は、学生の自学自習に任せるのではなく、教員が手取り足取りていねいに学生に教え、その成果を目に見える形にしなければならないこととされています。そのため、多くの学生は大学のサービスに頼りがちになり、自主的に学ぶという場が確実に失われています。それは当たり前で、人間というのは厳しい環境に置かれ、失敗の中から自ら学ぶという状況と、失敗しないように指導を受けられる状況では同じ人でも学ぶ姿勢は一変するものです。成長というのは人それぞれですから、大学の成績などたいした物差しにはならず、成績には現れずともヒトとしての多面的な成長を果たし、実社会にぶつかっていける力を養うというのが、一昔前の大学4年間の学びだったと思います。この場合の力というのは知力でもあり体力でもあり胆力でもあったと思います。しかし少なくとも今は、大学で学ぶ「知」はかなり骨細になっている気がします。私は高校までは基礎的な知識をがっちり身に着けてきて、大学ではそれを足掛かりに個々人が自由に思考を深め、新しいことを見つけてほしいと思っていますが、まずその足掛かりとなるべき基礎的知識が大幅に足りず、自由な学問に至らずじまいというのが現状で、大変残念に思っています。この本の著者は、多くの大学の教員が残念に思っていることに大胆に切り込んでその解決について述べています。大学教員が読めば皆「そうそう」とうなづくことでしょう。しかし現実はそう簡単ではありません。大学教育は、これからますます型にはまっていくのではないかと私は危惧します。さて、私は大学で分子生物学や細胞生物学を教えていますが、その際にいつも学生に紹介する本があります。それが以下の本ですが、偶然にも同じ著者でした。

タンパク質の一生―生命活動の舞台裏 (岩波新書)
永田和宏
岩波書店


私も、日々あきらめず挑戦し続けなければと思います。今年のお盆はあんまり休めず、明日も大学で学生の実験を手伝います。書かなければならないものもたくさんあり、読まなければならないものもたくさんあるので、時間を無駄にしないよう強い気持ちでやっていきたいです。
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ロンドン・オクスフォードへの旅・乗り物編その3

2018年08月05日 | 旅の話
最後にどうしても書いておかなければならないのが、帰りのロンドンヒースロー空港で、帰りの飛行機にチェックインできなかったことです。これはちょっと予想外でした。正確に言うと、ロンドンーソウルはいけたんですが、ソウルー成田がどうしてもチェックインできない。

最初は機械ではじかれ、次は荷物預ける窓口でやはりだめで(荷物だけはとにかく「成田行き」にして送り出すことができたのですが、、、。)、ゲートで言ってくれと言われてゲートでもダメ。途中で理由がわかったんですが、「ソウルー成田」がアシアナ航空でなかった。エアソウルだったんです。それをアシアナが販売していました。まあよくあることですよね、コードシェア便。だけど、エアソウルはLCCですから、扱いがかなり違ったんだと思います。購入時に見落としていました。てっきり行きも帰りもアシアナだと思い込んでいました。

そうとは知らないので、「インチョンでの国際線乗り換えは1時間で楽勝」と思って1時間10分後に発つ便を予約していました。そしたら、なんと「ターミナル移動」があり、シャトルトレインに乗らなきゃいけなかったうえ、ボーディングパスはインチョンで発行という状況で、飛行機到着が10分遅れました。焦りましたねーーー。ロンドンからインチョンについて、とにかく早く降りなければ、と思うのになかなか列が進まず。しかし、降りたら地上係員の人がわたしの名前を書いたボードを持っていて、ボーディングパスを手渡ししてくれ、さらに「シャトルトレインに乗らないといけないから、とにかく急いで。28番ゲートのところから下に降りるんですよ!!!」と教えてくれて、そこから走って走って、間に合いました。搭乗時刻5分前にはゲートに着けたので、ぎりぎりというほどでもなかったわけですが、しかし間に合ってよかった。

今回、ヒースローからいろんな人と交渉しましたが、言いたいことをきっちり言うというのは大事ですね。ほんと、トラブルの際はいつも思いますけど、どんどん言わないと解決していかないです。

ところで、エアソウルは機体はアシアナと同じだし、お料理もよかったし(なぜかわたしにはおしゃれなベジ&フルーツの機内食が出た。周りの人にはなかったし、Motokoさま?と確認されたので、アシアナ接続の客だったから出た模様)、快適でした。日本の女の子たちでいっぱいで、ソウルに旅行に行った帰りなんでしょうね。LCCだし、安いんだろうなあ。

【ロンドン塔】


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