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新しいことを見つけるって楽しい!

研究会のため京都へ

2018年11月28日 | 仕事・研究
先週、研究会のため京大に行くことになり、ついでに紅葉を見ようと足を延ばしました。
わたしは大阪育ちなので京都はしょっちゅう行ってましたが、大人になるとまた違った見方ができるもんですよね。今回はベストシーズンのため人が多すぎるだろうと思って永観堂などは避け、山科に行こうと思いたちました。まず毘沙門堂門跡に行き、それから醍醐寺、隋心院、最後は二条城のライトアップ。赤い紅葉を堪能しました~。

【毘沙門堂門跡】


【醍醐寺三宝院】


素晴らしすぎるお庭。本当にきれい。
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時間の余裕は心の余裕

2018年11月27日 | その他もろもろ
ちょっと最近いろんなことで時間の自由がきかない日々でしたが、今日はちょっと予定に余裕がありました。

今日わたしにはいろんな人が話しかけてきました。4年生は卒論の実験で困ったことや相談があってやってくるし、下級生たちも様々な悩み事をかかえて相談に来ます。わたしは実験実習の準備や書き仕事などをやりながら手を止めて話を聞き、対応してまた机にもどって、、を繰り返していたのですが、そういう柔軟な動きができたのも時間が自由に使えたから。そうでなければ一部は断ってたでしょうけど、学生にとってみれば今わたしと話したいわけで、後でとか明日とか言われたら立ち往生してしまうのです。そういう意味で、今日は本当に忙しかったけれど、一人一人の気持ちに応えることができたのは本当によかったと思いました。

それにしても、教師というのは大変だけれど、まだ何者でもない若い人たちのこれから生きていく道や、心の成長に関わるということで本当に責任重大な役割だなあと思います。その役割を与えられていることに、覚悟をもって向き合っていきたいと考えていますが、そのために自分の心の柔軟性を保つことがすごく大事だなと思った一日でした。


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仙台市の野草園の紅葉

2018年11月14日 | 日々の暮らしを楽しく
昨日、野草園に行ってきました。
八木山の山の上ですからもう紅葉は終盤。でも、夕日に輝いてとてもきれいな木がありました。



10月、科研費の締め切り等があって、仕事時間がかなり長くなっていました。私の職場では出退勤を毎月1枚の書式にまとめて提出するので、わたしは普段からタイムログアプリを使っています。大学に到着したらボタンを押してスタート、帰るときにまたボタンを押して仕事終了。となるのですが、土日出勤も多かったので、ここ数か月で一番の勤務時間でした。11月は例年少し時間に余裕が出ます。今年はカリキュラムが変更になり、講義や実習が今までより多くなっていてなかなか休めませんでしたが、昨日は会議も講義もなかったので休みました。平日に休みを取るなんて本当に珍しいことですが、体調がずっと悪かったこともあり、思い切って休みを取ったんです。

私は、大学の仕事以外にも社会人としての責務がいろいろとあり、日曜日に一日家にいるなどということは何十年もありません。だから、平日に思い切って休むことがどうしても必要でした。昨日は、朝から大物の洗濯や片づけをし、窓ガラスなんかもふいたりして気持ちがよくなり、午前中のうちに映画に出かけました。樹木希林さんの遺作になった「日日是好日」という映画です。久しぶりに「映画館で見るべき日本映画」を正しく映画館で見れたーという気持ちになりました。本当にいい映画でした。でもたぶんこれって受け手側の心境も大きく影響しそうです。この映画の中でも同じこと言ってますけど、私が今の状態で昨日この映画を見たことは、自分の精神の本当に助けになったと思いますが、同じように見てもぴんと来ない人もありそう。私には、本当に素晴らしい映画でした。今年一番かも。忙しくて見失いかけていたことを大事にしたいなと思わされました。

映画を見た後で、その足で野草園に行きました。駐車場で車から降りたら、もう「秋から冬の木のにおい」に包まれました。落葉して絨毯のようになっている園内をゆっくり歩きました。野草園は「どんぴしゃ」の時に来れたためしがなくて、今回も紅葉見るならもう少し早い方がよかったんだけれど、でも本当にいい香りで、すばらしい時間でした。

休まないとだめだな、と思いました。
研究費の申請書が終わっても、レポートを見たり講義の準備をしたり。外部評価委員の仕事があったり学生の実験を手伝ったり。際限なくやることがあって、全然終わらないんでが、でもめりはりつけていかなきゃいけないな、とつくづく思いました。すぐ忘れてしまわないよう、今回は肝に銘じたいと思っています。







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ひとりでできるもん

2018年11月06日 | 大学でのひとこま
学生と接していて、「初めてやること」に対する不安感の強さについて改めて考えています。慎重な性格というのは当然あるとは思うんですが、もう少し「自分でやってみよう!」という気持ちを楽しめるといいな~と思います。

わたしはアメリカに行ったとき、それまでもけっこう自分でどんどんやってきたつもりでしたけど、もっと自分でやらないといけないんだなあと強く強く実感しました。自分でやらなくてもどこからか整ってくるという環境にいると、うっかり気が付かないんですね。車の点検は車屋さんがやるもの。ガソリンはスタンドの人が入れてくれる。携帯電話はショップに行けば設定はそこでやってくれる。引っ越しするとインターネットがすぐ使える。みたいなね。だけど、そうなると自分でやれないし、自分でやらなきゃいけなくなった時にすごく困る。とはいえほとんどの場合、日本にいれば困らないので、できないままで問題ない。この問題、もっと身近で簡単な話で考えてみると、毎日ごはんが出てきて、掃除もされており、ごみは定期的に出されて、朝は誰かが起こしてくれる。というような生活をしていると、そんな簡単なことでも「ひとりでやる」ってなった時に大きな不安を持つのだろうと思うんです。

学生を見ていて、経験値の低さ、というのが課題だなと思っています。
自立ということに対する意識も変わってきていると感じます。

大人も手を出しすぎるのでしょう。
私は「自分で考えて自分で決めて」ほしいと思うので、卒論の実験もラボでのさまざまな作業も、自分でスケジューリングして自分で計画してやってちょうだいというスタンスだし、実験やってく中で選択肢があるときは最初から指示は出さないようにしているんですが、最近こちらの意図が通じなくなってきた、、、という気がしています。指示があった方が判断しやすいってことなんでしょうが、最初はっきり言わなかった先生が、後でそれはこうしたほうが、、と言い出して、「だったら先に言ってほしい」と思うのが今の学生たちのようです。だけど、自分で考えてもらいたいから。

ただ、そうやって「自分でできた!」という達成感がどうもあんまり感じられないようで。
わたしが「これは楽しいだろう」と思って場を作ってあげても、どっちかというと苦痛が大きいようにみえます。

困難を乗り越えた先にある「気持ち」を感じてほしいなと思って場を用意している私は、今軌道修正が必要なのかもしれない、と思い始めています。
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家畜審査の実習

2018年11月01日 | 実習と講義
今日は坪沼農場で家畜審査の実習でした。
外部講師の先生方から、牛の「見方」を習います。

まず和牛。



そして乳牛。



お天気が良くて、農場はとても気持ちよかったです!
わたしは獣医学科を卒業していますが、当時この実習はなかったなー。これは畜産系学科では必ずやるんですかね。でも獣医は意外に畜産の勉強しませんからなあ。わたしは若いころ牛にかかわる仕事がしたいと思って、でも門戸が開かずあきらめましたが、今にしてこういう時間が与えられるとは、あのころまったく想像もしていませんでしたねー。有意義な時間でした。
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