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英語ができないと

2011年08月15日 | 英語
PodcastでJIのトピックを聞いていたら、「睡眠が免疫応答性を向上させる。」という話があってへええとびっくりしました。睡眠不足は体にいいはずはないので、『笑うと免疫力が上がる』的な話で抗ストレスの結果なのだろうと思ったらどうももう少しきちんとした話のようです。抗体産生能に有意差があったとか。スゴイもんですねえ。やっぱ、寝なきゃ。

、、、じゃなくて、今日の話題は「英語」についてなんです。
最近つくづく「英語ができるのとできないのじゃ全然違うなあ」と思うことがあり。
そんなの当たり前ではあるんですが、やっぱり若い時にがっちり絶対量を確保してたたきこむべきだと、そういう気がします。うちの学生たちはゼミだなんだとけっこう読ませてはいますが、この間オーストラリアで研究をしているイラン人の方のセミナーに出席したら全然理解しておりませんでした。うーん、わたしも英語では苦労したから、勉強のノウハウっていろいろあるんですけどね。でもとりあえず第一段階は絶対量なので、そこをはしょってものにしようとしても無理なんですよね。

TOEIC300点代の人もけっこういるんです、大学生でも。
そういう人が毎日15分ずつ英語を勉強する(たとえばラジオ英会話などもちょうど15分です)。するとどうなるか。どうもなりません。継続は力なりとかいいますけど、絶対量を確保したうえでの継続でなかったら意味がありません。わたしも最初はやったんですよね。中学の時。基礎英語毎日聞いて。だけど全然だめでした。

最新情報を母国語で「流し聞き」で頭に入れられる英米人、というのを想像すると私は「こうしてはいられない」としゃきっとなります。阪大微研に通っていたとき、ゼミはいつも土曜日でした。先生は「我々は英語にハードルがあるんだから、土曜日に休んでてどうするんだ!」とげきを飛ばしてましたが、ほんとにそう思います。

アメリカにいたころ、日本人の留学生をたくさん見ました。20代の前半は恐ろしく吸収力があって、どんどん英語が上達していました。しかしインプット量もはんぱないです。そういうの見るだけでも海外に行く価値があるかもと思うくらいですね。日本の中にずうっといると楽ですけど、うっかり勘違いをしてしまいます。世界の中の日本、を見失うと大変なことになるのではないかと思いますね。

ところで私自身の英語の改善点は語彙力です。
どうもいい教材が見つけられなくて。
自分の今の力を判断するのが先かと思ってこれをやってみましたが、
結果は以下の通り。



12000語ってことで悪くないんですが、どーもちょっと信じられないな。
実感としては私の語彙力はもっと低い感じがする。で、ほかのサイト(アルクとか)も見てみましたが、ランクがおおざっぱすぎたりでイマイチ。語彙力が増えたらもっと抵抗なく読める、聞けるはずなんですよねー。

英語のソフトウエアを使っているときに、学生に「日本語だったらわかりやすいのに」と言われて初めて「あっこれ英語だったんだ」って気が付いたりするんですが、そのくらいの抵抗感のなさが目標。ベルギーからアメリカに来てたポスドクの子が1年いただけで「最近、自分がどっちしゃべってんのか意識してないときがあるなあ」と言ってましたが、まさにそんな感じがベスト。

いやあ道は遠し。
でもわたしもまだまだがんばろうと、日々勉強しています。
8000語~12000語以上の語彙力養成に良い教材あったら教えてください!

コメント (6)
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