鴨のいる赤松池に「ヨシガモ」の♂が1羽紛れ込んでいますよ…と教えてくれた人がいました。
エッ!「ヨシガモ」って一体どんな鴨…?
聞けば、頭部の緑色が角度によって光り輝くということで早速直行しました。
「ヒドリガモ」と「オナガガモ」の群の中に…
オ~ッ!いました~!
なるほど!少しだけどメタリックな輝きを発しています。
角度が変わると美しく光ってる光ってる…初お目見えの「ヨシガモ」に大興奮です!
ナポレオンハットのような頭の見事な光沢、胸元のきれいな模様、優雅にカールした長い風切羽、
くるくるした目もとの可愛さ、すっかり魅了されました。
そんなに褒められたら照れるな~!な~んて伏目がちになったりして…?
憮然としているようにも見えますが?
でもってやっぱり身だしなみも大切だよね。
羽ばたいてみたり…
側にいる「ヒドリガモ♂」をつついて威嚇したりしていました(気が強そうです)
でもいかんせん多勢に無勢、投げてくれる餌を取るのは上手くいかないようでした。
これを撮った2~3日後、姿が見えなくなったので、早くも旅立ったのかとがっかりしていると…
園内の500~600m先のタイヅ池で、優雅に浮かんでいるのを見つけました。
喧騒を嫌ってこちらへ移動したのでしょうか?
後ろに「ヒドリガモの♀」が2羽付いてきています、鳥の世界でもやはり美形がもてるんですね。
(種類が違うのに…)
名前の由来は、姿が美しい、つまり容姿の良い鴨なので「ヨシガモ」となった説があるそうです。
(納得!)
一方、葭鴨の字をあてているものの、食べるとおいしいから「味良し」鴨だという説もあるそうです。
イケメンらしく…
華麗に…
イナバウアー? かっこいい~!
旅立つ前のひと時を静かな池で充電してね。
手前に浮かんでいるのは「カイツブリ」
鴨の群れが飛来する赤松池に定住している水鳥たちは…
緑色の頭部がヨシガモに似ている「マガモ」と、
ひときわ大きな「アイガモ」
それと「アヒル」…
優雅に浮かぶ「コブハクチョウ」たちです。
渡り鳥が去ると定住の水鳥だけとなって寂しくなります。