茨城、千葉、埼玉、神奈川、栃木での18歳以下の1818人の甲状腺エコー検査結果が報道機関で報じられています。
「正常」672人。37%程度でしょう。
「小さなしこりやのう胞と呼ばれる液体がたまった部分があるものの、特に心配はなく経過を観察」1139人。63%程度でしょう。A2に該当するものと思います。
「一定以上の大きさのしこりなどがあり、さらに詳しい検査が必要」7人。これは、一万人で39人程度の状況です。B判定に該当するものでしょうか。
これは常総生協が後ろにいる検査体制ですから、茨城・千葉の子どもがメインになります。
北関東エリアが中心。関東でも汚染が比較的強い地域の子ども達が多いことがポイントです。
それでは、東京を中心に首都圏、小学生以下が圧倒的多数で、総数で3000人診察した三田医師の話です。
この3000例でのうち、何の所見なしが65%程度。
のう胞とかがあるA2判定にあたるのは全体の35%程度ということです。
B判定はほぼ症例がない。
C判定は皆無。
三田医師はこう話します。
「私がやった検査でのA2判定よりもかなり多いですね。北関東中心の方がほぼ倍近く多い。個別としてはA2だから被曝の問題があるとは単純に考えにくいですが、全体として比較するとこれは悪い意味があるかもしれません。
しかし、そのA2判定よりも、更にB判定が一定数あるのはびっくりしました。所謂、この北関東中心のデータは、結果は東京を中心とした僕のデータよりも厳しいと思いますよ。」
僕もこの北関東を中心とするデータは、厳しいことの反映です。
「印象でしか在りませんが、福島のデータと、僕の東京のデータの、ちょうど真ん中に位置する感じのデータですね。この北関東のデータは。」
汚染程度と、シンクロしている気がするのは僕だけでしょうか。
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【 『チェルノブイリの長い影』オリハ・ホリシナ博士、一年前に東京などの放射能汚染で僕に警告した内容(1) 】
【 口に出さない放射能避難者が多く居るというシンガポールと周辺地域(マレーシア国内)の実情報告 】
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