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「放射能が怖くて大阪に逃げてきたのに、また大阪に放射能が来るのです。」小学生&カルデイコット会見。

2012-11-22 06:20:00 | 福島第一原発と放射能

  カルディコット博士の大阪会見の内容です。一緒にスピーチした9歳の小学生の女の子、その子のお母さんの内容も含めてご確認ください。http://blog.goo.ne.jp/flyhigh_2012/e/f9d5efccef15e1b4aab01764c1b77b3dよりの転載も利用しています(一部、直してあります)。

 大阪市の記者クラブでの会見ですが、たぶん幹事社である読売新聞以外、常駐社の出席はありませんでした。事実上の黙殺です。無関心。ここ数か月、この関連の会見は、同じような状態が続いていると聞きました。橋下市長の動向がある為、クラブには市詰めの記者は、数人しかいなかった感じです。しかし、その数人が会見最中に出入りしたり、週刊誌の置き場が会見場の横にあったため、会見中に週刊誌を置きにくる記者もいました。僕は、自分も記者クラブ所属の記者として活動したことは何回もあります。もちろん注目しない会見は多々ありますし、自分も出席しないことはあります。クラブのブースと会見場のスペース上の問題もありますが、こうした構造のクラブにいるときは、会見中には、こうした行動をとることはありませんでした。だから余計にきのうの状況を「なんだかなあ」と思いながらいました。

 しかし、どのような状況でも、会見をマスコミに有効にアピールできなかったという事実は、まず僕の能力不足ではあると思います。これは、博士にも申し訳なかったと思います。本来、注目されるようにしなければならないのは、僕の問題です。今回は、僕のミスと思います。すいませんでした。

 ただし、博士のスピーチ、そして小学生の女の子のスピーチの内容は訴えかけるものが多かったです。博士のスピーチはコンパクトにまとまっていて、博士の本質を短時間で理解しやすくなっています。皆さんにもご確認いただきたいです。コンテンツがあっても取り上げられないということが、今の日本と再認識しております。

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 【カルディコット博士・会見部分 】

みなさま、本日はありがとうございます。

非常に興味深い時期にこの場所に来ることができたと思っています。みなさまの橋下市長は日本中で今とても著名な方になっておられまして、私たちに会っていただけないほど超お忙しい状況になっておられまして、政治的ないろいろな望みというか野心をお持ちになって活動をしているとお聞きしています。

ほんとうに大阪、地元の市民の人たちよりも、国家の国の政治の方に興味があるという状況らしいのは、私にとっては非常に興味深いことだなという目で見ております。

もしそういう状態であるからこそ、国政の政治家になるにふさわしいというふうに私は思います。そういう人であるからこそ。

それで、橋本市長は福島で震災があり事故があって、たった2週間程のあいだに、もうすぐにがれきの受け入れを表明されて、それをしかも焼却されるということを言われたわけです。36000トンあるというがれき、これは大阪にすでに搬入されているのでしょうか?本来であれば今日は試験焼却の日というふうに伺っていたんですが、まだですね。福島だけでも十分、非常に悪い状況です。東京まで汚染が広がっている状況になります。その状況の中で、東京まで広がっているこの汚染を、それ以外の地域にまで汚染を共有しようとしている。放射性廃棄物を共有することで、汚染を広めようとしているということ、これは小児科医としての私の立場から言うと、もうほとんど犯罪的な行為と言えると思います。

放射能が出たこの大きな事故を、結局その結果を全国で分け合おうとしている状況にあると思います。

それで放射性物質が、36000トンと言われているがれきの中に入っています。木質のものとかいろいろありますが、とくにセシウム137の汚染が心配されています。

セシウム137というのは300年間そこに残りますので、もし大阪にこのセシウム137を持ち込んでしまえば大阪は300年間にわたって、セシウム137を持ち続けないといけなくなるわけです。それを人が呼吸から吸ったり、食品から取り込むということが発生します。それで政府は、この放射能のレベルなら許容可能な範囲だということを言っていますが、実際、許容可能な放射能というものは存在しません。すべての放射能は、これはガンを引き起こす可能性を持っているわけです。

あとセシウム134もありますが、これは約20年ですが、これも非常に危険度の高い物質です。そしてセシウムは、例えば脳腫瘍、それから筋肉腫といったものの原因になりますし、精巣や卵巣に蓄積をします。そうしますと遺伝的な疾患、遺伝的な異常形成とかを起こす可能性が出てきます。その結果、胎児に影響が出ますので、そのために先天性の異常を持った子供が出産され、例えば形成異常の子供が生まれる可能性が出てきます。

そしてその他にもいろいろな放射性元素が廃棄物に入っています。コバルト60とかウラン235とかウラン238などがあります。そうしますとこれは腎臓のガンとか先天性の形成異常、いわゆる奇形が出る場合がありますし、それから骨ガン、白血病の原因になり得ます。

そして今ここに、女性で小さなお子さんをお持ちの方が立ち上がってここにいらっしゃるというのは、今この状態の中でこれほど適切なことはないと思います。といいますのは成人に比較しますと、子供は放射能に対する感受性が20倍高いと言われていますし、それから小さな女の子と男の子を比較した場合、女児の方が2倍リスクが高い。それから胎児に至っては成人と比較した場合には、感受性の点で、リスクの点で数千倍と言われています。ですから妊娠中の女性の腹部にX線を照射するだけで、生まれてくる子供の白血病の可能性が2倍になるということなんです。

女性というのはいつも革命的な変化をもたらすときの力になります。そういう意味で今、女性が日本で革命的な変化を起こす必要があるのだと思います。とくにそれが母親とか、これから母親になる方々がやらなければいけないと思っています。

非常に興味深いことですが、この町の市長は橋下さんですが、ハシモトという名前が甲状腺疾患の名前で橋本病というのがございますが、全く今回の放射能によって、放射線被曝によって同種の甲状腺の疾患が出るわけですから、そういう意味では、この橋本病というのはとくに言葉としてメディアの方にしっかり注目していただきたいと。おそらく橋下さんは放射線医療の面を理解されていないのではないかと思います。セシウムというのは食品の中で100倍、何百倍何千倍という濃縮をします。土の汚染がそれがレタスの形になったとき、他の野菜になったとき、牛乳になったとき、食肉になった時には濃縮度がどんどん上がっていきます。草から牛、牛乳、牛肉そしてそれを食べる人間と、どんどん濃縮度が上がるわけです。

そしてこのセシウムというのは、食品に入っていても、全く味もしない、匂いもしない、目にも全く見えません。いわば、見えないキラー=殺人物質、ということが言えます。セシウムは脳とか筋肉に蓄積をして、そこに長期間、本当に本当に長い期間そこにとどまります。

そしてとどまった場所の周辺にある少量の細胞に非常に高い線量、極めて高い線量を与えます。放射性物質が体に入りますと、その物質は体の中で放射線放出物として、そこから放射線が体内で放出される状態が発生するわけです。ところがこのことを日本の国の政府は、また政府や企業や色々な機関はしっかりと考えていません。外部被曝のことにばかり着目しています。土が汚染されることでガンマ線が出る、X線と似たような性質ですけれども、ガンマ線が出ることばかりを言っていますけれどもこの外部被曝だけに注目していて、体の中に取り込まれた時の問題についてきちんと考えていません。

それで日本の政府や東京電力は、日本の皆さんに嘘をついています。これだけの福島のようないわば、「医療大惨事」が発生している状態の中で嘘は絶対についてはいけないのです。嘘をついても解決はしません。それは天然痘とかそういったものが過去に流行った時と同じです。

放射性物質はいくら廃棄物を焼いたからといって、そこにあった放射性物質が消えてなくなることはありませんので、放射性物質は変わりません。ただ煙突のところから出ていくようになるだけで、それがまた土壌についてそこから人々の被曝につながるということです。煙突にはフィルターがある、排気筒にはフィルターが付けてあるということを言ってるんですが、フィルターで放射線が消えるわけではないですから、放射性物質になったフィルターができあがるだけで、それを一体どこに捨てるのか、ちょっと今資料に目を向けましたけれども、ゆめしまという名前のところにそういう放射性物質を捨てようとしている。雨が降れば水に溶けて、水によって運ばれて、土の中に最終的には人が口にするような食べ物にまで到達すると。これが300年間消えずに残るわけです。

大阪市の中でも市議会とくにある女性議員の方が非常にこの問題を懸念していらっしゃるということをお聞きしましたが、非常に興味深いです。やはり賢明にこの問題がわかるのは女性の方だということです。

子供を保護する、子供を守るということになったときに、女性の持っている直感の正確さというのはたいへん鋭いものがあります。ですからそういう意味で、ここで立ち上がって、がれきの焼却に反対しようということで、今日のこの会を準備された女性の皆さんを、私はたいへん素晴らしいということで賞賛したいと思います。そして橋下さんは、彼女たちの声を聞かなければならない、聞かせるために私ができることがあればぜひお手伝いをしたい、なんでもお手伝いをしたい。

国会も選挙がありますけれども、この問題というのは選挙の争点にやはりならないといけない。そして、特に国政の選挙の中で争点にならないといけないのは、福島のこの大災害もそうですし、それから特に4号機、4号機の建屋がもし何かあって今後崩壊すれば、大変なまた大きな惨事が起きます。それからこの今回のがれきの問題、全国にこの汚染を広げようとしていること、それからその点がすべて争点にならないといけないと思うんです。非常に関心があるのはロシアの政府は、チェルノブイリ事故のあと、ロシアの国民のために、非常に責任をもった態度を示したという点については、国民のためにという点では日本の政府よりしっかりとやったと、責任ある行為をしたと思います。

たしかこの地域は15機の原子炉から、たった60マイルしか離れていない、非常に距離が近いと思います。 特にその中でも大飯原発については地震断層の上にあるのではないかといわれています。大飯は閉鎖しなければいけないと私は思います。

いろいろなレンジで考えると日本というのは、いろいろなことで非常に危ない位置にある状態だと思います。そのことをしっかりと頭において行動しないといけないと思います。

私から申し上げるのは以上です。

 


 

記者会見に参加した小学生、9歳の女の子のスピーチ】

 私は瓦礫を受け入れてほしくないと思ってます。なぜかというと、大阪で瓦礫を燃やしたら、放射能が来るかもしれません。大阪だけでなく他の場所にも来るかもしれません。

 放射能は風に乗って色んな所に行くと思います。
放射能を食べたり吸ったりしたら私たち子供や小さな子は病気になるかもしれません。
私が大きくなって子供ができてその子供も病気になるかもしれません。
だから私は嫌です。

 福島から大阪に逃げたお友達が居ます。放射能が怖くて大阪に逃げてきたのに、また大阪に放射能が来るのです。
他にも友達が大阪に沢山います。友達のことを思うと悲しくて涙が出ます。

市長さんが瓦礫を燃やすとみんなが困ります。
悪いことをした人は警察が捕まえてくれます。
橋下市長さんが大阪に放射能を持ってくるのは悪いことだと思います。
でも、どうして警察が捕まえないのかわかりません。
市長さんはみんなのために仕事をしてくれる人だと思っていました。

橋下市長さん、瓦礫を燃やすのをやめるとはっきりして下さい。


【小学生のお母さんのスピーチ】

 今日は小学3年生の娘と一緒にこちらに来ました。まず、最初に福島原発や放射能の真実を私たち日本人に伝えるためにアメリカから来て下さったヘレン・カルディコット博士に感謝したいと思います。

そして、3.11から収束しない福島原発で多大な被ばくを強いられ、作業してくださっている作業員の方々にも感謝と敬意を払います。日本に住む者の命は、作業員さんの犠牲のうえに成り立っています。大阪の放射能汚染がれき受け入れは、私たちの命を脅かす深刻なものです。 
 当たり前ですが、住民の目線に立った西日本の自治体は、きちんと放射能について学習し、放射能汚染がれきの受け入れを拒否しています。 
受け入れを強行した自治体は一つだけ。
もともと民主党の国会議員、北橋市長率いる福岡県北九州市、そしてここ大阪市がそれに続こうとしています。

  大阪市は、がれきに含まれる放射能の基準値を下げたり、バグフィルターで取れると言って、市民をごまかし続けていますが、そのようなことで、放射能は消えてなくなりません。

  また、驚くべきことに、大阪市は放射能の危険性はないかのごとく言っています。

  広域処理するがれきの量が大幅に減少したことも受け入れるべきでない理由の一つです。

 大阪市が受け入れるという岩手県のがれきは現地処理できるめどが立っています。

 岩手では瓦礫のための仮設焼却炉が建設されました。

 既存の焼却炉と仮設焼却炉を活用すれば、広域処理する必要はなく、すべて被災県内での処理が可能です。 

 遠い大阪まで高い輸送費をかけて運び、焼却するという必要性や合理性は全くありません。

 大阪市は安易に国の政策を受け入れることなく、現地の状況をしっかりと検証して下さい。

 また、橋下市長は、がれきを受け入れることが「絆」であるように言いますが、放射能汚染がれきさえ焼却すれば「絆」は保たれるのでしょうか。私たちが被ばくすることが、絆なのでしょうか。

 がれきが焼却されれば、必ず空気は放射能で汚れます。

 放射能は体の中に入ると、私たちの遺伝子をズタズタに切り裂きます。

 遺伝子は人間が何万年もかけて作り上げてきた、人が人であるためのありとあらゆるデータがつまっています。

 その大事な遺伝子が放射能で切り裂かれたら、その壊れた遺伝子を橋下市長はもと通りに治してくれますか?

 私は娘が生まれてくる日を、夫と指折り数えてまだかまだかと待ちました。

 出産してすぐ娘を腕の中に抱いた時、娘はまぁるくなって胸元に両腕をそろえて、小さく震えていました。

 体は柔らかくふにゃふにゃで、力を入れるとつぶれてしまうんじゃないかと、初めて母親になった私は緊張して優しくそーっと抱いたのを覚えています。

 その時「ああ、私はず~っとこの子を守っていくんだ。」と思いました。

 心から満たされた気持ちと、大地のような強さが体から湧いてきたのを覚えています。

  

これは、私だけが体験した特別な話ではなく、たくさんの親が子供が生まれたときに抱く当たり前の感情です。

 そして、大阪にはこんなふうに生まれて、愛されて、育ってきた可愛い子供たちがたくさんいます。

 大人より何十倍も放射能に対して敏感だといわれる子供たちに、被ばくを強要することが正しいのでしょうか。

 放射能から逃れるために避難してきた子供たちの中にはすでに、血液検査や甲状腺検査で異常が出ており、健康被害に親たちは頭を悩ませています。放射能から家族を守るために、会社をやめて、家族で大阪に移住されたお父さんがいます。ある若い女性は離婚して、大阪に避難してきました。

 彼女は東京でたくさん被ばくしたので、怖くて子供が産めない、と言います。ある難病の女性は、着の身着のまま避難し、大阪の見知らぬ街でアパートを借り、お金がなかったので、カーテンの代わりに段ボールを貼って生活していたと言います。体調に異変を感じ、避難を決めた人もたくさんいます。 

 私の友人は、ここから600キロ離れた福島県いわき市に住んでいます。震災後すぐに子供を連れて、母子避難しましたが、様々な事情が重なり、いわき市に戻りました。無力な私はどうすることもできませんでした。彼女が何か悪いことをしたのでしょうか。どうして常識のあるいつも優しい彼女が、高線量の中、自分と子どもの命がいつ尽きるのかを考えながら生きないといけないのでしょうか。

  これから先、たくさんの人々が被ばくのために体調を崩し、西日本に避難してくることは簡単に想像できます。

  その方々のためにも、大阪市には、放射能汚染されていない、きれいな空気、きれいな水、きれいな土壌を守る義務があります。放射能汚染されたがれきの焼却などもってのほかです。3.11は私たちの国に悲劇をもたらしました。取り返しのつかない悲劇です。

 まき散らされた放射能は回収できません。

 こちらに避難してきた人は、津波や地震だけなら避難せずにすんだ、復興できた、とみんな言います。しかし、放射能汚染に復興はありえないのです。 

 市民の命を奪う放射能を大阪に持ち込むのをやめて下さい。

  橋下市長に、がれき焼却中止を求めます。ありがとうございました。

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 ヘレン・カルディコット博士の医師&専門家向けセミナー 

 残席は極めて少ないです。 
11/25(日)京都医師&専門家向けセミナー 9時半から15時半(受付9時より)
京都府中小企業会館   京都市右京区西院東中水町17番地(西大路五条下ル東側)

京都のセミナーの受け付けはhttp://www.frcsrus.org/japan「みんなのカルテ」(主催)でご確認下さい。医療関係者優先ではありますが、意識のある一般の方の参加は歓迎いたします。

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ヘレン・カルディコット博士 一般講演 徳島・岡山・京都

 

⇒京都講演は受付終了。岡山は満席、当日立見のみ。

 

受付方法など詳細→ http://www.frcsrus.org/japan「みんなのカルテ」(主催)でご参照ください。

注意*参加会場によってお申込み方法が異なります。*定員になり次第、受付終了となります。*ご利用にならないお席を予備で確保されるのは他のお客様の御迷惑となりますので、ご遠慮ください。*お振込みの際の手数料はご負担ください。*申し込みの名前・住所と、送金の際の名前・住所が違っていて、事務局からメールしても電話しても連絡がとれない方が数名いらっしゃいます。振込から1週間経過しても入金確認のメールが届かない場合、各々の事務局までお問い合わせください。*携帯メールでメールの受け取り設定をご確認ください。返信メールが届かない場合があります。

 

11/23(金・祝)徳島一般講演⇒空席あります。 

日時:11月23日(金・祝) 開場:18:00  開演:18:30 終了予定:20:30
会場: あわぎんホール(郷土文化会館)4F大会議室 徳島市藍場町2丁目14番地

 平惣各店、小山助学館徳島駅前店などでも前売りチケット販売中

 徳島大学生協でも前売りチケット販売開始。

 

11/24(土)岡山一般講演⇒満席。当日の受付は立見のみ。 

日時:11月24日(土) 開場:13:30  開演:14:00 終了予定:16:00
会場:岡山市勤労者福祉センター (体育集会室)   岡山市北区春日町5-6 

座席が満席のため、前売り券の受付を終了いたしました。

若干数の当日券を用意いたしますが、基本は立ち見でのご案内となります。

 

11/25(日)京都一般講演⇒受付終了。当日もなし。

 

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35 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
九州人も目覚めてほしい (雪が降らないし人も温かいけど)
2012-11-22 10:12:07
震災後から南九州に避難しています。こちらでも放射能の話がしにくい。
スーパーのカゴを見ても食品気にしている人はいないです。
親しくなって、放射能の危険を打ち明けても、その人の家族が東北や関東にいる人は珍しくありません。それを聞くと突っ込んで話す勇気がなくなります
なんだか避難してきても息をひそめて暮らしている気持ちになります
九州の人も食べ物気にしないと殺されちゃうよ~
こっちでも大量鼻血の話や子供や若者が足が痛いってよく聞くんだけど…

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瓦礫拡散市長、絶対許さない (避難した母)
2012-11-22 10:15:28
お母さんのスピーチ、涙が出ます。橋下も、北橋も、環境省職員も、細野も、アメリカ人も、日本人も、みな、お母さんから産まれたはず。今、パレスチナでは、小さな子供が犠牲になっている。日本も同じです。悔しい。悔しい。悔しい。苦労して産んだ息子たちが、放射能をばら蒔いてるなんて、彼らの母親は、どんな気持ちなんでしょうね。
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だまされる人々 (フラン)
2012-11-22 11:35:51
悪い人はいい人のふりをする。
「絆」のためとあおられて被爆する人はかわいそう。
本当は被災地のためなんかこれっぽっちもなくて、某企業と某組織がもうかるだけなのにね。

悪い人にうまくだまされたらあかんよ、ホンマ。
彼らは、君を被爆させてふところをうるおしてほくそ笑んで、「純情でおぼこいバカをだますのは楽だぜ。ちょっと被災地のためとか言ったら大喜びで瓦礫に賛成だもんなあ。楽な商売よ」とつぶやいているのだから。
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Unknown (ヘルプ)
2012-11-22 12:51:07
なるべく沢山、出来るかぎり多く
ヘレンさんに日本で 発言して欲しい。

橋下さんをこんなふうに言ってた、とか どんな形でもよいから メディアで 取り上げられたら。。

どうか 大きく大きく 一般の人も気づく位。。。
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Unknown ()
2012-11-22 13:13:44
木下様、いつもご苦労さまです。
一般の人がこれだけカルディコット博士の講演を聞きたがってるのに(友達はキャンセル待ちでチケットが手に入りませんでした)、マスコミが興味を持たないというのはおかしいと思います。
やはり、情報統制か何かの規制がされているということなんでしょうか?
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木下さんの力は大きいです (etchan)
2012-11-22 14:11:01
木下さん、カルディコット博士を招請してくださって、有難うございます。何も力不足ではありません。
何年後かに、そこに来るべきだった政治家達、ジャーナリスト達は、大阪市民から断罪されます。後で、自分の都合のいいように捻じ曲げることが出来なくなります。
特に、住民のために何も役立つことをしない、仕事も録にしないで、自分の権力志向だけに走り回っている、橋下氏は将来罪を被ることになります。

ヘレン・カルディコット博士のスピーチ、ネット中継で拝聴しました。聴衆・ジャーナリストの居る居ないではなく、堂々と正論、正確な情報をそこに置いてくださいました。全国の方々が見ています。
その真実に耳を傾けることの無い、また、真実を恐れている記者達、政治家達、特に大阪市長の橋下氏は、これで潰れていきます。

橋本病、そして、政治の橋下病、まさに、この二つは今の日本の病気です。象徴的です。

カルディコット博士だけでなく、堂々と放射能の危険について述べられた女性達、小学生のお子さん、私達の誇るべき方々です。今は小さな声かもしれませんが、この世の半分は女性です。今度の選挙でこの声がうねりになると信じます。

女性を無視している政治家達は、政治ごっこをしているだけにしか見えない。女性や子供達を守ろうとする本来の人間の姿に立ち返ってほしい。

聴衆の数に係わらず、正々堂々とされたカルディコット博士、そういう人間として背筋のぴんとした生き方を示してくださった、強さ、人への愛、本当に感謝します。
その真実はネットを通じて日本の老若男女に届いています。それが、一番大切です。真実を知ったとき、それを隠そうとした人々は、地獄に行きます。

様々準備してくださった方々、感謝しています。
私は明日徳島で拝聴いたします。
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大阪市環境局のロボット! (元東京西部)
2012-11-22 14:54:32
がれき焼却反対の意見を伝えるために、大阪市環境局に抗議の電話をしました。

24~30日の間に、がれきの積みかえ作業→大阪府の測定→安全確認→トラック積み込み→舞洲工場→焼却と進んでいくようです。どの日にちで焼却されるかは、環境局HPで公表するとのことでした。

100ベクレル/kgまでのものであれば焼却しても安全とされているところを、大阪市は8ベクレル/kgのものを受け入れるので安全であると認識しているとのこと。

試験焼却で100トン燃やすと80万ベクレルもの放射性物質量になるという計算になるのに、それでも安全と思うかと尋ねると、安全なものを燃やしているので、問題ないと認識しているとのことでした。

空間線量を、焼却の前後で測るのか聞いたところ、HPで公表はするようです。「もし線量が上がったらどうするんですか?」と聞いたら、「それはそうだったということで、別に安全確認をするための試験ではないので。」という答え。え??線量が上がっても安全なの??

まず、安全という結論ありきの回答でした。担当者が、あまりに淡々と安全安全ばかり言うので、「あなたはロボットですか?最低ですね」と言ってしまいました。私は隣県に避難していますが、こんな愚かな試験焼却に巻き込まれるのは心底イヤです。
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Unknown (初めの10日間に受けた被曝量というのは、かなり低く見積もられている可能性が高い)
2012-11-22 16:01:05
山内博士は、福島原発から南の方向に流れた放射性プルームについて、柿岡にある電場の観測所(福島第一の南東150キロに位置)での測定データを解析、プルームがどのように汚染させたかのかを調べた。

注目したのは、3月14日、垂直電場の数値が一気にゼロに落ちたこと。これは電気伝導度が一桁以上も上がったことを意味する。言い換えると、大気中のイオンが地表付近で一桁以上も増加。つまり、この時、放射性物質が大量に浮遊していたという。

しかも、福島原発から南東に150kmも離れている柿岡で、電気伝導度が一桁以上も上がったということは非常に大きな変化なのだという。

放射性物質は、3月15日、1回目の大きな放射性プルームとして関東を襲う。3月20日に2回目の大きな放射性プルームが関東を襲った。1回目のプルームの時には雨が降らなかったが、2回目のプルームの時に初めて雨が降り、それまで空気中に溜まっていた放射性物質を地面に落とした。

そのため、放射線値は3月20日に上昇。だからだろう、3月20日が危なかったと言われているが、これは全くの間違いで、空気中の放射能による内部被曝を考えると、3月20日までが最も危なかったのだと山内博士はいう。

というのは、電場の状況を見ると、3月14日から20日までの約1週間、つまり、1回目のプルームが関東に向かい、2回目のプルームが雨で地面に落ちるまでの1週間、プルームは通過の際、放射性物質を地表近くに残しながら流れていたからだ。その間は放射性物質が地表近くを浮遊していた。

「はっきりしているのは、初めの10日間に受けた被曝量というのは、かなり低く見積もられている可能性が高いということです。特に、子供の被曝量は低く見積もられていると思います」
by山内博士

「というのは、沈殿の際、低いところにあるダストほど放射性物質の量が多いということは計算に入れられていないからです。沈殿するということは、子供の口の高さが危なかったわけです。特に、地表近くで遊んでいた子供たちが一番危なかったのです」by山内博士

また、降雨後も、放射性物質が再浮遊していたということも重要だ。つまり、放射性物質は、いったんは、雨で地面に落ちたにも関わらず、その後、乾燥して舞い上がっていた。その量は、降雨前に比べると少ないものの、舞い上がって再浮遊していたこともデータ解析によりわかった。

山内博士はまた、意外な発見もした。土壌汚染を調べたところ、なぜか、福島原発から北へ流れたプルームはセシウムの比率が高く、南に流れたプルームはヨウ素の比率が高かった。同じ時刻のプルームにも関わらず、その比率には数倍の差があったという。

特に、関東に向かったプルームはヨウ素の比率が高かった。そのため、福島原発から南へ流れた放射性物質は北へ流れた放射性物質より、健康被害の影響が高かったと推測されるという。
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嵌められるな (関西在住主婦)
2012-11-22 17:22:15
国民の生活が第一の比例での略称は生活のみ。生活党と書いたら無効。
テレビもラジオも生活党と呼んでいます。
『生活』二文字です。
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震災瓦礫焼却 (フラワー)
2012-11-22 17:57:24
大阪で震災瓦礫焼却されても、千葉ねずみランドが来園者で溢れているように、U○Jも来園者が減ることは無いのでしょうか?もしそうなったら本当に怖いです。
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