「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

日本と世界のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
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在米日本人女性の報告。首都圏で友人や親族などまわりでおきた突然死や腫瘍、その他の症状。

2012-01-19 00:09:22 | 福島第一原発と放射能
 岩手の花巻にいます。空間線量は世田谷よりもやや低めです。花巻市の東和町にある萬鉄五郎美術館に伺ったのですが、萬の絵を見るつもりが、東京の空襲写真、銀座の有名店が焼け落ちる様子を記録的に撮影した写真を大量に見ることになりました。かなり衝撃的スチールです。写真家、菊池俊吉氏の撮影。当時、陸軍参謀本部は「FRONT」という対外宣伝雑誌を出していた。菊池俊吉はここのカメラマンで、花巻生まれ。敗戦後十月に、文部省の学術調査団の医学班で写真担当として広島にも入っている。「廣島 戦争と都市」というタイトルで写真集が岩波写真文庫で公刊。そして、七十四歳で白血病で亡くなっています。。
 彼は、日本における記録写真家の草分け的存在です。花巻の地で、菊池俊吉の優れた記録写真を見続けることになるとは、まったく想像していませんでした。菊池がスチールとして切り取った銀座空襲のすさまじさと同じ事が、現代の首都圏にも岩手にも襲っているのに、これは、目に見えず、写真で、切り取れないという事象。この厄介さを、僕は、どう突破するのか、この地で考えることとなりました。珍しく時間のあるときはそんなものです。

本日の岩手講演会は、まだ席はありますので、直接おいで下さい。終了後も、お話しする時間はございます。

【木下黄太講演会IN岩手・花巻】

 119日(木)

 開場(受付開始9時半~)講演 10時~12時半  

 場所 花巻市交流会館 1F 交流スペース 

 岩手県花巻市葛第3地割183番地1  tel 0198-29-4733

 ◎会費(資料代含):  1500    お釣りのない様にお願いします。 

 公共交通機関 

バス:葛[くず]バス停 (岩手県交通 石鳥谷線)
電車:花巻空港駅 (JR東北本線)

 ◎車

旧花巻空港跡地、花巻空港すぐ駐車場有り

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 さて、福島第一原発からの風向きは、きょう午前二時ごろから、あす金曜の明け方まで、東京にとってはよくないです。確認してくださいね。
 
【個別土壌調査・富士宮市野中】静岡県富士宮市野中になります。

セシウム134が1789.51Bq/kg


セシウム137が2285.42Bq/kg




合算で4074.93Bq/kg

ただし、この検体は雨どい下のため、通常よりも高い状態です。
 

【個別土壌調査・青森県八戸市】民家の畑の土
 青森は僕のブログでは始めてのデータ。
 セシウム134 6.64Bq/kg
 セシウム137 8.63Bq/kg
 合算      15.27Bq/kg

 
 アメリカ本土在住の日本女性が、首都圏にいる自分の家族、親戚、友人、知人などの身のまわりでおきている、突然死、腫瘍、病状、不定愁訴を取りまとめて報告してくれました。ご自身も帰国時に症状が出ていると訴えています。参考になります。
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はじめまして。いつもブログを拝見しております。
米国の○○○○ と申します。
まずは、御礼を申し上げたく… 貴重な情報のシェア、これまでのご活動、本当に本当に
ありがとうございます。
木下様のご活動のおかげで、無関心だった都内の妹を説得する事ができ、
夏に数ヶ月の一時避難をさせる事ができました。
下記に、私の周囲で起きている状況と、私自身の状況などをまとめて
お知らせさせていただきたいと思います。読みづらい部分ありましたらごめんなさい。

@私について  
5月26日から6月まで、日本へ一時帰国。311当時〜8月末までハワイ在住、その後アメリカ本土へ引っ越し
神奈川県の実家に滞在、都内へも数回外出。マスク着用。食事は極力気をつけていた
(1)まず、成田空港に到着した途端、喉の違和感、喉が苦しい、風邪を引いていなかったのに咳が出始める(マスクは着用していた)。長袖長いスカートで肌を覆っていたが、空気に触れている手と顔がピリピリ
(2)到着当日〜アメリカへ戻るまで;手の甲など、空気に触れている部分のピリピリ感。咳、喉がふさがっているような苦しさ
下痢、吐き気。夜、横になって睡眠に入ろうとすると、心臓がバクバクして、胸苦しさがあった。これらの症状が毎日続く。
(3)一度、不手際で、傘を持っていたのに、足の甲が雨に濡れた。濡れた部分がジンジンと痛み、恐ろしかったので
帰宅後、即シャワーを浴びた。
(4)滞在中、東京都江戸川区在住の友人宅に1泊。咳がひどくなる、喉が苦しい。夜中、鼻が完全に詰まった状態で目が覚める
(4)6月中旬〜8月くらいまで、いつも疲労感があり、自宅にいる時はすぐ横になっていた。一日眠く、起きていられない感じ。


@私の周囲について
茨城県水戸市在住40代前半の知人男性 心筋梗塞で死亡。心臓の既往症なし

東京都世田谷区27歳友人女性 7月、子宮に小さい腫瘍が見つかり、放っておくとガンになると言われ8月に切除手術。マスク着用なし、食事も気をつけず。

東京都新橋在住30代知人男性 マスク着用なし、食事に気をつけず。風邪に似た症状が数ヶ月続いていて、治らない。春頃からいつも具合が悪く、しょっちゅう倒れる

東京都足立区在住40代友人女性 ずっと具合が悪く、風邪のような症状が数ヶ月続いている。彼女の母親は、外出時、脳梗塞で倒れ、一時入院。現在は要介護状態。2人とも、マスク着用なし、食事に気をつけず。

東京都目黒区在住 60代前半、私の親族女性 マスク着用なし、食事に気をつけず。今まで出なかったのに、何故か鼻血がよく出るようになり、一度出るとなかなか止まらない。外出時に鼻血が止まらなくなって、駅で救急車を呼ぶ

千葉県30代友人男性 数ヶ月間風邪が治らない。マスク着用なし、食事も気をつけず

神奈川県横浜市在住30代友人女性 7月、子宮に良性腫瘍が見つかる。放っておくとガン化するかもしれないと言われたが、とても小さいので、現在、経過観察。マスク着用なし、食事も気をつけず


@妹と甥(都内在住)について
妹(30代前半)
風邪が治らない、咳が止まらず。ドロドロした痰。回転性めまい。耳がふさがったようになり、聞こえにくくなる。
病院に行ったが、原因不明。
5月、にわか雨で手足が濡れ、じんじんとした痛みを感じる。帰宅後すぐシャワーを浴びる
3月〜4月、マスク着用なし
7月中旬〜8月末、ハワイに一時避難(私の自宅)。めまい、耳の不調が消える


甥(妹の子供、小学2年生男児)
食べ物には気をつけているが、給食は食べさせている。校庭などでの学校行事にも参加。

数ヶ月、咳が止まらず。ドロドロした痰。風邪が治らない。便の色がおかしい
(1)3月〜4月 マスク着用なし、食べ物には気をつけるが、給食は食べさせている
(2)4月、マイコプラズマ肺炎で入院。退院後にまた肺炎。
甥の通う小学校では、「春頃から肺炎がはやっているので気をつけてください」と担任が言った。
(3)5、6月 治らない風邪
(4)7月中旬〜8月末は、ハワイに一時避難(私の自宅)。
滞在3日目頃、濃い緑がかった変な色の便が1度出た(妹が流してしまった為、残念ながら写真がありません)
数日たってから、風邪らしき症状が完治

9月〜10月、一時避難した事で気がゆるみ、マスク着用なし。咳が出始める

@妹の旦那さん

(1)風邪のような症状が何をしてもずっと治らない。咳、吐き気。
妄信していて、食べ物には気をつけていない。マスク着用なし
(2)8月、妹が一時避難中に、妹に内緒で、汚染ガレキボランティアに行った。
防護服なし、マスク着用なしで、工事用ヘルメットと作業服を着用、自分の車で、福島県いわき市へ行き、
汚染ガレキボランティアを行った。
ボランティアでは危険に関する何の説明もなく、終了後は、汚染された服を着て、車で帰宅。
使用した服や荷物はそのまま持ち帰った。車も洗車せず。
妹と子供が一時避難から都内の自宅へ戻った際に、ヘルメットは玄関に置いたままだった。

なお、妹の周囲では、50代〜60代の方が心筋梗塞で2名死亡、その他1名が脳梗塞で倒れたそうです。
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 「木下黄太 講演会 in 鹿児島 」 
    放射能による健康被害を知ろう。震災ガレキについてみんなで考えよう。
   

■日時:  1月21日(土)午後6時半~8時半(受付開始 午後6時~)

■場所: 姶良市文化会館(カノンホール)の会議室

    〒899-5241 鹿児島県姶良市加治木町木田5348-185
    TEL 0995-62-6200

http://www12.synapse.ne.jp/kanonhall/gaiyou.html


■会費:  1人500円(中学生以上)  お釣りのない様にお願いします。

■定員:  150名程度

■申込:  お問合せやご予約(1.お名前※カタカナで、2.参加人数(お子さまを含
む)、3.電話番号)はメールでお願いします。
    ・個人情報は、講演会終了後すぐに削除致します。

kagoshima21gareki@yahoo.co.jp

■主催: 個人(団体無所属、※椅子、机の出し入れで、ご協力頂けると助かります。)

※託児はございませんが、お子さま連れでのご参加も大歓迎です。
※当日、文化会館ではコンサートがあり駐車場で混雑すると考えられます。
 なるべく車は乗合でお願い致します。
※お客様によるビデオ撮影、写真撮影、録音はご遠慮下さい。

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「木下黄太 講演会 in 宮崎・都城 」 
    放射能による健康被害を知ろう。震災ガレキについてみんなで考えよう。


■日時:  1月22日(日)午前9時半~11時半(受付開始 午前9時~)

■場所: 都城市総合文化ホール 会議室 

    〒885-0024 宮崎県都城市北原町1106番地100
    TEL : 0986-23-7140

http://mj-hall.jp/access/index.html#accessmj

■会費:  1人500円(中学生以上)  お釣りのない様にお願いします。

■定員:  90名

■申込:  お問合せやご予約(1.お名前※カタカナで、2.参加人数(お子さまを含
む)、3.電話番号)はメールでお願いします。
    ・個人情報は、講演会終了後すぐに削除致します。
       
miyazaki22gareki@gmail.com


*託児はございませんが、お子さま連れでのご参加も大歓迎です。

■主催: 個人(団体無所属、※椅子、机の出し入れでご協力頂けると助かります。)
※お客様によるビデオ撮影、写真撮影、録音はご遠慮下さい。

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「木下黄太 講演会 in 秋田」

日時: 1月25日(水)
      午後6:00開場、午後6:30開演

場所: 秋田大学教育文化学部3号館 3-145教室(別名、60周年記念ホール)

以下の学内地図では、図書館⑱の下、3号館③の左部分一階にあたります。
駐車場が限られており、なるべく秋田駅から徒歩あるいはバスをご利用くだ
さい。自動車の場合、正門から入り、踏切のような検問で守衛室に電話をか
けて指示に従ってください。

http://www.akita-u.ac.jp/honbu/info/in_map.html

資料代: 500円(高校生以下無料)、釣銭のないようにお願いします
参加申し込み: 以下のホームページで行います:

http://akitacity.web.fc2.com/lecture.html

問合せ: 090-6709-9255(かがや)
定員: 250名
主催: 放射能を拡散させない市民の会(秋田県中央)

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 「放射能汚染とがれき問題を一緒に考えませんか?IN 静岡・伊豆の国市」


放射能防御プロジェクト 木下黄太氏
秋田大学教育文化学部教授 村上東氏


1月26日(木)17時30分開場18時00分開演
~子どもと郷土を守るため~
1部 汚染の実態、給食や内部被曝について、がれき問題
2部 質疑応答


伊豆の国市韮山文化センター大ホール(時代劇場)
伊豆箱根鉄道韮山駅より徒歩5分 大駐車場完備200台
参加費500円 定員500名
※お子様連れの方は2階母子コーナー又はロビーをご利用になれます。


ご予約 save.shizuoka@gmail.com 又はfax 055-944-2010 モリタまで
お名前・参加人数・メールアドレスを明記のうえ上記までご連絡お願い致します

 
 

 

 

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1/28 【木下黄太 講演会 in 渋谷区幡ヶ谷】-放射能汚染の現状と人体に対する影響

日時  1月28日(土曜日)
開場  17時30分 
開演  18時~20時(質疑応答含む。最大30分の延長を見込んでおります)
場所 渋谷区幡ヶ谷区民会館
参加費:500円

ご予約(お名前、住所、電話番号、参加人数を記入)お問い合わせはメールにてお願いします
nohili@infoseek.jp

 


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54 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
静岡在住者です。 (sato)
2012-01-19 00:26:54
はじめまして。
私は富士宮市野中から数キロのところに住んでいる者です。
セシウムの測定数値を拝見しました。
疎いのでよくわからないのですが、これはどの程度の注意が必要なほどの数値と考えてよろしいのでしょうか?
以前の記事も拝見して、明らかに高い数字なのでショックを受けています。
参考までに教えていただけますとありがたいです。
ちなみに震災後、そして年明けも、激しい下痢や口内炎の症状がありました(今はおさまっています。それから震災直後から最低限の放射能対策もしています)。
よろしくお願いいたします。
返信する
生きる執念 (るる)
2012-01-19 01:51:50
木下さんの文字を通して、菊池俊吉氏の銀潮モノクロの無機質で重厚な世界が眼の前に広がりました。

私の学生時代の夢は戦争フォトグラファーでした。
学生時代は戦地までとは行きませんでしたが、メキシコの路地裏のストリートチルドレンを撮り、この不条理な世の中に激しい慟哭を覚えました。
木下さんの記事を読み、当時の凄烈な想いが蘇りました。

今でも写真をやりますが、被写体は専ら野鳥や野花などになってしまいました。

目には見えない惨状を伝える事の難しさ、木下さんなら出来るはずだと私は信じています。
プレッシャーを感じさせてしまったら、ごめんなさい。
これは私と私のコミットですので、どのような結果になろうが私の想いは変わりません。

アメリカ在住日本人女性のケース、予想をしていた事ですが、改めて衝撃を受けました。

短期間の滞在でも、やはり体に影響がでるのですね。
元々汚染されていない状態だったので、症状がセンスティブに出たのかもしれません。

私の周りでは、もう一生帰国する事は出来ないと覚悟を決めた人達が居ます。
私も、昨年中頃に予定していた一時帰国を延期し、希望を捨てきれないでいましたが、事態は刻々と悪化する一方。
先の見えない悲しみと、諦めきれない悔しさでやりきれない思いです。

既に、こちら(AUS)に避難されて来た方々は、もう声を大にして残された日本の方達に避難を呼びかける事はされていないご様子です。
その方達の被った傷の深さを考えると、やはり私はその人達の分までも声を大にして、危険を呼びかけていかなくてはと感じています。


最後まで諦めないで下さい、希望を捨てずに生き残る道を必死で考えて下さい。生きる執念を忘れないで下さい。
生き残る事さえできれば、開ける道もあるはずです。
お願いします。

私も諦めません。



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海外居住者 ((匿名希望))
2012-01-19 03:16:52
昨年3月11日以前より海外におります。
日本から(正確に申し上げると都内の実家から送られた)荷物が届くたびに、その翌日~数日後に激しい喉の痛み、夜眠れないほどの咳、鼻水、結膜炎に悩まされます。当初、日本からの荷物との関連性について自覚がなかったのですが、家族が昨年10月末にこちらに訪問してきた際、荷物をおろすのを助けようとしてトランクの取ってに手をかけたとたん、掌一面にちりちりとした電気ショックを受けたような痛みを感じ、それ以降、上記の症状は荷物に付着した放射性物質に起因するものではないかと思い当たりました。咳などの症状も、普通の風邪などと違いかなり治りにくかったことから、なんとなく違和感を感じていたのですが、在米の方のお話を読み、やはりそうだったかと・・・。
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目に見えない惨状 (ぐるぐるまき)
2012-01-19 07:47:35

「目には見えない惨状」これが本当に難しいところだと感じています。テレビを見ていると、バラエテイは言うに及ばず普通のニュース番組を見ていても「のんきだな」と思います。東大が9月入学制度を検討とか。それが一体なんになるのでしょう。場所により1μSもあるのに(早川先生の測定)。目の前の息子が、9月入学制度の是非についてさかんに論じていますが、私は適当に受け答えしながらも心は虚ろです。いくら危険を訴えても息子は認識しようとしません。

 るるさん
  どうか、声を大にして危険を言い続けて頂ければと思います。未だ子供たちに危険を認識させることさえできない私が言うのも変ですが。

  友人が教えてくれた韓国放送「ふくしま」です。
 
 http://www.youtube.com/watch?v=Tdc]4FDzDnI&feature=youtube.be

(この番組の中で福島に入る前の首都圏の線量が0.18μSでこれを通常としていますが、これはすでに首都圏が平時の4倍くらいであるということだと思いますが)

 このような内容が普通に日本国内で放送されていればと思います。
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高齢者でも・・・・ (除脈)
2012-01-19 07:52:00
いつもこちらを参考にさせていただいています。
初めて投稿致します。神奈川居住の男性、これまで心臓の既往症などなかったですが、2回意識不明となり現在検査中。放射能に対する対策はなし。マスクもせず、関東への旅行、ゴルフなど頻繁にでかける。アドバイスするも放射能の影響などとは理解してくれません。笑いながら否定されてしまいます。歳だからの一言です。高齢かもしれませんが、皆様の記事を読むたび、確実に関東は汚染が進んでいると思います。
新潟の女性も同様の症状で、ペースメーカーの手術を受けました。
早く気付いて欲しい、今の酷い状況を。
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温度差がこわい (福岡くま)
2012-01-19 08:46:09
木下さんのブログやここのコメント欄は大袈裟なんだろうか?

昨日アメリカから遊びに来た外国人夫婦と食事をしていて言われた。
「チェルノブイリの時はロシア中の子供に安定ヨウ素剤が配られたが、なぜ福島では無かったのか。私たちが知らないだけで対処はされたのか?
そしてなぜ近辺の人はもっと食べ物を気にしないの。ドイツ人はキノコが大好きだったけれどチェルノブイリ事故の時に食べるのをやめてしまった。その対応は今でも続いているのに、日本の人は今の福島で採れたものを口にしているよね。
人々は放射能が怖いと思わないんだろうか?」

この話が出るまでご主人がロシア人だというのを忘れていた私でしたが、彼がヨウ素剤と言いながら首に線を描くような仕草をしたのが忘れられません。
この質問って神経質な人じゃなくても普通に持つ感覚のような気がします。
ごく普通の36歳の男性が、海外に居てさえ普通に疑問に思うようなことを、なぜ日本では話すことができないのか。
対処がなされていないようで怖い、という当たり前の感想がどうしてこのブログでしか言えないような話になってしまっているのか。なぜ言う人がこんなにも少ないのか・・・

ここでの話が大袈裟かどうかよりも、日本という国の「何も変わらないフリ」がなんだか怖いと感じる私は変なんでしょうか。
どうも正常のような気がするんだけど、周囲の反応を見ていると自分がおかしいのかと気が変になりそうです。

普通に考えて、いまの状況で事故が収束したとは誰も思わないだろう?関係ない外国人だって若干自分たちへの影響を気にしているぐらいなのに。
選べるならば福島周辺のものは口にしたくないという当たり前の事がなぜ通らなくなっているのか。
本当に知りたい。おかしいのは私たちの方なの?
返信する
satoさま (Unknown)
2012-01-19 08:46:57
沼津市在住の者です。富士宮の汚染はひどいと思います、もちろん沼津も汚染されています。
マスク・食事の対応は引き続きしていた方がいいです。

私は静岡のいちご・みかん・お茶はいただいていません。静岡の人は優しさで下さりますが、泣く泣く処分しています。家族に文句を言われると、『文句は東電にどうぞ』と答えます。
26日に伊豆の国で木下さんの講演があります。お時間合えばいらして下さい。静岡の方達仲間がたくさんおられるはずです。
返信する
地元岡山では (まつたけ)
2012-01-19 09:10:00
雨です。ガイガーカウンターを持ってませんが、外出は控えます。

現在放射線による影響は1月7日前後にあった歯茎からの大量出血ていどでたまたま虫歯予備軍だったから判断は不可能ですが、ホンット兵庫県には呆れました。

神戸異人館でサトゥルヌスの椅子に座ってみようかと思ったけど無理ですね。クレームを寄越しましたが、無駄でした。県外者で力及ばず申し訳ございません。

金沢観光も止めます。工芸の加賀指ぬきを見たかったけど、輪島に近すぎる。

今年は旅行運が無くなっている気がしますね。

海外に早く逃げろと誰かが訴えている気がします。
返信する
原発ストレステストの実態 (Unknown)
2012-01-19 09:40:34
昨(18日)原子力安全・保安院が慎重派も傍聴人も排除した「大飯原発ストレステスト」を行った。

これって わかりやすく言うと
「ヤクザの事務所の家宅捜査をヤクザの舎弟企業にやらせた」ということでしょ。

元日本原子力安全基盤機構(JNES)の原発検査員だった藤原節男さんは
「ストレステストはJNESと保安院が審査をすることになっているが評価基準がなく 何をやればいいのかわからないのが実情」と言っています。
また なぜ評価基準がないのか? について
「電力会社も官僚も評価基準を作る能力がない。専門知識と技術を持つのはメーカーの技術者だけ。つまりストレステストとはメーカーが分析した結果を同じメーカーのOBが審査する、再稼働のための儀式にすぎない。欧州では利害関係のない他国技術者がやる。」
とも言っています。

この方は元・三菱重工の技術者で泊原発の検査データの改竄を拒否してJNESを解雇され 現在 再雇用を求めて提訴中、つまり「反原発派」ではない方です。それでも「今の日本の原発は全て1度 止めた方がよい」と言っています。
原発の実情を知るがゆえに このままでは原子力そのものの未来がない という危機感からの発言でしょう。

原発廃止にしろ容認にしろ とにかく今は「即全面停止」しなければ どちらにとっても未来はないのです。
こんな簡単なことがわからない枝野は「ただちに知能検査を受けるべき」だと思います。

返信する
一時帰国後の症状 (ペアー)
2012-01-19 09:45:23
木下様 いつも貴重な情報を有難うございます。海外に娘と避難している者です。

娘の冬休みに、クリスマスとお正月を主人や家族と過ごすために3週間ほど東京に戻りました。
戻ってから暫くして、自分の心臓がバクバクするというんでしょうか、激しい動機を感じることが頻繁に起こるようになりました。

今はまた海外に戻って来ていて12日目です。やっと心臓のバクバクをほとんど気にすることが無くなりました。

「子供は特に危ないから避難した方が良い」と言ってくれる主人にさえ、「気のせいじゃない?」と言われます。

娘には最初の避難の後に3回大量の鼻血が出た後は、特に目立った変化はありません。

それから、やはり私の周りの友達の開き直りと言うか、食事への気にしなさには、唖然としました。彼女たちの言い分は「気にしていたら食べるものが無い」というんですが、はたしてそうでしょうか?子供の習い事を1つ減らしたり、自分の美容へかけるお金を減らしたりしてでも、安全な地域の食べ物を宅配で取り寄せることはできるはずです。

命あっても生活だと思うんです。教育も大事ですが、健康の方がもっと大事なのに・・・

でも、こう言っている私も果たして娘の健康を今の方法で守りきれるのか不安でたまりません。年間で3か月ほど東京に滞在するので・・・。

木下様、どうぞご自愛くださいますようお願い致します。
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