昨日の記事で1点だけ追加があります。「よく知っているママ友が突然死しました。今朝亡くなったらしく、まだ詳しいことはわかりませんが」と電話がかかってきたお母さんは、東京23区内の、既にガレキ焼却が始まっている区にいる方です。ご本人からのお申し出で追加します。
きょうの鹿児島講演も多くの方とお話しできました。例えば、またしても等々力近隣の若いお母さんがお子さんと避難している方がいたり(ご近所避難は5家族目です。確率高い。ほかにも、ご近所避難者が、他県にいるとおっしゃっていたし)、愛知県の東部の微妙な汚染が、小さい子供に与える影響を心配して避難されているような方もいらっしゃいました。さらに避難者と地元民のいろんな連携が穏やかに進んでいたりもしていました。そして、もともと東葛地域から避難した女性が、鹿児島の安全食材を提供する会社である「かごしまんま」を立ち上げていて、この会社が、僕の講演主催でした。避難地で新しい事業を、おかあさんが立ち上げていて、それが軌道に乗り始めているのを聞くと、すこしうれしくなりました。
その中で、僕の手触りで、少し気になる話がありました。質問で、鹿児島に避難をしたお母さんが、興味深いことがあったと夫から言われたそうです。旦那さんは工学部出身、奥さんを、お子さんと一緒に避難することにすぐに賛成していたそうです。
旦那さんは首都圏に残っていて、そして、同じ工学出身者たちとの会合があって「うちは、嫁が放射能を懸念して、自分でいろいろ考えて、調べて避難していったよ。」という話を普通にしたそうです。そうしたら、その仲間たちが「うらやましいよ。あなたの奥さんが。そうやって調べて自分で避難していってくれるのは。うちのは、そういう事が出来ないから。母子で行くのが難しいし」と答える人が多かったというのです。奥さんはその話を聞いて「本当に、そういうニュアンスだったの?夫が避難したい奥さんをとどめるケースが多いのが当たり前の話なんだけれども」と問いました。しかし、旦那さんは「いや、違う。あれは、避難している方がベターで、うまく体制が整って、奥さんが子供たちと避難するなら、避難した方が良いというニュアンスだよ。仲間たちの感覚だから、俺は間違えてないよ。」との話。
こういう話がどうして聞こえてきているのか、僕にもよくわかりません。しかし、避難・移住するべきだと、僕がかなり呼びかけてきたことが、気違い扱い⇒ごく一部の避難者を冷ややかに見るというような感覚のはずだったことが、必ずしもそろそろ常識ではないのかもしれません。首都圏にいる男たちの中に、移住避難に関して必要性を感じ始めている人たちがいるのかもしれません。
僕の答えはまだないのですが、もしかするとおきはじめていることを、気がつく人たちが少しはいるのかもしれません。身の回りの些細な出来事、自分や家族、大事な人の体調に変化が生じているのかもしれません。いずれにしても、実は具体的な要因が、何か見えてきたときに、今まで思考停止の男の方が、これまでの思考を突然転換して、いろんな話を劇的に変えていくことは多いものです。まだ何にもわかりませんが、どうなっていくのか、見定めなければなりません。時代の情勢は、変わるときには素早く変わるものですから。
首都圏のリアルタイムの状況が常時いないのでわかりにくいのですが、僕は、手触りの感覚を常にさがしています。何か兆候があるときに、手触りが必ずあります。
手触りという意味では、こういう話も聞こえてきました。下記のような話が今頃、新たに流れてきました。去年の3月の話がなんですが、でもその話が、1年半後に、なぜ、もう一度聞えてきているのか。僕は話の中身より、1年半後に、今一度こうした話を流そうという感覚が、首都圏のそれなりの男性におきていることを興味深く思っています。僕の手触りです。
「私の会社は原発村で、どこまでひどい状況か会社が分かっていたようで、3/15早退させて翌日から5日間自宅待機を命じられました。私は××の部署にいますが、問答無用で徹底して家にいろと言われました。どうしても残らなければならない人以外は徹底的に出勤禁止に。他社情報も共有してたんだと思います。」
次の話も僕にとって、同じ方から続けて聞いていた話が、何か飽和した感じがするので掲載します。僕の手触りで。ある横浜在住の40代の女性におきている事です。もともとこの方からは、去年の年末に突然死の話が聞こえてきていました。
「はじめてメールします。友人の兄弟が年末急死しました。 46歳 男性。
朝、家族が亡くなっているのを発見したそうです。
解剖結果は心筋梗塞。友人は極度の疲労が死因と思っています。」
この男性は、お子さんも抱えて頑張っておられたそうです。ご自宅は横須賀。勤務先は浅草です。もちろん突然死という事象以外に、はっきりとは、わかりません。
そして、実はこの方の身のまわりで、次の事象がおきていたことも最近判明したそうです。小児白血病です。
「友人の娘さん(6歳)が白血病になりました。発症は昨年 秋。現在は通院されているようです。
ママさんは昨年、 給食 や食材の話題で話をしたとき、『少しぐらいたべたって死にはしないわ、それより福島の農家の人がかわいそうだよ』と言ってました。
その会話がお互いずっと頭のなかに残っていたので、顔を会わせてはいましたが娘さんの病名は聞けずにいました。
ママさんと話をしたついでに 1年間 聞けなかった娘さんの病名を教えてもらいました。
『いまの白血病は直るけど再発が怖い』 、と言っています。」
被曝半年での白血病は、何の関係もないかもしれません。しかし、本当に関係ないと言い切れる事象なのかどうかは僕にはわかりません。わかりませんが、気になります。
そして、お話を頂いた、この方ご本人には、下記の状態がおきているそうです。
「あるクリニックに子どもと私、エコーと採血しました。子どもはエコー、血液検査の結果ともに問題なし。
私は3ミリ1個、4ミリ1個、5ミリ2個 計4個の腫瘍みつかりました。
血液の数値は問題なし。腫瘍はエコー画面から良性といわれました。」
僕は、もう少し別の病院で、再度数か月後のチェックをすすめました。そして、元々の病院は、血液の数値は問題ないという判断をされていました。その判断は、尊重いたしますが、僕が確認すると、好中球のデータは、この方も、お子さんも、少なかったのです。これは、最近、首都圏でおきている現象だと医師から僕が聞いている話とも一致するものです。
いろんな手触りがあります。そうしたことは、常に次を指し示す時が多いです。注意してください。
貴女の身近に、兆候はあります。貴女の手触りを信じて下さい。
それが一番の救いになります。
台風の中、本日は熊本です。明日は1年振りの福岡講演です。
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本日9/16(日)は熊本で少人数のイベント開催が急遽決定。
場所「AZITO」熊本市中央区新市街6-20 玉屋通り
申込みアドレスは、clubpyramid@gmail.com
(タイトルは「16日イベント、参加イベント名」と本文に参加者のお名前、参加人数は明記。 )
料金は講座やトークイベントは800円以上のカンパ制 交流会は飲食分実費
電話お問い合せは 096-288-2460
当日は熊本市内を馬が走る例大祭。例大祭の合間に、子供たちを守る方法をお聞きになりに来られてはいかがでしょうか。熊本市内が一日中、お祭りなので昼から休憩所として開店しておきます。
1)午後3時から午後4時 「熊本市に放射能測定室をつくる会」によるガイガーカウンター護身講座
(中古車や建築資材の汚染から身を守る方法)
2)午後4時半からは木下黄太トークイベント
3)午後6時からは木下黄太との放射能フリーの飲み物食べ物での交流会になります。三部構成です。
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明日!一年振りに博多の真ん中で開催! ☆福岡市赤坂で開催☆
ガレキ受け入れ問題・・・食品の汚染と流通・・・避難移住関連・・・
子供たちの未来を守るために、いま必要なこととは・・・
◆2012年9月17日(月・祝)
開場:18:15
開演:18:45(20:45 終了予定)
◆会場:福岡市立中央市民センター・ホール
(福岡市中央区赤坂2丁目5番8号/TEL.092-714-5521)
http://www.shinko-chuo.jp/access.html
◆入場料:1,000円/当日受付にてお支払い
(入場方法は当日の先着順になります)
http://kokucheese.com/event/index/49971/
もしくはメールにお名前、連絡先(電話)、参加人数、住所(何市や何町まで)を送ってください。
参加申し込みのメールアドレスはrdp-kyusyu@goo.jp
*託児:2歳以上のお子様に限ります。
一人につき600円、要予約
(メールで、保護者氏名・連絡先(当日の携帯番号)・お子様の名前・年齢・性別・人数・ アレルギーの有無をお送り下さい。)
連絡先はこちら→rdp-child@goo.jp
必ず題名に「木下黄太講演会in福岡 託児予約」と書いて送ってください。
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!北九州で燃やしたガレキの煙が目の前に見える!☆山口県下関市開催☆
ネット予約 こくちーずhttp://kokucheese.com/event/index/50581/
前売り券販売プレイガイド(9月1日以降の取り扱いになります)
シーモール専門店 プレイガイド・ラン
下関市民会館
【9/21(金)木下黄太講演 in 敦賀】
子供たちの未来を守ろう。
開場 五時半 開演 六時 「敦賀市福祉総合センター あいあいプラザ」 入場料500円
お問合せ・予約「ガレキストップフクイ」→garekistopfukui@yahoo.co.jp に代表者名と参加人数を明記。
幼稚園生の息子も、最近は、友達をどんどん増やし、楽しそうで、子供たちの笑顔を見ると、移住して良かった、といつも思います。
一方、東京での仕事仲間のfacebookでの個人的な発信を通じて、個人的な健康被害等の情報は引き続き、入ってきます。
そんな中、知り合いがfacebookに書き込んだことだけでも、今年の4月以降、30代の方が2名、亡くなってます。1人は心筋梗塞、もう1人は、病名は不明ですが年末に発病し、夏に死亡。あとは、体調不良をfacebookに書き込む人がやたら多いです。
でも、それが放射能由来と考えてる人、気づいている人は、まだまだ少ないです。
そういう人には、個人的にメッセージを送り、少なくとも食事に気をつけるよう、アドバイスしてます。
最も大切な家族だけ、まず避難移住していて良かったです。生活や経済面は、大変ですが、命や健康が一番大事。価値観が全く一緒の妻に感謝してます。
次のステップは、身近にいる友人からも避難移住できる人が出て来るように、facebook等を通じて、個人的に発信し続けます。身近な人たちが、元気でいてほしい!
チェルノブイリという過去の事例があります。他国の事例から学ぶことは、いっぱいあります。今の日本の政府、役所、メディアは、正確な情報が少ないし、事を小さく小さく見せようとしている。水俣病の事例を見ても分かるように、役所は責任回避は得意です。
自分の命や健康は、自分で守るしかない。
のほほんとしてても生きてける時代は、3.11を境に終わりました。
自分で情報を取り、自分で何が正しいか判断しましょう。
もう、残念ながら、今までの平和な時代じゃないんです!!
木下さんの長期に渡る信頼できる情報の提供と、警告を発信し続けるていることに、感謝申し上げます。
特に子供がいる家庭に方は、生活が厳しくなろうと避難しようよ。
東京の子供達の命も守ろう!!!
①筑波研究学園都市の研究者の息子さんは3・11後、すぐに関西に家族を連れて帰ってくるなり、親戚に窓・ドアなどにガムテを貼るように指示。ずーっとマスクをしてた。
研究所は上司の指示で出勤停止。全員休暇。行くとこある人は関東をはなれろ、と。研究所も休館にしていたようだ。まわりの研究所でも情報を回しあって、同じような対策をとっていた。
②関西の大学病院の放射線科の技師は、3.11翌日にはメルトダウン確実なのがわかり、教授と「終わったな…」と言っていた。
今の状況でさえ、予想できた被害の最低限におさまっているといえる。奇跡的だと思う(もっとひどい状況が予想された)
こうした情報は1年間は口外できなかったが、そろそろほとぼりが冷めたというか、わかる人にはわかっていることなので、
私にある程度の放射能の情報があるのがわかると、安心して「実はね」と家族達が赤の他人の私にさえ、悪びれずに語り始めた感じ。
3.11ですぐに情報を得たり、実態が把握できて避難して被曝を免れた人たちにとってそれを公言することにタブー感を感じていたようですね。
マスコミの戒厳令のような対応状況では言えなかったんだろうな。
ttp://www.asyura2.com/12/genpatu27/msg/204.html
(阿修羅掲示板)
一市民の方のこのような努力が本当に有難いですね。
コメント欄に、木下さんの話はデマでなかったことが証明されたーという内容を載せている方がいました。
本当はメディアが報道しなくてはいけない事なんですが、全く機能していないので知らずに被爆をさせられている日本人がどれだけいるんだろうか、と嘆かわしいです。
偶に見ている大阪在住の人のブログが具合が悪いという更新が最後で、一ヶ月前ぐらいから止まっています。
気にしないで何でも食べてしまう人は日本の何処に居ても内部被爆してしまう可能性がありますね。
木下さんのこのような活動の意味を多くの方が理解し行動してくれる事を願っています。
宜しくお願いします。
私も似たような情報が経済産業省の研究所から流れてきました。「3月15日職員を早退。今日明日は外に出るな」
茨城県です。
昨冬までは、健康によいからと鍋にキノコをどっさり入れていた私は、本当に申し訳ない…(家族に謝りましたけど、娘の反応は微妙だったかも)
この春頃、ネットをしない私に、木下さんを教えてくれたのは、主人でした。町にきて下さった時に行けと言われましたが、当時何だか恥ずかしく、主人と息子に行かせました(汗)
今は、ちょっぴりでもできることを探してやっています。真実を知り、恐ろしさ、怒り、やりきれなさで押しつぶされそうになり自分の無力さに落胆する度に、いっそ知らなければ、とか、もっと早く言ってよ、どうにかしてよ、なんて夫に文句をぶつけることもありますが、積極的ではなくても意識のある夫に、やはり感謝しなければと思っています。
ここで木下さんはじめ、ネットで意識の高い方々を拝見し、叱咤激励され、やはりへこたれそうになる娘のお尻を叩きながら、なんとかやっています。
日々の生活に流されて意識を持てない奥様方も多いと思う。客観的に社会を見渡し、何かおかしいと気付くことのできる全国のお父さんたち、頑張って欲しい。
その上、東北の瓦礫も焼却中。
都民の健康を壊して、製薬会社を儲けさせるの?
宮城の瓦礫が北九州にいけば、とりよせていた九州の野菜や水も汚染されてしまうの?
もし皆が避難しても、九州の空気を安心して深呼吸できなくなるの?
とにかく、原発事故近くの物を他に移動させたり、
焼却させたりするのをやめさせよう!!!
今からでも遅くない。
原発事故の影響で子供が病気になるのを見るの、耐えられない。
遠くへ瓦礫は移動させず、遠くへ子供を保養させてと願います。
もちろん、大人も。
お金第一という価値観の変換が求められる時ですね。
あたりまえですが、命や健康が一番大切です。
爆発当時、高学歴な夫の両親は、慌てて西日本に避難しろ、できないなら自宅にいろ、と連絡をくれましたが、私の両親は、なぁにそれ?でした。怖いから家にいると言ったら健康のためにも外にでなさいと怒られ、北関東の野菜が怖くて食べられないと言ったら、茨城産の春菊を送ってくれて、こんな危険なの食べられないと喧嘩になり、もったいないから食べなさいと言われたけど捨てました。その次の日です、茨城産の春菊が基準値超えで出荷停止になったのは。
つくづく私は今、子供じゃなくて良かったと思いました。