福島県の「配偶者暴力相談支援センター」(DVセンター)に相談している件数が、今年度上半期で781件になっていると報じられています。
2012年、2013年と増加傾向になっていましたが、2014年になってやや沈静していました。
それが、また2015年度になって、増加傾向に転じているということです。
僕は、過去に福島の児童養護施設関係者の講演内容を紹介した記事を引用しています。
[福島は出生率が高く、三世代同居で、祖父母の助けを借りて子育てする。家族地域の関係の濃いところ。しかし震災後仮設では三世代は暮らせない。分断される家族。そんな中、虐待される子どもが倍増する。親がストレスを抱え、一番弱いところに問題が派生する。DVも増える。自殺も増加している。](『共助』2014年第6号(10月発行)p30より)
こうしたことが時間経過とともに、むき出しになっているのはどういう関係性があるのか。
チェルノブイリでも、リクビダートルの家庭で、ドメスティックバイオレンス(DV)が急増したことは問題となりました。これは被曝影響として、現地では語られていることです。僕の目から見たときに、移住などによるストレスというよりも、時間経過とともに、被曝影響が増えている可能性も考えるほうが妥当な気がします。
バンダジェフスキー博士も、僕に一般論的にはこう話します。
「我々は1999年に、放射性物質の取り込みによって、脳内の代謝異常がおきて、これが人間の行動がおかしくなっていることの原因である可能性ということは疑えないです。」
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【国立がんセンターのがん予防・検診研究センター長が唱える「福島の甲状腺がんは過剰診断」をどう考えるのか】
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