2月11日、12日に福島市内で『放射能からいのちを守る全国サミット』が開催されると、人伝に聞きました。放射能からいのちをまもることを自覚している人々の代表が、高濃度被曝の福島で集うことに違和感があります。僕は、福島県内に、子供などはその地にいるべきではないと考えますから、そうした人々の支援のために、最低限、福島に入るのは理解しますが、その地で大掛かりな会議を持つこと自体、本質的におかしいです。支援している人々の代表者が、無用な被曝をするのは、本末転倒です。
福島で主催する運営側の感覚を僕は疑います。その地から人々を逃がさなきゃいけないのに、その地に人を集めるのはナンセンスです。放射能が危ないという現実認識が根幹的に足りないと思います。福島の被曝は尋常ではない。チェルノブイリの危険地と変わらないのか、それ以上です。その地は、人を集める場所ではないです。放射能の危険への自覚が足りなさすぎです。
また、脱原発や福島支援を訴えている活動をしている若い人達が、放射能の健康被害をシリアスに考えていないという報告も聞いています。脱原発会議に参加していても、食事の内部被曝を気にもしていない若い人が多い。脱原発や福島支援という運動の渦中にいる、自分に酔いしれていて、本当に自分に迫るかもしれない、放射能の恐ろしさを実感していないと思います。放射能被害はスタイルでありません。シリアスな被害が自分に襲うかもしれないというリアルなんです。自分だけを例外と考えているその思考がおかしい。これは、原発推進側や放射能を見たくない人々の基本的思考と実は構造は同じです。本質的に、自らに迫る危険を、見ない人々。これは、まったく駄目です。駄目すぎます。
同様の話としてこういうメールも頂いていました。
「脱原発をめざす女達の事務局からメールが届きました。内容は、今年3.11に福島ので開かれる福島県民集会へバスツアーで参加する人を募集するものでした。信じられない。今のこの時期に、福島に行こうと呼びかけることが。阿保かっ?即刻、抗議しました。参加者を新たに被曝させる気かと。」
福島を運動の道具にする感覚は理解不能です。現実の危険を見ない人々への違和感ははっきりと僕にあります。こういう、古い政治活動感覚のいい加減さにも、怒りを覚えます。
さて、首都圏の突然死や死産についてお便りを頂きました。その方達とは、話をして確認いたしました。特に身の回りで相次ぐ死産は、ぞっとするものがあります。放射性物質の降下は多かったエリアですから。
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私の友人の周辺で昨年突然亡くなった方がいるという話を聞き、木下さんにお伝えしておいた方がよいのではないかと判断しました。
① 相模原在住の1歳7ヶ月の男の子
友人の知り合い(正しくはご主人の友人)のお子さん。
亡くなったのは昨年9月下旬か10月上旬。
亡くなる前日は元気で外出したりしていたらしい。
当日38℃前後の熱が出たので、解熱剤を使用して寝かせたが
8時頃(夜?)様子を見に行ったら息をしていなかった。
突然死ということで警察も来たとのこと。
死因は最近になってわかったらしいが、気管支炎とのこと。
② 葛飾区在住の61歳の男性
たぶん4月8日だったとの友人の記憶。
夜11時頃、風呂場で亡くなっているのを家族が発見した。
死因不明(血液検査をしたようだが結果は聞いていないそう)。
③ 佐倉市在住の62歳男性
亡くなったのは、たぶん昨年10月。
朝、いつものように出勤。会社(東京)でパソコンを操作中に気分が悪くなり社内医務室へ。
即、救急車で病院に搬送されたが、到着したときにはすでに意識がなく、そのまま死亡。
死因は心筋梗塞とのこと。
①の友人は町田市在住の20代の主婦。
私は昨年12月に、彼女から相模原のお子さんの話は聞いていました。
②③の話をしてくれた友人は、どちらも佐倉市在住の50代の主婦で、亡くなった方の奥様の友人。
先週、その友人に会ったときに、この話を聞きました。
木下さんにお知らせするに当たっては、再度本人(私の友人)に確認し、了解を得ました。
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昨年の木下さんの講演会も参加させて頂きました。
あれから、木下さんの話しや土壌調査の結果を参考にしたり、色々気をつけて生活してます。
今回は健康状態が気になりメールさせて頂きました。
最近、私が動悸がひどいときがあります。血圧は普通で脈拍が早いです。今日受診予定です。
子供は軽い胃腸炎と言われ、腹痛、吐き気、微熱。いずれも軽い症状が事故後二回めです。
幼稚園では事故後すぐは鼻血を出す子がすごく多かったのと、夏から胃腸炎、手足口病、アレルギーの悪化が多く感じてます。
今朝は近所の幼稚園生が大量の鼻血出したそうです。
お伝えすべきかすごく迷っていたのですが、妊娠6ヶ月以降の死産が三件ありました。
・三十代前半(昨年秋出産予定)
・三十代前半(昨年夏出産予定)
・二十代前半(今年出産予定)
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本日は午前十時より、龍谷大学に伺います。木曜日には花巻へ行きます
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【木下黄太講演会IN 滋賀・大津】
日時: 1月17日(火)午前10時~11時半頃(受付開始9時半~)
場所:龍谷大学瀬田学舎内 RECホール 211講義室
〒520-2194
滋賀県大津市瀬田大江町横谷 1-5
http://www.ryukoku.ac.jp/seta.html
(上記キャンパスマップの17番の建物がRECホールです)
交通アクセス:JR瀬田駅より帝産バス「龍谷大学」行き乗車約8分
http://www.teisan-qr.com/jikoku/stop/222.php
◎会費: 1人500円(中学生以上) お釣りのない様にお願いします。
◎定員: 60名
◎申込: ご予約(1.お名前、2.住所、3.参加人数(お子さまを含む)、4.電話番
号)はメールでお願いします。
shigaotsukoen@gmail.com
◎主催: 個人
※託児はございませんが、お子さま連れでのご参加も大歓迎です。
※駐車場(無料)がありますが数に限りがあります。
できるだけ公共交通機関でお越しください。
(やむを得ず自家用車で来場をご希望の方はご予約時にその旨お知らせください)
【木下黄太講演会IN岩手・花巻】
申込は次のページへ http://kokucheese.com/event/index/24970/
当日参加も可能です。
日時 1月19日(木)
開場(受付開始9時半~)講演 10時~12時半
場所 花巻市交流会館 1F 交流スペース
岩手県花巻市葛第3地割183番地1 tel 0198-29-4733
◎会費(資料代含): 1人500円 お釣りのない様にお願いします。
◎定員: 200名
◇アクセス
◎公共交通機関
バス:葛[くず]バス停 (岩手県交通 石鳥谷線)電車:花巻空港駅 (JR東北本線)
◎車
旧花巻空港跡地、花巻空港すぐ駐車場有り
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「放射能汚染とがれき問題を一緒に考えませんか?IN 静岡・伊豆の国市」
放射能防御プロジェクト 木下黄太氏
秋田大学教育文化学部教授 村上東氏
1月26日(木)17時30分開場18時00分開演
~子どもと郷土を守るため~
1部 汚染の実態、給食や内部被曝について、がれき問題
2部 質疑応答
伊豆の国市韮山文化センター大ホール(時代劇場)
伊豆箱根鉄道韮山駅より徒歩5分 大駐車場完備200台
参加費500円 定員500名
※お子様連れの方は2階母子コーナー又はロビーをご利用になれます。
ご予約 save.shizuoka@gmail.com 又はfax 055-944-2010 モリタまで
お名前・参加人数・メールアドレスを明記のうえ上記までご連絡お願い致します
。
お前みたいなのは脱原発に邪魔なんだよ
消えろ 潰すぞ
お前もこんな商売裏でやってんだろ?
裁判になったら全て出してもらうからなw
初めてコメントします。
今日の冒頭の記事、全く同感です!高濃度被爆の土地に人が集ってはいけない!!!
震災以降、沢山の芸能人、著名人が福島に入り、「元気を与える」などと言って、コンサートなど開催して・・・。いつも違和感を抱いていました。
私自身、九州より東北へ2度程ボランティアにも行きましたが、今となってはもう躊躇してしまいます。(妊娠可能な女性であるがゆえ)
しかし、日々自分には何が出来るのか自問自答しつつ、被災地の方々のことを忘れないよう、支援は続けたいと思っています。
新築マンションの件等、いよいよ2次被害が本格化しつつあります。危機感を一層感じています。
私の周りにも似たような人、います。散々危険だ危険だと言いながら、九州に住んでいるのにわざわざ日光に遊びに行ったり、食べ物の汚染の話をしても無関心。なのに私には引っ越せとしつこく言ってきたり、東北関東は放射能が降り注いでいるとしつこく言います。彼は、空や陸が東日本と九州で切り離されていると思っているのでしょうか!
日本の流通が東と九州で切り離されてると?九州の人だけは日光に行っても安全?全く支離滅裂で理解不能です。
恐らく危険と思っている人が放射脳と呼ばれてしまう所以は彼のような人間が原因だと思います。
都内の危険も福島原発の周辺の危険も知らずに行くのか?と不安に思いました。携帯ですら検索してない発言。
少なくとも東北では就職できるでしょうが、西日本の会社なら自己管理、今後の症状リスク(病気になれば会社も傷病手当て負担)から雇ってもらえないでしょう。
先ほどのやり取りから、本当にいろいろ考えました。
このブログを読んでまた、考えました。
少なくとも私は、この施設で子どもたちを受け入れながら、本当に自分がおかしい人かと思うほど食品に気をつけていつも携帯片手に食材を買っています。おかげさまで近所のスーパーでは国産表示が消え、香川県産・徳島県産と表示が細かくなったほどです。笑
いろいろ勉強し、講演会へも出向き、子どもたちの免疫力を上げる食事やほんの少しの情報も大切にしています。
私自身も、過去に宮城、福島に行っているので、こちらにいる時間は、出していくことを考えています。
支援に酔いしれてはいません。
そんな気持ちで出来ることではありません。
ただ、私が数時間福島入りすることで幼児が一人でも避難できたらと思います。
前回福島に行ってつながった小さな子どもの健康のことも考えます。
自分の命は、粗末にしているかもしれません。
でも、やはり、未来の小さないのちのことのほうが私は気がかりです。
参加することは、ひと月考えたことです。
本当に、出来ればこういう機会が西で行われるか、大々的にネット中継などで行われたらと思います。
むしろ私たちが、福島に行かないことで避難を本気で考える人たちもいるのかもしれません。
何より、そのことで不要な2元対立が生まれることが悲しいなと思います。
みんなが、いのちに対して木下さんのように本気の本気で考えられるようになったらいいなと思っています。
ありがとうございます。
いつも貴重な情報ありがとうございます。
年度内避難を推奨されていらっしゃいますが、安住の地は有るとお考えでしょうか?
恵比寿での講演会の時には瓦礫焼却は皆で止められる公算が高いとおっしゃってましたが、最近は各自治体がドミノのように受け入れしそうな気配ですよね。
私は神奈川県在住ですが、10月から11月にかけて体調不良だったので危険は承知しています、避難したくて堪らないのですが、安住の地は有るのか不安です。高い敷金や権利金を何度も払える貯金は有りません。何処に行くか決心がつかないまま4ヶ月おきに1週間位のプチ避難をしています。ただ1週間でも体調はかなり良くなるので、関東の汚染恐るべしです。花粉が飛ぶまであと僅かです。焦ります。何方か、関西より西の地域で敷金、や権利金の不要な物件をご存知の方←車が無いので鉄道の駅から徒歩圏内で、
福島在住でなく、かつ、子供も居ない避難者の支援←就職等 をご存知の方いらっしゃったらコメント欄にお知らせ頂けましたら助かります。
頂いた情報は自己責任で判断致します。勝手な投稿で恐縮ですが、宜しくお願いします。
皆様、今晩は。
ユーチューブにアップしてから2ヶ月で再生回数33万回とブレイクした曲があります。
反原発ソング
「human ERROR」つまり人災です。
歌うのは、京都を中心に活躍する「フライング タッチマン」と言うロックバンドです。
宜しければ、ご覧下さい。
http://m.youtube.com/watch?desktop_uri=%2Fwatch%3Fv%3DENBV0oUjvs0%26feature%3Dplayer_embedded&feature=player_embedded&v=ENBV0oUjvs0&gl=JP