「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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【CO2を減らそうとする世界的取組みを、原発拡大の口実にしていく者たち】←木下メルマガ100号より。

2016-01-26 23:59:25 | 福島第一原発と放射能

 

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週末は暖かくなる模様の福岡、残席5席程度。 

【1/30(土)木下黄太お話会in福岡】 

13:15 受付開始 13:30 開演 

開催場所 福岡市立 中央市民センター 2階 第2会議室 (赤坂2-5-8) 

申込&詳細⇒ http://kokucheese.com/event/index/364664/

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先週、創刊以来およそ2年、通算100号となった、木下黄太メールマガジンより一部紹介です。

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  木下黄太メールマガジン [第100号 2016/1/22]
           < 毎週金曜発行 >         
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 あなたのおかげで、僕のメールマガジンも100号に到達することが出来
ました。本当にありがとう。

 一番、僕にとってわからなかったのが、果たして東京の大手メディアと
何の関係も持たずに、ある種の言論活動など果たして継続していくことが
日本で可能なのかということでした。
 そうした点で、メールマガジンというあなたに直接に伝える手段によっ
て、こうしたことができていることは、本当に嬉しい現象と考えています。

〔中略〕

・・・・ I N D E X ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


【 原発推進を肯定した思考構造が優位となる進学校の生徒たち 】
『2016年 木下黄太の大放談(2)』
【 CO2を減らそうとする世界的取組みを、原発拡大の口実にしていく者たち 】
【 除染土を建設資材にしようとする「環境省」は「悪の秘密結社」なのか 】

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『2016年 木下黄太の大放談(2)』をお届けします。

前回は、東海村JCO臨海事故によって、推進側が、放射能の被害が起きな
いように、より気をつけるという発想になっていなかったことを指摘しま
した。その流れです。

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【 CO2を減らそうとする世界的取組みを、原発拡大の口実にしていく者たち 】
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■聞き手 日本ではそうじゃなくって、JCOの事故の結果、2人死んだ、悲
惨な死に方をした、ということから、「いかにこれを隠ぺいし、放射能は
安全である」という風に「国民を教化」という風にいった。

■木下 僕はすごく反省をしてるんですけど、1999年のJCOの事故後にあ
まり原発のことをやっていなかった。
普段の担当じゃなかったから、そのまま離れたから、よくあることなんで
すが、それでチェックを怠った。

当たり前に、原発を減らしていく方向になると思っていたら、実際は原発
は増えてるんですよ。逆目に出ている。
あの時には、ニュース現場で僕たちはあんなに危険を伝えたつもりだった
のに、にもかかわらず、実際上はそれを監視していないと、推進側は、む
しろ増やすってことなんですよ。

〔後略〕

 

続きはメールマガジンを購読してお読みください。

 

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 ブログで書けないことは、メールマガジンだけで具体的に書いています。

 遂に100号となりました。一歩一歩が大切です。これからも宜しくお願いします。 

 「木下黄太メールマガジン」 (毎週金曜・月4回)  

 被曝関連の健康症状等、重要情報はメルマガでのみ配信、ぜひ購読を⇒⇒⇒

   http://www.hoshanobogyo.com/

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イギリスの原発プロジェクトは日立が受注していて、その総額が3兆円、それらに関連することを日本企業が1兆円受注し、大きなメリットがあるという、信じ難い能天気なニュースをテレビ朝日などが報じているようです。

これはそもそも、原発を運営する会社であるホライズン・ニュークリア・パワーを、日立が買収したことにより、始まった話。

ドイツの脱原発で、ドイツ企業が撤退し、残った企業は日本企業だけで、日立が買収した話です。

もちろん、これがうまくいく場合もありますが、なにかおきたら、すべてがパーになるリスクと背中合わせの話。

しかも、原発事故をおこした国が他国で原発推進する話。

その話に丸乗りするイギリスにおいて、公的な言説として、放射能影響が認められにくいのは、こうした構造が大きいと僕は考えています。


さて、こういう内容を手放しに褒める報道を、反原発側のようにネット住民が思い込んでいるテレビ局が、平然と放送していることはご確認ください。






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