明けましておめでとうございます。去年は原発震災で、僕の人生は、ほぼ全部変わりましたが、僕にとっては、自分の進むべき道に、ようやく歩み始めたと事になったと思っています。自分の人生いろんな出来事が、おそらくはこのために用意されていた気さえしています。
いずれにしても、自分の最も大切な人、自分の身内、それから皆さんとともに、この度し難い状態を、一緒に突破できればと、根源から願い続けております。いろんな方たちに僕が祈願している想いが届いて、今年こそ、状況を突破させるために、命を賭しても、やり遂げねばならない事と思っています。
そのためにも、一人でも多くの方が、日本社会のぎりぎりの状況を認識して、新しい国造りに、参画して欲しいと強く思います。放射能被害対策は当然ですし、そのために、原子炉の逐次全廃を前提に、被曝していないエリアを守護し、少しでも、多くの子供や若い女性などを守りながら、日本を造り直さねばならないと確信しています。
このブログでもお伝えしている、僕のふだん聞いている健康被害の状態の切迫度、放射能ガレキをなんとか燃やそうとする政治家のあさましい働きかけ、関東や東北の土壌汚染の深刻さを照らし合わせると、僕らに、時間の猶予は殆どありません。「果たして間に合うのか?」本当にきつい問いかけが、毎日僕の内面に刺さります。「お前は間に合うのか?」と。
新しい国造りにおいて、僕が何を行うのかという事は、もっと思い切った形で、自分の基軸を変えるしかないと思っています。自分のすべてを賭けて、自分の存在を賭けての闘いとなります。僕の覚悟は尋常な感覚ではありません。これが、なさねばすべてが終わる。その想いの中で、僕は、徹底して闘います。
支えてくれる皆さんが頼る縁になります。この同志がいなければ、どうにもなりませんし、こうした人々が今よりも、さらに数多くの人々を流れの渦に巻き込まねば、事は成りません。それは、僕には当然のこととして、皆さん一人一人にも限界までの頑張りに懸かっています。ここが天下の岐路、辛くても先に進んでください。
そして、おそらく、今年は、去年の災厄が、より明確にどうなるかが、はっきりします。「チェルノブイリよりもはやい」が僕らのキーワードです。事態が進行すれば、あるとき一気に雪崩をうったように、変わります。今のごまかしの議論が、消滅して、厳しいリアルが目の前に転がります。その前のソドムの選択を避けたいと、僕は切望しています。
とにかく、限界まで、人間は、どこまで行けるのか。そのトライアルの一年になります。皆さん、辛いでしょうが、必ず、少しはましな未来があります。突破すれば状況は変わります。一緒に闘ってください。本当に。よろしくお願いいたします。
今年は辰年。龍の年。いずれにしても、どこまで、どこまでも、高く飛ぶ以外の術は、龍には、実は、ありません、けれども、どこかに、皆を導くには、最も迅速で、最も適した乗り物になります。僕には最も助けになる龍、それは、ここにいます。
この龍の船にあなたは乗るのでしょうか。
講演会は北海道の札幌や苫小牧や岩手の花巻周辺、静岡の東部などでも、月内で開催の日程を先方と調整しています。決まり次第、お伝えします。
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「木下黄太 講演会 in和歌山 」 福島第一原発事故後の今
◎日時: 1月7日(土)午後1時半~3時半(受付開始1時~)
◎場所:和歌山市男女共生推進センター 6階ホール
〒640-8226
和歌山市小人町29番地(あいあいセンター内)
TEL 073-432-4704
http://www.city.wakayama.wakayama.jp/bunka-sisetu/danjo/index.html
◎会費: 1人500円(中学生以上) お釣りのない様にお願いします。
◎定員: 153名
◎申込: お問合せやご予約(1.お名前、2.住所、3.参加人数(お子さまを含む)、4.電話番号)はメールでお願いします。
wakayama1008children@gmail.com
◎主催: 和歌山避難者の会
*託児はございませんが、お子さま連れでのご参加も大歓迎です。会場の隣に自由に出入り出来る子ども室があります。授乳、オムツ替え、お子さまの休憩や泣き止まない時にご利用下さい。
電話:0742-27-7700
■開場12:30 開始13:00~15:00終了予定
■定員:135名
■会費:1,000円(おつりのないようにお願いします)
■場所:富山駅前CIC 3F 学習室1
〒930-0002 富山県富山市新富町1-2-3
富山ステーションフロントCiC
■アクセス:
http://www.cicnavi.com/contents/access/index.html
■駐車場:富山市営桜町駐車場、JA駅前パーキング、富山市駅前桜町駐車場、マリエ富山駐車場などをご利用ください。
■託児はご用意できませんが、お子様連れでの参加もお待ちしております。
■お申し込み:ご予約(お名前、住所、電話番号、参加人数を記入)、お問合せはメールにてお願いします。savechildtoyama@yahoo.co.jp
■主催:放射能から子どもを守ろうin富山
http://ameblo.jp/savechildtoyama/
放射能から子供達を守る活動を中心に行う有志のお母さん達で立ち上げた団体です。
日 時 1月16日(月) 10~12時
場 所 こまつまちづくり交流センター
参加料 500円
❤託児室あります。(要予約)❤
放射能から子どもたちや、未来を守るために立上りました。
知っておきたい、放射能の本当のこと。
具体的な提案とすべきことをお伝えします。
主催 放射能を考える会 (特)こまつNPOセンター
「木下黄太 講演会 in 鹿児島 」
放射能による健康被害を知ろう。震災ガレキについてみんなで考えよう。
■日時: 1月21日(土)午後6時半~8時半(受付開始 午後6時~)
■場所: 姶良市文化会館(カノンホール)の会議室
〒899-5241 鹿児島県姶良市加治木町木田5348-185
TEL 0995-62-6200
http://www12.synapse.ne.jp/kanonhall/gaiyou.html
■会費: 1人500円(中学生以上) お釣りのない様にお願いします。
■定員: 150名程度
■申込: お問合せやご予約(1.お名前※カタカナで、2.参加人数(お子さまを含
む)、3.電話番号)はメールでお願いします。
・個人情報は、講演会終了後すぐに削除致します。
kagoshima21gareki@yahoo.co.jp
■主催: 個人(団体無所属、※椅子、机の出し入れで、ご協力頂けると助かります。)
※託児はございませんが、お子さま連れでのご参加も大歓迎です。
※当日、文化会館ではコンサートがあり駐車場で混雑すると考えられます。
なるべく車は乗合でお願い致します。
※お客様によるビデオ撮影、写真撮影、録音はご遠慮下さい。
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「木下黄太 講演会 in 宮崎・都城 」
放射能による健康被害を知ろう。震災ガレキについてみんなで考えよう。
■日時: 1月22日(日)午前9時半~11時半(受付開始 午前9時~)
■場所: 都城市総合文化ホール 会議室
〒885-0024 宮崎県都城市北原町1106番地100
TEL : 0986-23-7140
http://mj-hall.jp/access/index.html#accessmj
■会費: 1人500円(中学生以上) お釣りのない様にお願いします。
■定員: 90名
■申込: お問合せやご予約(1.お名前※カタカナで、2.参加人数(お子さまを含
む)、3.電話番号)はメールでお願いします。
・個人情報は、講演会終了後すぐに削除致します。
miyazaki22gareki@gmail.com
*託児はございませんが、お子さま連れでのご参加も大歓迎です。
■主催: 個人(団体無所属、※椅子、机の出し入れでご協力頂けると助かります。)
※お客様によるビデオ撮影、写真撮影、録音はご遠慮下さい。
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「木下黄太 講演会 in 秋田」
日時: 1月25日(水)
午後6:00開場、午後6:30開演
場所: 秋田大学教育文化学部3号館 3-145教室(別名、60周年記念ホール)
以下の学内地図では、図書館⑱の下、3号館③の左部分一階にあたります。
駐車場が限られており、なるべく秋田駅から徒歩あるいはバスをご利用くだ
さい。自動車の場合、正門から入り、踏切のような検問で守衛室に電話をか
けて指示に従ってください。
http://www.akita-u.ac.jp/honbu/info/in_map.html
資料代: 500円(高校生以下無料)、釣銭のないようにお願いします
参加申し込み: 以下のホームページで行います:
http://akitacity.web.fc2.com/lecture.html
問合せ: 090-6709-9255(かがや)
定員: 250名
主催: 放射能を拡散させない市民の会(秋田県中央)
託児班はございませんが、お子さま連れでのご参加も大歓迎です
今日だけでも(お正月だけでも)、木下さんの心と体が少しでも休めますように。
今年も宜しくお願いします!
元旦からお疲れ様です。
元旦の番組をみていると、お笑いとスポーツ、漫画だらけで、地上派テレビ番組から知性が一層されたように感じる。子供騙しをずっと続けているようなものである。明治大学の「検察、世論、冤罪Ⅲ」というシンポジウムで、元週刊朝日編集長の山口一臣が、マスコミ幹部の者の話として、「もうテレビでは報道番組はできなくなったので、これからは娯楽に徹する」ということを聞いたと話していたが、まさにその通りに、今年はなってゆくのだろうと実感した。
シンポジウム動画へのリンクサイト
最近テレビに出なくなった郷原さんもでている。
http://www.asyura2.com/11/senkyo123/msg/858.html
「検察、世論、冤罪 III」
郷原信郎(名城大学教授・弁護士・「検察の在り方検討会議」委員)
山下幸夫(弁護士・元最高検察庁アドバイザー)
市川 寛(弁護士・元検事)
山口一臣(週刊朝日前編集長)
八木啓代(作家・「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」代表)
NHKを含む大新聞社すべてからなるマスメディアが、冤罪づくりに加担してきたこと、さらに、法廷でその事実が明らかになってきたのもかかわらず、なんの振り返り報道もしないことから、今現在でも意志をもって加担しているとが明らかになっているのであるから、原発問題に関わらず、まともなジャーナリズムなど、彼らにはもう期待できないのだろう。
こういうマスメディアの「企業体質」は、大事故を起こしたJR西日本や東電に通じるものであるが、情報産業であるマスメディアは、誤報や意図的な誤誘導という「大事故」というのがあいまいにされ、トップに責任が及ぶこともない。小沢問題についての報道は、日本の民主主義社会にとっては「大事故」であったが、その自覚も反省もなにもなく、なかったようにされているという悪質さがある。この悪質さは、原発事故の報道や、その後の影響に関する報道にも通底する在京マスメディアの「企業体質」となっている。自浄作用がなく、かつそれを批判する大メディアが存在しない。
ソドムとゴモラの話ではないが、そういう神話に似せなくても、組織論として、情報を、自浄作用のないマスメディアに頼る社会全体が不安定化し、それに対して、マスメディアがスポーツと性と食による刺激、アニメと歌、ドラマ、映画による表面的な救済メッセージで、人心の社会の不安定化を慰撫しつづけることができなくなる一点が来る時期があると思う。
私の主観だと、1990年代からオウム真理教にひきつけられていった人々は、こういった社会機構の世俗化に対する耐性の低い「カナリア」のような人々だったのだと思う。ただ批判精神が脆弱でカルト化、暴力化して結局、大きな災禍を起こしてしまったが、彼らはなんらかの警告を発していた。それを、「テロ」として一蹴し、オウム的なものを排除して作ってきた社会文化の終着点が、現在のテレビの番組内容に端的に現れている。オウムが事件を起こした後の1997年から、自殺者は、東日本大震災の死者を優に上回る年3万人を突破しつづけており、2000年に入ってからは50代は減少傾向にあるものの、30代の若年者の自殺は増え続けている。自殺は医学的な問題のみではなく、社会的な問題として扱われる必要があるが、これは、ジャーナリズムや宗教性を含めた社会文化が劣化し、機能を消失してきた証左であると思う。
正月に駄文失礼しました。今年もがんばってください。
どうか体調にはくれぐれもお気をつけてくださいね。
原発をとめるための一票が必要です。
みんなで「原発NO!」
声を上げよう。
昨年、3.11の原発事故発生は、この日本に住む全ての人々にとって、間違いなく人生の岐路に立たされた瞬間であったと感じます。
また、世界の情勢も、見落とすことが出来ません・・・この国の政治家たちのありさまもも・・・
もはや、誰一人として傍観者でなどいられない事実に、早急に目覚める人が増えることを願いつつ、私は、私の出来ることをあらゆる方向性から模索し続け、行動をしていきます。
誰しも、生かされている「いのち」です。
命が尽きるそのときまで、自分の奥深くにある清らかな心に恥じない生き方を選択し、行動していきます。
激動のこの時代、2012年が希望に満ちた新たな時代への第一歩となりますように心よりお祈り申し上げます。
木下さんの守りたい1人のための言葉が、いろんな人を動かして現在があるのだと思います。日本には言霊という言葉がありますが。
本気の言葉はきっと伝わると思っています。
1人はみんなのために。みんなは1人のために。三銃士の名文句です。いろいろな立場で、人それぞれ何かできることがあると思います。
私もできることからはじめていこうと思います。
今年もよろしくお願いします。
逃げよ逃げよ、すべてのジュネーブから逃げ出せ
黄金のサチュルヌは鉄に変わるだろう。
巨大な光の反対のものがすべてを絶滅する
その前に大いなる空(天)は前兆を示すだろうが
子どもたちが幸せな未来を描いて生きられるように、生きるに値する世界を手渡すために、祖先が死に物狂いで繋いだバトンをより正確に手渡すために、私は続けます。
木下さん、みなさまいつもありがとうございます。これからもどうぞ一緒によろしくお願いします。