「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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滋賀県高島市、琵琶湖周辺に高濃度放射能汚染木材チップ放置事件続報。浪江町へバスツアーする大阪の高校。

2013-09-20 05:24:45 | 福島第一原発と放射能

 基準地価のニュースが流れていましたが、2020東京五輪の影響で、東京沿岸部で20%程度の値上がりが想定されるという専門家コメントを、ニュースで普通に伝えていました。之を聞きながら、あれだけ仕掛けを組んでも、7年間で20%の地価上昇しか、東京湾岸の近隣地で想定できないのが、今の東京のリアルの様です。バブル期は200%から300%に膨らみましたし、70年代も5年で50%以上は上昇している筈です。土地が上昇するのがよい訳ではないですが、その仕掛けを作っても、実はなかなか難しいようです。東京が汚染地と言う事が、逆によく認識できましたし、オリンピックバブルなどもリアリティが、かなり乏しい模様です。

 こんな中で、大都市圏で、名古屋市昭和区の高台が、基準地価は最も上昇しているようです。名古屋はこの前の講演会でも、新たに首都圏から避難した人が、参加者のかなりを占めていて、多くの人の反応が強く、びっくり致しました。名古屋市名東区の小学校には、この四月に80人の転入生があった話も寄せられています。なんだか納得できる気がします。東京から近くて移住しやすく、放射能的には、色々と、安全度が相当変わることは事実です。


【滋賀県高島市。琵琶湖周辺に高濃度放射能汚染木材チップ放置事件】

続報です。きのうのブログにも書いていますので、前日の記事の下の方を再読ください。

こういうメールが届いたのでご紹介しておきます。県当局の電話対応です。


知事本人は、この話は激怒していると、僕のところには、知事周辺からは伝わってきましたが。。。

現場レベルの対応が、相当に問題があるのは、間違いありません。

326ネットや産業廃棄物問題ネットワークなどとも協議していて、全国のいろんな団体が申し入れし、注視する形で、適正に処理させるように働きかけたいです。本当に危ない事案です。

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本日、滋賀県廃棄物監視取締り対策室の北村氏に電話聞き取りしました。
全く背筋がぞっとする事件で県の対応の甘さに呆れ果てました!

何と、その河川敷は、入り口に門があり鍵が必要で、高島土木事務所が犯人
に鍵を貸したのが3月15日だそうです。それから4月下旬まで毎日では
ないにせよ、数百トンの放射能汚染物質を道路に敷き詰めていったわけです。
犯人は河川敷に接する民有地の持ち主で、業者に依頼して不法投棄を
長期間にわたり白昼堂堂と行っていました。民有地部分には投棄せずに
あくまで公共の道路部分に砂利を敷くように投棄したそうです。
既に敷き詰めたチップは土嚢袋で何と500袋相当、残りの77袋も
引き続いて投棄しようとしていたところで県からストップがかかったという
次第です。全体の9割近くを道路に投棄してしまうまで止められなかったと
いう信じがたい事実です。現在犯人は行方不明で調査中と。どこから核物質
を持ち込んだかも調査中。最後までトラックで投棄していた業者を突き止め
ればどうかというと、その業者もどこかで受取っていて、汚染地から直行で
運んだのではないそうです。

高島土木事務所には数十人が勤務しているのに、1ヵ月半にわたりこの
数百トンの不法投棄に気づかず咎めもしなかったとは、驚愕です。
たとえ放射能汚染物質でなくとも、公共の道路に許可なく、大きなトラック
で1ヵ月半にわたり舗装まがいの作業を行っていて気づかなかったという
ことです。

現在もブルーシートでとりあえず保管しているだけで、犯人をいつまでも捕ら
えられなければどうするつもりでしょうか! 福島から運ばれたという証拠
がなくとも至急道路のチップをはがして、計577袋分の核汚染物質を
汚染地へ移動すべきだと北村氏に抗議しました。

当事者である高島土木事務所の白痴のような実態に唖然としています。
ここの所長は当然処分対象ですね。 北村氏は「不備があったのも事実で、
今後調査して対応していく。」というだけです。
滋賀県嘉田知事は何をしているのか。

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 箕面市が小学生を福島で開催する「ゆるキャライベント」に派遣する問題は、箕面市が強行する模様です。「放射能防御プロジェクト近畿」は、地元団体とも協議して、本日、関西のマスコミ各社に、抗議声明のプレスリリースを行います。会見も検討しましたが、あす開催対応できる記者クラブが無いため、やむなくプレスリリースと致しました。


この話と絡んで僕に伝わってきたのですが、大阪府内には、高校で、福島に行ってこのようなことをさせている学校もあるそうです。

【大阪暁光高等学校・福島スタディーツアー】

河内長野の私立千代田高等学校⇒大阪暁光高等学校に今年校名変更した学校。
「8/6から3泊4日、生徒15名教師10名バスで浪江町、避難所まわり、あちらの高校生とも交流。ざっとですがこんな感じだったようです。特にマスクも無くバスから降りなかったとはいえ、原発から近接の圏内までとは。」
まあ、ここのホームページ見て、画像見たら分かります。何をしているのか、よく認識できます。

http://www.chiyoda.ed.jp/news/6472

僕はこんなことを教育とは思いません。

危険な現場に入ることを奨励する感覚は、教育とは全く異なるものです。

大阪でこのようなことを平気で行う、「教育者」があちこちにいることを、僕は怖ろしく感じています。

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【バンダジェフスキー博士講演DVDに関して】 

予定通り、本日、一次締切までに申し込んだ方全員にメールを送信します。25日までに、入金しない方は、全員キャンセル致します。問答無用でキャンセルします。

再三再四言っても、入金する率は60%⇒65%にわずかな改善にとどまっています。

また、おかしなやり取りのある人は、問答無用でキャンセル致します。大量発注をしていたのに、やりとりがおかしく、こちらで懸念していたケースで、やはり、突然のキャンセルもありました。変な事を言ってくる人に、まともな人はほぼいません。 

 

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【10/4(金)木下黄太講演会 IN 旭川】

 

 18時開場 18時30分開演・終了21時

  場所:旭川市建設労働者福祉センター(愛称/サン・アザレア)3F 座席数・・・156席

  旭川市5条通り4丁目  

  ★施設の有料駐車場あり

  前売り/1000円  当日/1200円

 *旭川講演の前売りチケットは、珈屋Lamp(旭川市末広東1条1丁目7-6)で購入するか、

  住所・氏名・電話番号を明記の上、下記のメール宛にご予約いただくと、

 当日受付にて「前売り」扱いで清算いただけます。

  予約メールアドレス⇒⇒⇒ ezonokurohune@yahoo.co.jp

  

【10/5(土)木下黄太&野呂美加 ジョイント講演会IN 札幌 】

 場所:佐藤水産文化ホール   座席数:140席

    札幌市中央区北4条西3丁目 交洋ビル3階 

    *札幌駅南口、ロータリー正面(南口から2分)

  時間:13時開場  13時30分開演・終了16時30分
  *14時30分頃より野呂さんが入り、一時間程度は野呂さんがいる状態です。

  前売り/1500円  当日/1700円

 *札幌講演会の前売りチケットは、住所・氏名・電話番号を明記の上、

  下記のメール宛にご予約いただくと、当日受付にて「前売り」扱いで

 清算いただけます。 

 予約メールアドレス⇒⇒⇒ junko@concierge-junko.com

 ★両会場とも、託児室はご用意しておりません。両会場とも主催は『蝦夷の黒船』

   

【10/6(日)木下黄太講演会 IN 函館】

 

  『放射能健康被害の現状と対策』

 

  14:00~16:00

 

 会場:北海道教育大学函館校7号館第14講義室(函館市八幡町1-2)

 

資料代:500円 
※事前申込必要なし。主催「道南内部被曝を学ぶ会」 090-8265-4658 

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