「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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東京大学、早稲田大学に中部以西からの志願者が大きく減少、河合塾直前分析。被曝懸念を伝える小朝師匠。

2014-01-10 06:46:45 | 福島第一原発と放射能

【来週土曜日1/18から受付開始。僕のメールマガジンを発刊します。】

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来週土曜日1/18に愛知で開催!!

木下黄太 ウクライナ報告会in一宮

●日時 2014年1月18日(土) 13:30開場 14:00開演 (16:30終了予定)

●場所 アイプラザ一宮 (愛知県一宮市若竹3-1-12) 
●申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/132774/ 

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放射能回避というのは、水面下で相当大きな流れになっています。

 このことが顕著であると言えるのは、覆い隠せないような話が、丸三年を迎える新年になって、次々と露呈しているからです。いろいろな形で、語られ始めたと言う事でしょう。

 僕のところにも知り合いで、一部上場の大企業に勤めていて、海外赴任中のエリート社員から年始の挨拶がきて、「家はどうされましたか?東京の環境が環境だけに、早めに売却するのもありかなと最近考えています。」などと書かれていました。前から分っている人の感覚も、少しずつですが動き始めています。

一昨日、河合塾が出した、ことしの入試の志願者動向の直前分析を見て更に驚きました。事態はさらに分かる形になっています。

http://www.kawaijuku.jp/news/data/20140108.pdf

河合塾は、地方の受験生が、地方の大学を受験するために、地元志向がすすんでいるという理由から、首都圏の有名大学に志願者の減少が目立つと言っています。

それは大学入学後の生活費や地元での就職が理由とか。

でも、これはなぜ今そうなっているのかという説明がありません。昔よりも、東京での家賃や生活費負担は少ないのに、地元志向の受験生は最近多くなっているという理由がわかりません。

そして、最後に、こういう説明がついています。

「東京大、早稲田大の志望者を出身地区別にみると、中部以西出身の志望者が大きく減少していることがわかる。」

本来、国立ならば東大、私立志望ならば、早大を目指すのが、これまでの日本受験生の流儀でした。その流儀が顕著にわかる形で変化していると言う事です。

しかも、東日本からの受験生の減少という話はなく、中部以西の志望者が、東大、早大にわざわざ行かなくなっているという事が示されています。

僕は断言しますが、被曝回避を考えて、東京の大学にわざわざ行くことを避けている受験生の家庭が、西日本で一定数以上多くなっているという事でしかありません。

また京都大学には関東の受験生が増えている現実もあるようです。当然でしょう。事象が指していることは一つです。

「放射能回避」「被曝回避」という認識は、伝わるのは、なかなか難しい話に思う人もいるかもしれませんが、そうした強固な壁が、地割れのようにひび割れ始めているという事です。

こうしたひび割れは芸能人でも続いています。

落語界の春風亭小朝師匠、ご本人のブログに、まわりを見たら というタイトルの記事を1/8に出されていて、、ご自身の身のまわりで様々な身体不調が相次いでいることを書かれています。本当にいろんなことがおきているようです。

どの事象が何かは、噺家さんですから、丸めて書かれていますが、次の記載から、被曝を懸念している話なのは明らかです。

「現在金沢在住の元うちのスタッフが子供たちを連れて東京の実家へ戻ってきてたんですが、わずか一週間いただけで、親子の顔にできものができて体調を崩してしまいました。」

「彼女いわく、東京は水と空気がまるで違うそうです。ガーン。 こんなところにはいられないと、逃げるように金沢へ帰って行きました 。 やっぱりねぇ。」

東京と非汚染地の間で行き来をすると、身体不調がいろいろと発生することは、被曝を懸念する我々にとっては、常識です。こうした事象について、まる三年を間近に控えた正月に、五月雨式に著名人が語り始めているという事は、とても大切であると僕は思います。こういう芸能人のような人々に語ってもらわないと、いつまでたっても認識しない人は、日本人の大半だと僕は思いますので。彼らが語り始めていると言う事は、ようやく認識のすそ野が広がる兆候ですから。

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福島避難者が新潟で主催 !

【1/31(金) 木下黄太 ウクライナ報告会 IN 新潟】

日時  2014年1月31日(金) 9:15開場 9:45開演

場所  新潟市江南区文化会館 音楽演劇ホール  アスパーク亀田(亀田総合運動公園)内

   新潟市江南区茅野山3-1-14

    日本海東北自動車道 亀田I.C.から 約5分   新潟バイパス 紫竹山I.C.から 約10分
 無料駐車場完備
    バス停「アスパーク亀田」下車すぐ(・カナリア号 ・江南区区バス)
    託児あります(要申込み 保育室、和室を借りました。可能な限り対応致します)

 

参加費 予約された方⇒1000円(福島からの方、避難者の方は500円)

     予約なしで当日⇒1200円(福島からの方、避難者の方は600円)

申込・問合せ先  ukrainereport_niigata@yahoo.co.jp 08052291203(もうぎ)

    メールでお申し込みください。

     参加者全員のお名前と予約席数、連絡先をお書きください。
     福島からの方、避難者の方はその旨ご明記ください。

申込ホームページも開設⇒http://ur2014.wordpress.com

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 下記は滋賀県琵琶湖畔放射能汚染木材チップに関して、3・26政府交渉ネットがメーリングリストに流している内容です。すでに僕がお伝えしている通りですが、転載をしておきます。関西ではきのうの夕刻のニュースで報道されています。


●琵琶湖(滋賀県高島市)に不法投棄された放射能汚染木質チップの処理作業は6日から始まり同日搬送先不明のまま滋賀県下を抜け日本海側を北上。

富山県を抜け福島県下に入ったことはすでにお知らせしたとおりです。
「善意の業者」の木質チップを積み荷した車両は、福島県中央部を迷走した揚句、本日午前9時頃放射能汚染木質チップを載せたまま出発地点である琵琶湖に車両は戻りました。
二社のメディアと市民団体の「善意の業者」の車両を3日間追尾したたことが、搬入先を不明のまま琵琶湖に戻ると言う事態になったと言えます。
嘉田県知事は今回の不法投棄された放射能汚染木質チップを行政の責任として処理せず、匿名の「善意の業者」なるものに丸投げした揚句、搬入先さえも明らかな出来ない「善意の業者」に関する情報をいまだに開示していません。

以下は現地からの報告です。
●「搬出された車両は、朝9:00頃、高島市の現場にチップを載せたまま戻っています
。(一部マスコミにともなって。)「キャスト」(テレビ朝日)16時から追跡の模様が放映されるとのことです。地元の方に朝にインタビューしたとのこと。以上が状況ですが県へ電話では「車両は現場にあるが、どこから来たのか経過は明らかにできない」を繰り返すはかりなど。あと、基本の話と合わせ住民説明会の開催や記者発表の要求をしましたが検討中の繰り返し。これらに対する対策は地元などで検討しています。」以上。

3・26政府交渉ネットhttp://gareki326.jimdo.com

 


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