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原発事故の国民被害「日本は政府とマスコミがまるで無害かのように報じている」独・放射線防護協会会長。

2014-05-29 03:17:15 | 福島第一原発と放射能

☆初期被曝をあまりしておらず、東京を離れて2年間、東京等の汚染地で過ごした女性の突然死

☆僕が本音で答えたインタビュー

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 ドイツのソーシャルメディアニュースで、「ドイツ放射線防護協会」のプフルークバイル会長のインタビュー記事(部分転載)でお伝えします。

http://deutsche-wirtschafts-nachrichten.de/2014/04/02/fukushima-hoch-radioaktives-schwarzes-pulver-in-tokio-entdeckt/

 

福島原発事故 - 高濃度の放射能を含む黒い粉末を東京で発見

Deutsche Wirtschafts Nachrichten, 2014年4月2日

ドイツの物理学者セバスチアン・プフルークバイルが、福島事故後の日本を調査して警告を発している。首都東京でプフルークバイルは今まで一度も見たこともない現象に出会った:道路上に、メルトダウンによって発生したと考えられる放射性のダストを発見したのだ。

政治、マスコミ、そしてマフィアは手に手を取り合って福島原発事故の被害を隠ぺいしている。日本を訪れたドイツの物理学者 セバスチアン・プフルークバイルは、原発事故による惨事が、日本全土におよんでいることを見てとった。そして、2020年のオリンピックを東京で開催することに決定したのは、大きな誤りだったと語る。今では東京にも、メルトダウンから発生したと考えられる放射線が存在するのだ。プフルークバイルは、”不安などという生易しいものではないような”測定結果も存在すると、当紙に語った。

首都東京で起こっている不穏な現象とは:


「オリンピックを日本で開催する決定はとんでもない誤りだった。選手たちは、放射能汚染が激しい東京の北部に宿泊させることが計画されている。まったく狂った条件だ。検出される測定値は不安などというものではない。そうした数値は公園や遊技場、家の屋根などから 偶然に見つかったものだ。数日前に私が日本を再訪したとき、今まで一度も見たこともない現象に出会った

道路上に、粉末状の黒い、乾いた水溜りに似た残滓が見られるのだ。この粉末の放射線量は非常に高く、メルトダウンから発生した残留物であるとしか考えられない。いかにして東京にこうした粉末がたどり着いたのかは今のところわかっていない。しかし地べたで遊んだり、転んだりすることが多い子どもにとっては、大変な危険だ。また、除染を実施した場所も、しばらくすると再び放射能汚染することが繰り返し確認されている。森林に覆われた山々の放射能を取り除く方法は誰にもわからない。雨だけでなく、雪解けもまた、谷や河川に汚染水を運ぶ。」

日本国民への事故の被害影響について: 

このテーマは日本国内では、政府とマスコミによってまるで無害であるかのように報じられている。関係する官庁は、国民に平常心を保たせ、これ以上福島周辺から移住させないこと、さらには福島に帰還させることに主に専心している。市民運動は萎縮してしまった。今のところは、健康上の被害を訴える声よりも、社会的な障害をつらいという声の方が強いが、健康上の被害がどのような規模になるのかは誰にもまだ想像はつかない。事故について話題にならないように、近所の人や仕事場の同僚、それに家族自身が互いに圧力をかけ合っている状態だ。」


福島事故の長期的影響について

「 健康被害はすでに現われている。一、二年後には、反論の余地のない発癌率の増加が見られるだろうと私は推測している(詳細はこちら)。太平洋は何十年も汚染されつづけるだろう。放射能が海水によって薄められるとう原子力ロビーの主張はまったくバカげている。福島とチェルノブイリとは事故の進行の仕方が異なるために、被害は、チェルノブイリとはやや異なる様相をもつだろう。チェルノブイリ事故後、西ヨーロッパの人々は、事故を原因とする健康被害はまったく出ないと確信していた。しかし十年もたつと、西ヨーロッパでも、白血病、ダウン症、先天性異常、そして新生児の死亡率が増加したことが明らかとなった。西ヨーロッパでは、約25万人の赤ん坊(主に女児)が生まれてこなかった。同様のことがすでに日本では進行中であることが、真剣に危惧される。ただこうした問題は現在まだ無視されているだけだ。」


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このインタビュー記事の翻訳掲載は http://vogelgarten.blogspot.de/2014/05/blog-post.html のご協力によるものです。今回の当該記事の全文翻訳もこちらのブログで読めます。是非お読み下さい。

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この日曜日に開催!

【6/1(日) 木下黄太講演会 in 三島 チェルノブイリの今を通して見る食の安全 

  静岡県・三島市や沼津市エリアでの開催です、是非ご参集下さい。  

  13時15分開場、14時~16時30分終了予定。   

場所 コミュニティながいずみ ホール  

 (静岡県駿東郡長泉町下土狩1283-11)  

  沼津駅から二駅のJR御殿場線下土狩駅隣接。新幹線三島駅よりは1.5キロで、徒歩19分。駐車場有。

  終了後、情報交換会があります。

申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/171965/  

 

 また、下記のメールアドレスでも申込を受け付けています。 

   kouenshizuoka@gmail.com  

  氏名、連絡先電話番号、郵便番号、必要枚数 をお知らせください。

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 6/21(土)夜 【三田医師&木下黄太トーク「被曝影響と放射能防御」IN京都】 

 三田医師報告、トークセッションと質疑 

 開場:18:00 開演 18:30~20:30 

 場所:ひとまち交流館 定員:270席(固定席&椅子席) 

  申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/177741/

 申込済は参加費1000円  当日 1200円 

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6/22(日)午前 【三田医師&木下黄太トーク「被曝影響と放射能防御」IN京都】 

 三田医師報告、トークセッションと質疑 
 開場 09:10 開演 09:40~11:40 
 場所:ひとまち交流館 
 定員:230席(固定席のみ) 


申込済は参加費1000円  当日 1200円 
 
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1 コメント

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やんごとなき人々の移住 (匿名です)
2014-05-29 23:14:40
東京オリンピック開催ということで、マスコミも政治家も絶対に東京の汚染を認めないで、突っ走っていますね。

自分は、最近の皇族女性の婚約のニュースを読んで、ジョン・タイターが予言した新大和皇国を思い出しました。 頭に浮かんだシナリオは、
~官僚が地価の暴落を防ごうとしたために、皇族の避難がとうとう手遅れになる。 その結果、最後まで生き残って健康な子孫を残した元女性皇族が、神話の時代にまで遡った男系の新大和皇国を国造りして、岡京が新首都になる。~

自分はジョン・タイターの2020年の日本地図は、予言でもなんでもなく、あくまでも原発事故後にできた日本の未来予想図だと思います。 誰が作ったのか知りませんが、日本の政治家やマスコミよりも、よっぽどまともな未来予想図だと思います。
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