【箕面市がゆるキャライベントで福島に小学生派遣】
以下、市側当局の状況が現地グループより状況報告です。地元議員が市側に問いただしてのやりとりの内容です。市側への抗議は、本日、これから現地グループが行います。全国の皆さんの支援が必要だと伺っています。
===================================================
市へのこの件の電話・メールなどは(昨日夕方6時の時点)で電話7件、メール6件とのこと(あまり苦情は多くなかったという主張をしたいように聞こえる反応)。しかし、「予期せぬ反応」にうろたえている、という感じです。さかんに「強制ではなく、自主的判断に任せる」と強調するあたり、行政特有のずるさ、いい加減さと、自信の無さが表れています。
以下やりとり。
------------------------------------------------------------------------------
①6月頃、福島から子どもたちを元気づけるために「ゆるきゃらフェスティバル」を開始したい。ついては協力もらえないか、と打診があった。
②地域創造部・箕面営業課を主管部署として検討した結果、教育委員会の協力とともに、参加を決定。
箕面市のすべての小中生に千羽鶴を折ってもらい、タペストリーにして持っていく。
③福島から、それでは子どもも一緒に来てほしい、と要請があり、校長会に諮ったところ2校が立候補。(豊川北小、南小)協議の末、豊川北に決定(同小はかねてより福島の子どもたちとの交流があったという経緯あり)
④旅費、宿泊費は福島が持たない、というので箕面市が負担する。
⑤今回抗議があった状況の結論として、小学生派遣は中止としないが、本人や保護者から辞退があれば、市としては正式に辞退を先方(福島)に伝える。
Q こどもたちは純粋な正義感や連帯感で行動しようとする。
子どもの気持ちを尊重しつつ、現実の問題をきちんと教えるのが大人の責務だ。
A だから、決して市は強制しない。
<「市は強制はしていない」としつこく強調!>
⑥放射能汚染については、先方に確認したところ「問題ない」との回答を得ている。
Q子どもの外出制限もしていないし、とくに放射能対策もしていない。政府や安全宣言している福島の言い分を鵜呑みにするより、市民による自主計測データをはじめ、様々な数値が明らかになっているし、自主避難者も多い地域だ
A諸説色々あるので、当事者の判断に任す
Qならば保護者に情報提供すべきだ
Aそういう意見があったことは聞いておく、としかいえない。
以上がやりとりの概略です。きのうの朝、問題を指摘しましたが、それから終日、庁内で検討していた様子でした。
=====================================================
いずれにしても、放射能に関しての危機意識が箕面市行政当局に皆無であったことは、間違いありませんし、「ゆるキャライベント」に、福島県が他県の小学生を来させようと画策し、要請していたこともわかりました。
結局、危険性を無視して、被曝していない小学生を被曝させることを、福島県は考えて、実行していると言う事です。これは、9月21日(土)、22日(日)、福島県白河市の城山公園で開催の『ご当地こども夢フェスタin白河』という「ゆるキャライベント」に参加する、ゆるキャラがいる自治体すべてに、小学生の参加を要請している可能性もあると思います。
あまりにもレベルの低いイベントで、他県の小学生に対して、こういうことを仕掛ける福島県という行政には、嫌悪感を覚えますし、これに無自覚に呼応する、他県の自治体(箕面市など)を、本当に恥ずかしく思います。誰一人として、本質的なことを考えていませんし、子どもの健康を守ることなど、無視していると言う事です。
このブログを読んでいる皆さん。こんな馬鹿げた話を放置するのですか。箕面市だけでなく、あなたの地元のゆるキャラと小学生が一緒に参加するところが、他県でも必ずあるとは思います。どうするのですか。こんな狂った話を、あたりまえのように進める人達に、皆さんが、どう対応するかです。
まず判明している箕面市のことをどう対応するのか。さらに、福島県のこうした所業を、放置してよいのか。あなたの地元自治体のゆるキャラと一緒に、小学生は参加していないのか。
今すぐ考え、今すぐ行動することは多いと、僕は思います。