すいません。情報が遅れましたので、少しあわてて書いています。
まだ判然としていませんが、私の情報を書いておきます。コメント欄でも問い合わせがあったので、一号機での窒素注入をはじめるということについての取材内容です。過去に数年、福島第一原発に携わっていた技術者の友人に聞きました。通常の窒素を入れる作業だと、窒素注入パージと言う作業。掃気。配管などの腐食を防ぐために 可燃性ガスを吐き出すために、不活性ガスを満たす。これを窒素でやるなら窒素パージ。それをドライウェル内にやる。内部にたまっているガス類の排出目的。そこから出てくるガスがどういう出方をするかがポイント。窒素がプラントに与える影響は、ほぼ無い。ただし吐き出させると、中の気体は、フィルターを通らず出てくる。いろんなものが出てくる。圧力高いドライベントではないけれども、ゆるかにいろんな物質が出てくる可能性がある。窒素をどういう風に入れるのかということはともかく、ドライベントのように急速ではないが、少量ずつ、ゆるゆると吐き出される。高濃度の放射性物質が出てくる量は、最終的にはかわらないはずだということです。もしかすると、ドライベントの方が少ないかもしれないと言うことです。ゆるゆると時間をかけて出すということで、半減期の短い放射性物質については多少利点がありますが、時間をかけるといっても、ドライベント並みの量の放射性物質を出す可能性があるとしたなら、大変なことになります。事前にこういう可能性を明らかにしている話でしょうか?
別の筋からは、圧力が下がっているのを防ぐために、窒素を注入するだけでほとんど外に出ないという説明もありました。
しかし、僕の友人の技術者は「格納容器が一部破損している可能性もあるし、現場もわからずやっているかんじだろうから、いろんな可能性がある。6000立方平方メートルは、普通の窒素パージと変わらないはず。置き換えられているものがはいると、さらにずるずるもれてくる可能性がある。韓国やアメリカなどが国際原子力条約について事前通報義務に神経質になっているのたが、これは為されているのだろうか?作業員を退避させると言うことは、ゆっくりと高濃度の放射性物質が出てくることに間違いない。これは、これ以上圧力が下がると外の圧力との差でさらに格納容器が破損する可能性があり、もうやらざるをえなくなっているということ。というか、かなり追い詰められていてやる以外の方法がなくなっている可能性がある。どこで何がおきるか実はわかんないから、現場退避なんだよ。延命措置としてしょうがないんだけど、他の方法は難しいと言うこと。ほんとに綱渡りが、ぎりぎりで続いている、そのギリギリの感じ。パージはじめてから半日から一日のモニタリングの数字は注意。ゆるゆるとしかでないから、急速にはあがらないかもしれないが、内部被曝という観点からすると、風向きや風の強さなど気象条件次第で、いろんなエリアで中期的に若干レベルがあがっていく。1号機は容量が小さいが、2号機3号機もやるし、内部被曝への影響は中期的にかなり高まると考えるのが妥当だと思うよ、実はドライベントと性質はちがうけど、ある意味、積算では同じ作用だよ。」と言う彼。
さらに、「そろそろくるところまできはじめている感じたよ。だから油断するなと言っただろ、木下」と。
本日、菅総理は浪江町の町長に「安定化を示していて、これ以上広がらないのではないか。」という見方を示したと、ラジオニュースが伝えていました。本当に「すごい」総理と思います。
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水素爆発阻止、1号機格納容器へ窒素注入作業(読売新聞) - goo ニュース
2011年4月6日(水)23:21
東京電力は6日午後10時半、福島第一原子力発電所1号機の格納容器で水素爆発が起きるのを防ぐため、格納容器内への窒素ガスの注入作業を始めた。
原子炉等規制法第64条に基づく緊急措置。1~3号機では原子炉内の燃料集合体の70~25%が損傷しているとみられ、格納容器内では高い放射線量も依然検出されており、復旧作業は困難を極めそうだ。
東電などによると、1号機では、原子炉の圧力容器内で核燃料棒を包む被覆管のジルコニウムが熱で損傷、水蒸気と反応するなどしてできた水素が外側の格納容器内に漏れ出ている可能性が高い。水素の濃度が4%以上になると、酸素と結びついて水素爆発を起こす恐れがあるため、あらかじめ窒素を注入し、空気中の酸素を格納容器の外に出して爆発を防ぐ。ただし、窒素注入すると、格納容器内の放射線量の高い空気が配管の継ぎ目などから押し出されて外に漏れてしまうため、慎重に作業を進めている。
注入する窒素は約6000立方メートルで、作業は6日間かかる見込み。2、3号機でも準備が整い次第、窒素を注入する方針だ。
7日は北に向かって拡散するようです。
被災地に向かって放射性物質が飛んでいくとは・・・
風向を勘案してパージしているのだろうか。
そんなことを考える余裕もないほど切迫した状況なのか。
東京電力は6日、福島第1原発の炉心の核燃料棒の損傷度を発表した。1号機(燃料集合体計400体)の約70%▽2号機(同548体)の約30%▽3号機(同548体)の約25%が損傷したと推定している。
などという憶測まで考えてしまいます。
毎日が恐ろしいです。
それにしても、菅総理の言葉の何と空虚なことか。無能ならまだしも、有害としか言いようがない。これも我々国民の不徳の致すところなのか?
その中で先生はこうおっしゃいました。
※ヨウ素が減らずに増え続けている事と、特殊なクロル38が放出されている事から考えると「再臨界」が始まってしまっていると予測できる。東電の計測が間違っていると良いのだが。
先生のお話を伺うと、もう、東電は打つ手が無い状態のようですね。本当に怖いです。汚染した水を各国に相談もなく海に流してしまい、世界中から非難されているようですね。政府も、もう、思いっきり迷走しているようですね。
これで海の汚染も決定的ですね。魚も、海藻も貝類も食べられなくなります。広範囲の土地も永久的に使用不可能になる。農産物も、海産物も、水も、空気も、汚染され、国民も長期にわたって汚染され続ける。累積被曝も大変な数字になってしまう・・・
こんな、理不尽で危険な原発の電気は、即、止めなければならないと思います。東電も今回での損害補償で、会社経営は不可能に成るそうですから、つぶれてしまうのは明らかだそうですね。本当に嬉しいかぎりです。
賠償金は、東電だけでは足りずに、私たちの税金も投入されるそうですので、その代わりに、電線の送電部分を国が取上げる事も検討しているのだとか。
送電部分を国営にし、各地で相応い発電方法が出来るようにして、いろいろな電気を選んで使用できるようにすれば、原発は、即刻無くせるように成るそうです。これも誠に嬉しいニュースです。
日本には、原発を止めてもいろいろな方法での発電方法が既に開発されているそうです。それは、自然エネルギーを利用するものなので、原発よりも思いっきり安価だそうです。例えば次のようなものがあるそうです。
「太陽光発電」は8畳サイズの太陽光パネルで、4人暮らしの家庭が使う電気を賄えるというものがもう出来ていて、電気自動車用のバッテリーを組み合わせることで蓄電でき、いつでも途切れなく使えるようになっているそうです。
「風力発電」も完成済みだそうです。九州大学で開発した、海の上に浮かべて発電する風力発電は犬吠崎沖だけでも、東京電力が賄っている全電力をつくれてしまうそうです。その結果を東電に報告したら東電は「その結果は公表しないでくれ」と言ったそうです。
「波力発電」も神戸大学で完成済みだそうです。たった9メートル×15メートルという小さな発電機を海に浮かべて回すだけで天候に関係なく発電できるジャイロという波力発電だそうです。海に囲まれた日本には最適の発電方法だそうです。
「海水利用発電」も開発されています。東京工業大学の矢部孝教授が開発しました。海水の中のマグネシュウムを利用した火力発電だそうです。海水1000ℓに1.3㎏のマグネシュウムが含まれているのでそれを燃やして発電するそうです。海には800兆トンのマグネシュウムがあるので石油の10万年分になるそうです。それを燃やしてもCO2も発生せず、残るのは真水だけなので超エコ燃料だそうです。真水は飲料水に使え、燃やした後のマグネシュウムはレーザーをあてると、燃料としてリサイクルできると言う事です。
もう直ぐ、いろいろな発電所から選んで買える電気になりそうですね。独占電力会社は腐敗します。原発会社は潰して、新しいエネルギー行政になる事も、もう目の前ですね。
http://www.nisa.meti.go.jp/earthquake/plant.pdf
http://atmc.jp/plant/rad/
これっとどんな意味が!?
いささか高いし、前日の三倍ですから
急上昇という気もします。
核分裂が想定以上に進行している可能性があるかどうか、何か確認できるのか調べています。