「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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【着衣の汚染】福島・郡山で使っていたジャンパーは合算で212Bqのセシウム検出、目立つ袖口の汚染。

2015-02-28 15:39:03 | 福島第一原発と放射能

衣類の汚染に関して、福島避難者で作っているグループから、情報がありました。

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「ご無沙汰しております。

2月15日のブログを拝見しました。
木下さんを新潟に呼ぶ会の測定班です。
私たちで調べた着衣の汚染について、ブログ読者の皆様の参考になればと思いましたので
ウクライナ報告会in新潟のwebサイトにあるジャンパーの結果をお知らせします。」

震災前から、郡山で着ていたものだそうで、数回洗濯はしているそうです。

両袖、袖口が高くなる傾向にあるみたいです。

環境に触れやすいところで、更に人体にふれやすいところに、放射性物質が付着しやすいらしいです。

https://ur2014.files.wordpress.com/2014/01/e382b8e383a3e383b3e38391e383bce381aee7b590e69e9ce38082.pdf 

しまいこんでいた衣服はどうなのか。

「また、測定結果をWebサイトで公表はしていないのですが、震災前からクローゼットにしまってあったお洋服をそのままの状態で保管し、3.11以降もクローゼットの扉はずっと開けていなかったもの、それを2014年になってから測定しました。そちらのお洋服の測定結果は約15Bqでした。」

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 最新号内容より

(前略)

例えば首都圏での、α線核種、β線核種の危険について僕は考えていましたが、
そうしたことの懸念が強まる話なのです。

僕の懸念はここにしかありません。

しかし、マスコミは違います。
「汚染水が外洋に漏出」「東電、昨春に把握」「汚染水が港湾内に流出 排水路
濃度70倍」こういう見出しが躍っていました。

そして、次は漁連の怒りばかり伝えています。(僕に言わせればこの地域で操業
するよりも、本来は国の賠償金対応で解決させるべき話)。
僕は苦笑しながら、この記事を読んでニュースを見ています。
全く理解不能です。

何で、東電が本当のことをいつも言っているという認識をあたりまえの前提に
しているのか?そこから疑うのが普通でしよう。

(後略)

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最新号タイトルは。。。

【 移住アンケート回答で、安心な野菜と果物の詰め合わせをプレゼント 】
【 海洋流出に拘るマスコミ、2号機屋上で大量全βの放射性物質に拘る我々、
決定的な認識の違い 】  

『2015年、被曝問題について木下黄太の大放談(5)』
【 避難先選定では医療体制と学校をチェックせよ 】
【 周囲と上手に付き合えないと、避難してもうまくやれない 】
【 放射能による健康被害は発生しているのか 】 

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申し込みは100人を超えています。 

 【3/15(日)午後、三田医師&木下黄太講演会IN名古屋】

 客席数がお子さんも含めて150席しか席がありません。 福岡は、大人だけで参加者がおよそ200人でした。

 詳細&予約申込⇒http://kokucheese.com/event/index/258756/

 開場13:30 講演14:00~16:00

 イーブル名古屋(名古屋市女性会館) 中区大井町7番25号

 地下鉄 名城線「東別院」下車1番出口から東へ徒歩3分 

事務局よりお願いです。

「最近愛知に避難移住された方も数人申し込みがありました。お子さん連れの参加も多いです。遠慮されてる方もいるかもしれないので。ぜひお子さん連れも避難して間もない方も遠慮せずに参加して頂きたいです。あとすでに申し込みをされた方でメールアドレスの登録が抜けてしまってる方はぜひこくちーずの問い合わせ欄からお知らせ下さい、とお伝え頂けるととても助かります。」

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原子力に反対する 100 個の十分な理由 ~100 gute Gründe gegen Atomkraft~

ボーナス #105 現場での手抜き工事

フィンランドの原発工事現場では、(工事中の地盤没落大事故のあった)ケルン地下鉄の 工事現場よりもひどい状態が続いている。 60 カ国から 4,300 人の労働者がフィンランドのオルキルオトで「欧州加圧水型原子炉 (EPR)」の試作品をどうにか稼動させようと躍起になっている。工事現場の現状は髪の毛が 逆立つようだ――鉄筋コンクリートには一部の鉄筋が足りず、現場の親方は指揮下の労働 者たちの言葉を理解しない、溶接部分がすぐに亀裂し、現場監督は欠陥部分をコンクリート で埋め隠してしまうことを命令する。それに加えて 1 日 16 時間労働、安すぎる賃金、雇入 れと解雇の繰り返し――まさに「奴隷原子炉」の有様だ。 フィンランドの原子炉監督官庁はすでに、土台に種類を誤って使用されたコンクリートに始 まり、規定違いの手法で溶接された冷却システムの配管に至るまで、実に 3 千を超える建 設工事の欠陥を記録している。




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