高岡講演は160人ほどの皆さんが集まり、定員を超え、満員御礼状態でした。多くの皆さん、地元のいろんな方たちが集まり、主催者にもお世話になりました。実は、長井さん関連の高岡講演会を4年前に運営してくれた昔馴染みもいらして、僕に対しての思わぬ見立てもあり、いろんなことで「試し」がある高岡でした。
講演会終了後、その場所で、とにかく富山人がつながって、高岡でも、富山でも反対の声をあげるように、ミーティングをしてほしいと言いました。僕の講演会をダシにして、そこからあらたな行動が現地で起こさせることが、僕の最も有効的な使い方です。地元で、反対している人、同じ意志のある人を見つけられないというあきらめから、ここにもいたんだ、一緒にやれるんだ、という方向に、心理的に大きく舵を切る可能性が出てくることが大切です。そうしたことに僕をどんどん使いまわしてください。今回の反応もあります。
「本日は高岡での講演をありがとうございました。終了後に交流も生まれ新たなアクションが起こせそうです。木下さんの『高岡は止めれる』と言う言葉を信じて活動をしていきたいと思います！」
講演会の前に、高岡で二上山に登りました。山頂の日吉社と下の悪王子社。さらに、この2つの宮の本宮、二上射水神社参拝。ここは、二上山の悪神が人身御供として、まないた橋に娘を奉置させ、食べていたそうです。元正天皇が僧の行基（異説は俵藤太とも）を遣わし、悪神を悪王子社に封じ込めたそうです。正体は大蛇（大蜘蛛とも）。これが高岡市で有名な悪王子伝説です。天皇に派遣され、悪神を抑え込んだ者が日吉社まつられ、悪王子社には、その地の大蛇であった悪神が封じ込められた構図。悪神が、娘をさらって殺すのを、天皇の命で遣わされた者が封じ込め、双方とも、神とされる構図。
高岡市のこの伝説は、松阪で娘を殺す荒ぶる神から倭姫を救った、忌部の大若子命の構図にそっくりなんですね。大若子命は垂仁天皇に遣わされて、倭姫はおかげで伊勢神宮に向う事が出来た。松阪では、この伝説のある阿射加神社(小阿射加)に、松阪講演会の関係者に、いきなり連れて行かれたことも思い出します。ここでも、荒ぶる神も、大若子命も、神とされました。
縁起担ぎですが、高岡市も、松阪市と同じようにガレキが止まるとよいと思います。こうした神々の構図がおなじであることを確認したことは、何かとてもよかったです。
そして、この地は、日本の原子力発電の始祖である正力翁生誕の地。その地、高岡でがれきの広域拡散を止めることは、本当に意義が大きいです。ある意味、日本の運命を左右するかもしれません。みなさんが、頑張るしかないのです。
アラフォー独身女子の女性から体調不良の報告です。がんのステージが進み、いろんな体調不良が自分自身や、身のまわりにおきている現実があります。彼女はことしになってから、東京から西日本へ避難移住されています。
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昨年4月くらいから急に身体がおかしくなりました。心臓の痛み、息苦しさ、頭痛、のどの痛み、甲状腺の腫れ。
風邪などほとんどひかない体質だったのに、風邪が何週間も治らない、そして、治ったと思ったら、また、ひくの繰り返し。
職場は、全員で5人だったのですが、そのうち3人が空咳を2ヶ月くらいはしていました。1人は、肺に水がたまり、入院。もともと心臓が悪い人でその4年前にも、肺に水がたまり、入院したそうです。
私は、一時は抜け毛も多く、どうなることかと思いました。12月くらいから心臓の痛みや動悸がひどくなりました。でも、今年の4月くらいには、ひどい痛みはなくなりました。手あれは、震災以降、どんどんひどくなり、洗剤を使うとき、ゴム手袋しても、病院でもらった薬をぬっても、よくならず、特に右手がボロボロになり、切れて痛い状態だったのですが、西に避難して、3週間ほどで、ほとんどきれいになりました。
子宮ガン検診で、昨年の5月に初めてひっかかり、3aでした。今年1月には、3ｂ、大学病院で2月に組織診で、悪性ではないといわれました。
5月の再検査では、3aで中度異形成で、よくなってはいないと言われ、 いつ高度異形成になるかわからないから、必ず3ヶ月ごとの再検査をするように言われています。 子宮筋腫も昨年の5月の超音波検査では大きいのが1つだったのが、今年の1月の超音波検査では、大きいのが2つと小さいのが2つはあると言われ、2月のＭＲＩの検査では、全部で6個ありました。
職場で仕事のひきつぎをした女性（30歳くらい）は、歯で何かをあけようとしたら歯がかけたと言っていました。歯の先っぽがかけたのではなく、思いっきり、真ん中くらいから欠けていました。
職場で、11月くらいから、亡くなった人の話をちょこちょこ聞くようになりました。年明けてからは、かなり多く、上司の「え？！まだ、若いのに！」というセリフも何回も聞きました
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!南大隅に福島高濃度汚染土遺棄報道で揺れる! ☆鹿児島市で講演☆
時間 14時〜16時半 開場13時半
場所 鹿児島市 かごしま環境未来館 2階 多目的室
入場料 700円 (当日券のみ)
問い合わせ先 kagoshimamma@gmail.com
主催 木下黄太講演会実行委員会 後援 株式会社かごしまんま
別室で託児も可能となりました。生後一歳以上（オムツ、ミルク、水筒、着替え、タオルなど持参のこと）。
お子様一人あたり300円で14時から17時まで預かり。（有資格者ではありませんのでご了解の上になります。）
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ガレキ受け入れ問題・・・食品の汚染と流通・・・避難移住関連・・・
子供たちの未来を守るために、いま必要なこととは・・・
◆2012年9月17日（月・祝）
開場：18:15
開演：18:45（20:45 終了予定）
◆会場：福岡市立中央市民センター・ホール
（福岡市中央区赤坂2丁目5番8号／TEL.092-714-5521）
http://www.shinko-chuo.jp/access.html
◆入場料：1,000円／当日受付にてお支払い
（入場方法は当日の先着順になります）
◆予約方法：こくちーずにて予約受付
http://kokucheese.com/event/index/49971/
＊託児：２歳以上のお子様に限ります。
一人につき600円、要予約
（メールで、保護者氏名・連絡先（当日の携帯番号）・お子様の名前・年齢・性別・人数・ アレルギーの有無をお送り下さい。)
連絡先はこちら→rdp-child@goo.jp
必ず題名に「木下黄太講演会in福岡 託児予約」と書いて送ってください。
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！北九州で燃やしたガレキの煙が目の前に見える！☆山口県下関市で開催☆
ネット予約 こくちーずhttp://kokucheese.com/event/index/50581/
前売り券販売プレイガイド（９月１日以降の取り扱いになります）
シーモール専門店 プレイガイド・ラン
下関市民会館
ネット予約、前売り券をご購入の方は入場料が900円となります。
もしかしたら、癌化する可能も有るし、または2になり正常な細胞に戻る事もあり、
定期的に検査していきましょう。
と言う事です。
私も子宮細胞組織異常で3bで（震災前です）、定期的に検査に2年以上通いました。
癌化する事はなく、正常値に戻りました。
（定期的に検査はした方が良いでしょう）
私の妹も3bになり、今では正常に戻ってます。
http://hibi-zakkan.net/archives/16255927.html
【広瀬隆さんより】大飯原発を止めるための“預金引き出し運動”の呼びかけ
この運動が拡がれば、反原発運動は本物だ！
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広瀬さんが長い提案をされています。↑
三菱系、住友系など銀行の頭取を青くさせてしまいましょう。
一度だけ城南信用金庫へ言って口座を作ってしまえば、全国にある信用金庫で使えるのだそうです。
「銀行はわかっているような負債になるような所にお金は貸さない、それが原発・・？」のような名文句を言われた吉原さんの城南信用金庫に口座を開きませんか。
この銀行は神奈川、東京にしかないようですが。
ついでのあるときに口座を開いてはいかがでしょうか。
デモばかりが反原発運動ではないですね。
頑張って！
≪阿修羅掲示板≫より
「震災がれきの二重契約・詐取疑惑問題」についての本日の環境省院内交渉を、環境省が突然逃げ出す！ …
前略
上記のサイトの内容を、さらに簡単に要約・抜粋で説明すると
①宮城県は、石巻ブロック（石巻市、東松島市、女川町）のがれき“全量＝685トン”を
鹿島JVが「中間処理から最終処分まで自分のところで処理出来る！」という事で約２０００億円で委託
（だから広域処理に回すがれきは、少なくとも石巻ブロックについては無かった。）
②で、もう一回総量を見直したら３１２万トンしかなかった
（がれきの処理量の下方修正に伴う契約金の減額修正を行う必要あるのに、何故かしない）
③宮城県は、石巻ブロックのがれきを全て鹿島JVとの契約で処理する契約をし、処理の目処が付いた後も、何故か、女川のがれきの処理を東京に処理依頼し、北九州にもがれきを送ろうとしてきた
鹿島JVが焼却などの中間処理と最終処分を約束したがれきを、なぜ遠方の自治体に回そうとしていたのかということである。
ココで重要なのは、これらはほとんど国の交付金で当てられる点である
即ち、鹿島ＪＶによって最終処分まで行われる予定のがれきを、東京や北九州にもう一度移動させることによって、国に、あたかも再度処理費用が必要になるかの如く錯覚させる欺罔行為なのである。
以下略、詳細は↓
http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/485.html
大阪では、国、市に対抗できる知識のある方が、反対活動をしてくれているようですが、
小さな田舎県では、そのような人物は全くいません。
みんな無関心なのか？泣けてきます。
だから汚い議員、政府にすぐ狙われるんでしょう。
しかも、福島のゲノム解析に続いて、福井県が次の標的みたいです。
細野が原発の拠点にしようとしています。
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/politics/36658.html
福井に細野豪志の後援会発足
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/politics/36664.html
議員、経済界人というやつらは、どうしようもないクズですね。
やっぱり福井県はもうダメです。
その、おかしな構造のひとつが、この「ガレキ何としてでも、九州で燃やせ燃やせ宣伝 」だと思います。そもそも、危険性を訴えても、無視するんですから。おかしいですよね。（大阪も ）
環境省が何にお金を使いたいのか知りませんが、私は、国民のお金の使い道は、子供避難優先、汚染食品の流通止めに一票（税金）入れたいです。。７３１部隊の話を読んでいると、現代につながるようで恐ろしいです。人間を人間として、命を命として、扱っていない人体実験の話です。税金の元手は・・・税金は、環境省のお金ではありません。北九州市長のお金でもありません。その元金ほとんど全てが、まったく、別の人（国民）のお金（労力）から来るものでしょう。
その事に、まだ気がついていない皆さん、気がつきましょう。日本のお父さんは、（女性も）働きすぎて忘れているのでしょう、今、思いだしましょう。
30キロ袋ごとベルトコンベアに10秒流しただけの“検査”にパスした福島県産の早場米の出荷が始まり イトーヨーカ堂葛西店などで早速販売開始になりました。
？？？？？？？？？？
温和しくしていようと思いましたが、一言。
NHKは悪質な放送局です。たくみに良心的な人々をICRPの世界に誘います。（いつぞやICRP批判と見せかけたICRPの教義を人々の頭 に刷り込む荒唐無稽な番組をつくりました）
ヨウソ131は希ガス性の非常に核崩壊エネルギーの大きい放射性物質です。しかも原子炉の中では大量に発生します。また物理的半減期も８日間 と短く、１年も経てば消えてなくなります。ある意味シアン系毒物のように完全犯罪には打ってつけの放射性物質です。１年も経てば病理学的解剖 を行ってもあとかたなく消えてなくなっています。
ICRPの教義（もう学説という言葉を使う気持ちすら起こりません。それは宗教的教義に近い教えというべきです）は、「臓器標的説」をとって おり、ヨウソ131U+A0については、「甲状腺に集まりやすく甲状腺がんを発症する可能性がある」と宣います。この説を有力に支持したのは、 １９５７年に発生したイギリス・ウィンズケール核施設工場事故でした。
（ウィンズケール核施設は現在のセラフィールド核再処理工場です。唯一最大の顧客が中部電力浜岡発電所の使用済み核燃料の再処理事業です。浜 岡廃炉となれば現在のセラフィールドも店じまいするほかありません。なんとか新興国、発展途上国で原発を普及させ新市場獲得を狙いたいところ でしょう。なおICRPの臓器標的説はいまだに仮説です。なんら物的エビデンスはありません。それどころか、ベラルーシのバンダジェフスキー らの行った病理学的アプローチでは、解剖の結果、放射線の標的は臓器ではなく個々の細胞であることが明らかになっています。２０００年代以降 急速に発達した分子生物学分野での最新研究は細胞標的説を支持しています）
この時、大量のヨウソ131を中心とする希ガス性の放射性物質が流れ出し、沿岸地区に大量の放射線被害をもたらしました。特にアイリッシュ 海を越えてもっとも被害が大きかったのはアイルランドでした。この時、小児の甲状腺がんを標的とした疫学的調査が行われ、ヨウソ131は甲状 腺がんをもたらすという説を一見支持したように見えました。ところが、事故発生から３０年も経って明らかになっていったのは、小児（一般に６ 歳未満）や乳児（一般に１２ヶ月未満）を中心に様々な健康被害が現れていることが明らかになっていきました。小児性がんや白血病をエンドポイ ントとした疫学調査がもっとも入念に行われました。（バスビーら）
しかしなんと言ってもヨウソ131など原子炉から出てくる放射性希ガスの危険を
もっともよく最初に明らかにしたのはスターングラスらでしょ う。スターングラスは「赤ん坊を襲う放射能の中で次のように書いています。（新泉社刊 1982年6月発行。アーネスト・スターングラス著。 反原発科学者連合訳。英語原題“Secret Fallout”）
『死亡した乳児の中で最も多かったのは、発育不全と関連があると昔から知られている硝子膜症を含む窒息ないしは呼吸器系の疾患や一般的な発育 不全、「クリブ死」などであった。』
「クリブ死」（crib death）は今日、「乳幼児突然死症候群」（suddeninfant death syndrome－ＳＩＤＳ）として知られています。生後１２ヶ月未満の乳児が突然なんの前触れもなく、呼吸停止に陥って死に至ります。 硝子膜症という のは「新生児肺硝子膜症」（neonatal hyaline membrane disease）のことです。山口大学の「知識の泉」によれば、「新生児死亡の大きな原因で,未熟児に多い。出生後数時間の新生児に急にチアノ-ゼ、呼吸 困難などが現れ、数日で死亡。組織学的に,肺胞部に淡い好酸性均質な硝子膜hyaline membrane がおおっている。これを硝子膜症hyaline membrane disease という』と説明しています。
新生児は生まれてから呼吸器系の器官を完成します。こうした未成熟な呼吸器系をヨウソ131などの非常に電離崩壊エネルギーの大きな放射性物 質は、直撃してしまうのです。スタングラスは次のように書いています。
『 これまではあまり危険ではないと見られていた原発の排気塔から放出される放射性ガスは、当初予想されていたよりもはるかに深刻な影響をもたらしていること がいまや明らかになった。これらの放射性ガスは、体内で蓄積されたり長く残留することはないけれども、これらが数時間から数日間にわたって吸入された時には、血液中や 細胞膜の脂肪質に容易に溶け込んでしまう。そして生物学的に極めて危険なセシウム、ストロンチウム、イットリウムなどが人体へと入り込む。
ところで、空気が吸い込まれた時に肺胞が開くのは、その中にある極めて脂肪質に富んだリピッドという物質の働きによる。それゆえ、この小さな 肺胞に浴びせられる体内からの放射線被曝（内部被曝）は、体外からの被曝に比べて、呼吸器系により深刻な影響を与えるのである。』
ICRP系の学者はこうしたスタングラスらの研究を永年無視してきました。（といってまともな反論もしませんでした。鈴木貫太郎ではありませ んが「黙殺」です）
しかしながら、スターングラスらの研究が正しいことは、チェルノブイリ事故後のウクライナ、ベラルーシで起こったことと一致します。ウクライ ナは事故の起こる直前の１９８５年１年間に「762,775人」の生児出生がありました。事故の起こった８６年は「792,574人」と過去 最高レベルに回復していました。ところが翌年は「760,851人」に落ち込みます。翌年からは初期希ガスの影響に加えてセシウム134と 137の影響が重なり、坂道を転がり落ちるように生児出生が下がり続け、２００１年には「376,479人」とほぼ半減します。この背後には 大量の死産、流産、人工中絶があったことを忘れてはなりません。事故の起こった翌年87と88年の出生率の低下と89年以降の出生率の低下で は原因因子が同じではありません。ベラルーシもほぼ同じ経緯をたどりますが煩雑ですので省略します。（詳しくは U+A0
http://www.inaco.co.jp/isaac/shiryo/genpatsu/ukraine2.html
の人口統計表をご覧下さい）
ベラルーシやウクライナ、ドイツなどの学者の内はっきりICRP批判を行う学者は、1987年から88年にかけてウクライナ、ベラルーシで発 生した乳幼児死亡、U+A0健康障害を「ヨウソ・ショック」（iodine shock)と呼んでいます。それほど猛威をふるいました。（ICRP系の学者はまったくこの説を認めていません。ウクライナの急激な人口減少は、エイ ズ、酒、タバコによる影響だとしています。まったく同じ経過をたどったベラルーシにつては何の説明も行っていません）
「ヨウソは甲状腺に集まりやすく甲状腺がんを引き起こす可能性がある」というICRPの説は全くの誤りではありません。しかしＩＣＲＰ系学者 が「ヨウソが引き起こす健康損傷は甲状腺がんのみである」といえば、これは大うそです。実際に甲状腺がんで健康損傷を受けた、あるいは死亡し たこどもの数は実際にその影響をうけて死亡したあるいは健康損傷を受けたこどもの数に比べれば１：１００以上の微々たる数に過ぎません。
今、福島で起こっていることは、チェルノブイリ事故後、ウクライナやベラルーシで起こったこととよく似ています。つまり人々の注目を「甲状腺 がん」のみの集中させようというキャンペーンです。（甲状腺がんをエンドポイントとした調査がいけないというのではありません）
そのキャンペーンの先頭に立つのが恐らくＩＣＲＰ系の学者でしょう。彼らの中でさももっともらしくケンケンガクガクの議論が行われるでしょ う。その拡声器は間違いなくＮＨＫでしょう。
今フクシマ（片仮名書きにしたのは福島に限定できないからです）で必要なことは、妊婦・乳児・幼児の全般的な健康調査です。さらに事故後すで に３００日以上経過していますので、各地区（恐らく人口1000人単位）での流産・死産・生児出生・周回死亡率に関する疫学調査でしょう。と ころが、今年の調査からは福島県だけは外されています。（食品安全委員会 放射性物質の食品健康評価に関するワーキンググループ の議事録参照のこと）
「調べなければなにもなかったことになる」 これが伝統的にＩＣＲＰが取ってきた手法です。今必要なことはこうしたＩＣＲＰ系学者の議論に のっていかないことです。今「フクシマ」で必要なことは何が私たちの間で起こっているか綿密に調査し、ひとつひとつ明らかにしていくことで す。そしてチェルノブイリで何が起こったか調べて学ぶことです。（２０００年代に入って学ぶべき資料は大量に処理しきれないほど出ています） それこそ社会に養ってもらっている学者・研究者の仕事です。
たまたま東京に出ていましたので、国際シンポジウム「福島の原発事故と人々の健康」と題するシンポに行って傍聴しました。案の定というかその 余りの低レベルにがっかりしました。トップバッターの崎山比早子氏は、「原子力の安全性とはつまるところ放射線の安全性に他ならない」とまで 踏み込みながら、そして「１００ミリシーベルト以下の低い放射線は安全である」とする文科省副読本を批判しながら、その教義を根本から支える ＩＣＲＰ学説批判にいたらない、その直前で急ブレーキをかけている、この一線を踏み越えない限り・・・。
学者・研究者といえども、学問・学術の安全地帯にはいられないのです。自分の生活をかけねば。
このシンポジウムの一番最後、散会直前に、会場から誰か（確か女性だったと思いますが）、「ＩＣＲＰを否定しなさい！」のヤジが飛んでおりま した。このヤジが一言でこのシンポジウムを象徴しておりました。
哲野イサク
ツィッターですと記事が増えると過去の記事がどんどん下へ流れていくので、お読みになっていらっしゃらない方がいらっしゃると思いますので、しつこいようですが、ＵＲＬを張らさせていただきます。
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瓦礫問題に詳しい「あらさしサラダ」さんが宮城県議の横田議員と面談されて分かった速報です。
【愛知や九州の各自治体などは断ったが、宮城県庁で県に指図している環境省の職員が「北九州は絶対断ったらダメだ」と圧力をかけているらしい。】
http://azarashi.exblog.jp/16082445/
また、環境省の役人が張り付いていることはこちらも確認できます。
福岡市議・荒木議員の報告を九州ひまわりプロジェクトさんがまとめたものです。
http://hinanohanasi.blogspot.jp/2012/08/blog-post_5469.html
皆様、拡散お願い致します。
【１】『大飯原発の運転を止めるための預金引出し運動』2012年9月1日 広瀬隆
【２】関西電力管内では、８月の盛夏を過ぎて、「原発ゼロ」の条件で計算しても電力があり余っている（必見↓）。http://hibi-zakkan.net/archives/15300209.hlml にもかかわらず、超危険な大飯原発が稼働している。電力過剰でも関電が大飯原発を止めないならば、大衆と企業が、預金引出し運動を起こす！！関電が、大飯原発を強引に稼働したのは、電力不足のためではないからだ。
【３】関電の原発関連資産は8700億円余りだが、全原発廃絶＝廃炉断行に踏み切れば、経理上、原子力関連の純資産が帳簿から吹き飛び、経営破綻に追いこまれることが分っているので、原発の稼働を維持したい。
【４】金融機関も、まったく同じ理由から、融資先の関電が原発の稼働を維持するよう、株主総会で求めてきた。今年の関電の株主総会で、原発廃絶の提案を否決したのが、大株主の金融機関であることは、新聞などの報道から明白である。そこで日本中の人が、銀行から預金を引出し始めれば、イメージダウンをおそれる銀行頭取は真っ青になって、関電に対して行動を起こす。銀行の預金引出し運動をスタートするのは、資産家ではなく、民衆である。しかし取付け騒ぎをおそれる資産家たちも、その動きを知って、内心は不安に襲われる。
【５】関電の大株主の内訳は下記の通りである。・・・（略）・・・
【７】預金引出し運動の対象になるのは銀行であるから、生命保険会社を除外して、前記の内訳を集計すると、下記のようになった。（１）「三井住友系」２．６５＋１．２４＝３．８９％、（２）「三菱東京系」１．１２＋１．０６＝２．１８％
【８】（１）三井も住友も、関西を拠点にして財閥となったので、関電との関係は密接である。（２）三菱グループは、関電の原発を製造してきた三菱重工業・三菱電機を擁する。預金引出し運動は、ターゲットを絞って、集中的に動いたほうが効果的であるので、主犯の「三井住友系の銀行」と「三菱東京ＵＦＪ銀行」の二行に絞ることにする。
【９】引出した預金は、できれば城南信用金庫に移し替えたい。ところが城南信用金庫は、東京と神奈川にしかない。さる実業家に相談すると、「それは効果的だ。すぐに呼びかけてくれ」という。そして「城南信用金庫は東京と神奈川にしかなくても、①本人が一度だけ城南信用金庫の本店か支店に行って口座を開き、通帳をつくっておけばいいのです。②信用金庫は全国にあるので、それぞれの地方の信用金庫を通じて、城南信用金庫の口座を使うことができます」という。
【１０】◎銀行では、全額を引き出さずに、1000円ぐらいを通帳に残しておくことが大切だ。◎「銀行をつぶすためにしているのではない。原発を止めれば預金は戻ってくる」というメッセージを、銀行頭取に伝えるためだ。・・・（中略）・・・
【１４】そこですぐに私は、三菱東京の預金をほぼ全額解約して、城南信用金庫に移した。その時、申し訳程度に少額の口座は残しておいた。その金を握った時、これは勝てるかも知れない、という気がした。勿論、われわれ庶民の預金引出しはメガバンクにとって痛くも痒くもない金額だろう。だが、この運動が、企業経営者に広がれば、銀行の大きなイメージダウンとなり、巨大な力になる。経営者の人たちからも賛同するとの声が続々と届いているからだ。
【１５】（１）首相官邸前デモ、続く代々木公園大集会、国会包囲キャンドル・ナイトなどに集結した膨大な民衆の人数は、「銀行家」にとって「預金者の数」を意味する。（２）「政治家」にとって「選挙の票」を意味する。（３）「テレビ報道界」にとって「視聴率」を意味する。（４）「産業界」にとって「購買者の数」を意味することぐらい分るはずだ。それが分らないようでは、子供だ。われわれが、選択の権利を行使すればいいのだ！！それを今まで使わなかっただけだ。
【１６】日本中の人が、このメガバンクニつの系列銀行からジリジリと預金を引出し始めることを呼びかけます。「今夏に関西地方では、電力不足が起こらなかったではないか。原子力産業の利権のための再稼働に、銀行が加担するかどうかが間われている。株主として、関電に再稼働反対の意見表明をした、という話がないのはどうしたわけだ。その動きが明確に示されるまで、預金引出しを呼びかける。原発廃絶を打ち出せば、預金は戻るのだ」これが国民から金融機関に対するメッセージだ。
【１７】◎注意すべきことは、この運動では大金が動くので、振込め詐欺のような連中に悪用されないよう、他人に任せず、充分に用心を払って、集団行動する必要がある。◎時期は、全国でいっせいに動くほど効果的である。さあ、９月から始めよう。◎また、この運動は、城南信用金庫に迷惑をかけないよう、城南信用金庫と無関係におこなわれる、という点を理解しておかなければならない。◎信用金庫に移さなくとも、前記の二つの系列銀行から預金を引き出せばよい。
【１８】みなさんに尋ねたところ、「金融界の意見なんか無視すればよい。ヘリ空撮と同じで、見えない大衆の動きが世の中を変える可能性はいくらでもある。市民によるヘリ空撮でも、あれがマスメディアには大きな脅威になった。地検の告発状・告訴状受理でも、みな興奮している。やがてテレビがガサ入れを見せるだけで、世の中の空気が一変する。預金引出し運動では、資産家も動かすような世論を見せつけることには絶大な効果があるのだから、まずやってみようじゃないか。行動の開始が第一だということは、首相官邸前デモが証明している」と盛り上がった。
【１９】◎われわれは、損をしない。◎預金口座の変更で、ちょっと手間がかかるだけだ。
【２０】◎以下、私・広瀬隆から関西電力と金融機関に再度呼びかける。◎数多の経営者の人たちが、この考えに賛同しているので、もう一度呼びかけたい。
【２１】関西電力の幹部諸君、および株主総会で原発からの脱却に反対した金融機関の幹部諸君へ。◎この巨大な原発再稼働反対の国民的行動を目にして、あなたたちが、もうすでに原発から完全撤退したくなっていることは、われわれにも分っている。◎そこで、こちらから、重要な取引を提案しよう。◎圧倒的な数の国民が、即時の全原発の廃絶＝運転停止を望んでいる。ところが電力会社は、経理上、全原発廃絶＝廃炉断行に踏み切れば、原子力関連の純資産が帳簿から吹き飛び、経営破綻に追いこまれることが分っているので、原発の稼働を維持したい。
【２２】金融機関も、まったく同じ理由から、融資先の電力会社が原発の稼働を維持するよう求めている。だが、待て！！それは短絡的な思考だ。◎われわれ国民は、電力会社の経営まで破壊するつもりは毛頭ない。◎それが目的で、原発の再稼働に反対してきたのではない。互いに、愛する日本の国土の上で、国民も電力会社も生き残ろうと呼びかけているのだ。◎だからこそ、諸君が原発の運転を断念するというなら、いくらでも金の面では取引をする。◎次の大事故を起こす前に、取引きしようではないか。
【２３】◎ガス火力を主体にした火力発電によって、当面、電力会社の燃料調達不足のためにしばらくの間は燃料コストが増大するというなら、その短い期間は、電力会社の経営が揺らぐことがないよう、電気料金の値上げを認めよう。◎ただし勿論、総括原価方式によって、従来のごとく無駄な出費まで原価に計上することは、福島原発事故のあと論議されてきたことを無にするので、社会的に許されないことは、すでに電力会社も承知しているはずだ。◎一般企業と同様の経営努力を払うよう、電力会社に求めることは当然である。
【２４】◎多少の出費増加に、目をつぶるだけの覚悟は、国民にもできている。◎何しろ、ひどく可能性の高い、しかも目前に迫っている次の大事故が起これば、電力会社の問題ではなく、日本列島の国土そのものが.土台から失われてしまうことを、われわれは知っているからだ。◎まずは、そちらが提起する電気料金の値上げについて、こちらが呑もうではないか。◎電力会社や金融機関の経営の問題ではない。◎日本という国家の存続にかかわる最大の問題だからだ。
【２５】◎言ってくれたまえ。正確な金額を計算して、当面の取引に値する、自分たちの言い値を。◎関電が若狭に保有する全原発資産を、国民が買い取って廃炉にしたいのだ。◎その金額は、一年間の電気料金値上げとして買い取るなら、国民一人あたり、ざっと毎月500円余りですむ。ほんのタバコ代だ。◎それでわれわれが助かるなら、いくらでも応じよう。
【２６】勿論、具体的に考えると、現在の再生可能エネルギー買い取り制度による電気料金負担の増加だけでも、多くの不満が噴出している今、さらなる電気料金値上げは、わずかではあっても中小企業の経営者にとって大きな負担になる。◎しかし、期間を一年だけ、電力会社を関電だけに限ることにすれば、国民規模の資金協力で原発をサッパリやめた再生日本を生み出せる。◎なぜ日本人にそれができないか。
【２７】◎もう一つの方法は、現在数干億円に達する原子力予算を使って、二年間で、関電のすべての原子力資産を国が買い取る、という方法もある。◎本来は、そうするべきである。しかし、これは、現在の腐敗した国会と官僚が絶対におこなわない。
【２８】◎われわれは、電力会社の敵ではない。◎われわれの敵は、原子力発電という危険な技術なのだ。◎そして原発の運転を断念後に、メディアの力を借りて、発電コストについてじっくりと議論を深めようではないか。◎この提案の取引が受け入れられるなら、そのためにできることを、われわれは、すべての国民に呼びかけてゆく決意だ。
【２９】◎だが、廃炉を決めないなら、われわれの直接行動は、トテツモナイ規模になるだろう。それを覚悟しておくべきだ。◎関電が、こうしていつまでも国民を敵に回して、烈しい憎悪を買ったまま、企業経営が成り立つと思っているのか。◎消費者から愛される普通の企業を、なぜ目指さないのか？
【３０】◎日本において、いずれ原発がすべて廃絶されることは、明白な宿命であるから、その日の到来を待つのではなく、急いで決断するほうが、電力会社にとっても金融機関にとっても、はるかに賢明である。◎論理性のある、健全な国を、共につくろうではないか。それはできることだ。◎1990年代に、ドイツの二大電力会社のトップが、原発からの撤退を当時のコール首相に提言したのと同じように。
【３１】○あなたたち自身のイニシャティブで行動を起こすべき時だ。○被告席に坐らされ、社員が続々と退社し、悪罵を浴び続けている東京電力と、同じ運命をたどるべきではない。○互いに手を取り合って生きる道に進もうではないか。○原子力の時代は、終ったのだ。○それを認めよう。
【３２】（注）◎この取引の原則は、今後、経営破綻に直面したという理由から、原発の再稼働を計画する「ほかの電力会社」に、安易に適用するつもりはない。ほかの電力会社は、原発依存度が低いので、今から経営方針を改善すれば、原発ゼロでも破綻を回避することは容易に可能である。◎さらに勿論、福島第一原発メルトダウン事故を起こした犯罪企業である「東京電力」の場合には、電気料金値上げは絶対に認められない。東電は、送電・配電網の全資産を売却すれば、即刻、福島県民に対する賠償を完遂できるのに、それをしていない。許されざるは、日本政府と東電である。【転送終了】