「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

日本と世界のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
重要なことはメルマガで展開していますので、ご購読下さい。

練馬、小学生突然死。大手女性誌のありえない見出し。僕のウクライナ報告会概要、愛知・一宮で1/18開催。

2013-12-10 08:03:03 | 福島第一原発と放射能

 昨夜は、放射能防御プロジェクト九州の管理人もされていて、先月急逝された女性のお宅に伺い、ご主人などとお話をさせていただきました。本来は、辛く悲しいお話ばかりをするはずなのですが、亡くなられた女性の明るい性格も反映してか、むしろとても生き生きとして前向きな会でした。とても、不思議な感じがしています。

 僕は今も福岡市内にいて、自宅に戻っておらず、ウクライナ⇒ヨーロッパ⇒東京⇒台湾⇒九州の流れで、疲労がそろそろ極限に達している状態です。このため、きのう、ブログを更に更新する予定でしたが、体力的な限界もあって出来ていませんでした。ご了解ください。

 なお、台北の講演主催から、訂正が入り、参加人数は最終的に70人を超えていたそうです。元の記事も訂正しておきました。

今回、九州に伺って聞き及んだことなどを書き留めて置きます。いろんな人から、聞いている話ですが、どれも断片的な情報の為、箇条書き的になります。

〇練馬区関町で高学年の小学生男子が突然死。詳細は不明。

〇大手出版社の女性雑誌。見出しが、見開きの左ページと右ページで、同じような文言を、「てをには」だけ変えて使う。通常はありえないミス。こうしたミスや誤植が気を付けて確認すると多発しているという。

〇自分の身のまわりで、高齢者などを中心に、急死や病気が2011年以降に続発しているという報告。首都圏。

〇首都圏でいろんな企業をまわっていると、行く先々の会社で、其の社毎に一定数、必ず体調不良者が出ているという現実。

〇自分の親族が、当時ヨーロッパにいた。その親族が話すこと。「あの時の、ヨーロッパの報道内容からすると、ウクライナのキエフよりも、東京の汚染の方が酷いと思う。」

「福島県は無くなるかもしれない。」関東より西にある発電所所長が、原発事故直後に知人に伝えたということ。

 

 さて、僕のウクライナ報告会がどんな感じになるのかを、放射能防御プロジェクトにもいる若い女性が書き留めてくれました。彼女の感想と一緒にお知らせします。この後も、神戸&大津で15日に報告会を行います(神戸会場とも現時点は予約満員の為、キャンセルまち。大津会場はこの記事を書いている時点で、2席だけキャンセルが出ました。お急ぎください。)。

==============================================

木下黄太さん福岡講演 雑感

仕事も出なくて良くなったので、行ってきた。

講演内容で印象に残ったこと
具体的な数値などは避けます。
①キエフは女医が多い。
女医さんたちは人としての迫力があり理知的。
事故の影響を懸念している方が多い。
これはウクライナの底力を見たように想う。
②事故後初期被曝はしたものの、避難した当時10代の方に現在出ている健康被害
③道路沿いに疾病が広がっていること
④被曝2世の健康被害が壮絶
(体育の授業に参加出来ない生徒の数、集中力の欠如、神経系の異常、視点が定まらない)
⑤予測されるキエフの土壌汚染の程度
⑥以上から推察される今後の日本の状態
(特に東日本)

今回の内容は自己防御という観点だけでなく、相対的に日本の状況を把握ために聞いて置いた方が良い。
ウクライナの状況から学ぶことは多くある。

ただし、総じて質問などのレベルが低く驚く。 
事故後二年半が経過し、認識能力や知識量、危険管理能力にかなり差が生まれている。

しかし、素直で理知的に生きることがこんなに難しい世の中になるとは。
そのことが講演の内容と同じくらい、もしくはそれ以上に驚嘆したことである。

行って良かったです。
木下さんもお元気そうで、あたしも元気を頂きました。
ありがとうございます。

================================================

 この感想が1点だけ違うのは、僕は元気というよりも、疲れが極限になっていて、割と気力で持たせている感覚ということだけです。

このウクライナ報告会は、年が明けて1月に、愛知県一宮市でも開催が決まりました。一宮での講演は、3.11.以降で2度目になります。

【木下黄太 ウクライナ報告会 in 一宮】

●日時 2014年1月18日(土) 13:30開場 14:00開演 (16:30終了予定) 
●場所 アイプラザ一宮 (一宮市若竹3-1-12) 
●申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/132774/

 託児はありません。 座席不要な子どもさんは無料。 


2011年3月の福島原発事故発生直後から  
放射能の危険性を訴え続けてきた木下黄太氏が 
ジャーナリスト魂を携えて ついにチェルノブイリ原発事故で放射能汚染されたウクライナへ情報収集の旅に出られました。 

木下氏が見聞きしてきたものは 20数年後の日本かもしれない。 
今、ウクライナでは何が起きているのか 最新情報です!! 

●主催 SAVE CHILD 一宮  


====================================================

【12/15(日)夜  木下黄太 ウクライナ報告会 in 大津】 

現時点で2席空席が出ました。お急ぎ下さい。

申込⇒http://kokucheese.com/event/index/126546/

◆日時 12月15日(日)開場 19:00 開演 19:15(~21:15予定) 
◆会場 旧大津公会堂 ホール 


【12/15(日)午前 木下黄太 ウクライナ報告会 in 神戸】   

 ◆満員の為、キャンセルが出た場合には、随時申込可能です。適宜、ご確認を。⇒http://kokucheese.com/event/index/126541/  



 






最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。