福島県葛尾村、浪江町、飯舘村、川俣町の一部、南相馬市の一部を計画的な避難地域に設定するということです。非常に曖昧な形で推移していたことが、多少前進したことは評価したいと思いますが、はっきりいってまだ足りないです。年間二十ミリシーベルトは外部被曝のみに限っても毎時2.28シーベルトです。郡山市や福島市などの人口を抱えたエリアをどうするのか、そしてもちろん内部被曝を考慮に入れた場合は、さらに様相が異なります。当然ながら年間1ミリシーベルトを超えるべきではないという、公衆被曝という従来あった話は放置されたままです。そもそも、年間二十ミリシーベルトというラインがあると感じるなら、なぜ発生一週間程度でこの判断をしないのか、高濃度に汚染されている地域の住民を政府が一ヶ月放置していた現実だけは認識してほしいと思います。
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『自分の身は、自分で守ろう。』