放射性物質を全国に拡散させる動きが強まっています。絶対にこれを許してはなりません。一般ゴミの焼却で最大8000ベクレルも出ることなどで、東京が追い込まれている状況を考えると、全国でふつうのゴミの焼却でも、放射性物質がでていないか細かく確認を続けるべきです。この観点から考えると、他の地域からのガレキは、西日本では絶対に引き受けてはなりません。そんなものを引き受ければ間違いなく放射性物質は全国に拡散します。今、大切な事は被曝していない、もしくは比較的被曝していない地域がどこなのかを確定し、その地域がさらに被曝しないように最大限に努力する事しかありません。
また、高濃度の汚染をされている汚泥を肥料として流通させる動きが強まっています。放射性セシウムの濃度が1キログラムで200ベク レル以下の汚泥や汚泥の焼却灰は肥料として利用できるという考えです。農水省は、高濃度汚染の汚泥を、汚染の少ない汚泥で希釈して肥料にし、基準をクリアするという方法論で、全国に放射性物質を撒き散らそうとしています。よろしいでしょうか。希釈されたとはいえ、一定レベル以上の放射性物質を含有するものが全国に蔓延していきます。大変な危険です。しかも、そこには、ストロンチウムが含まれているかもしれません。今後、どの地域でストロンチウムが出てくるのか注視していますし、ここまであまりストロンチウムが、出てこないのは、検出をしようとしていないのだろうと僕はおもいます。こうした危険のある高濃度の汚泥を全国に拡散させる事は許してはなりません。
政治家や官僚がきちんと判断せず、放射性物質が拡散していくと、許しがたい話になります。全国民を追い込んでいく構図です。こうしたことは、チェルノブイリの際に、昔ドイツでもおきたことです。皆が立ち上がってこれを阻止するしか方法はありません。許しておくと、僕らの次の世代の未来が奪われます。負けてはなりません。
別の話です。高世仁さんとは昔からよく知っていて、映像ジャーナリストとして著名な方ですが、高世さんがチェルノブイリを取材した番組がCSの専門チャンネルで放送されるそうです。僕と高世さんとの間に、この問題について見解の相違もありますが、現地の状況を踏まえて、きちんと取材し、何がありうるのかという観点は大切です。これが、地上波で流れないのが、今のテレビの現実です。
ジン・ネット独自製作
「チェルノブイリ―『フクシマ』への教訓」朝日ニュースターで、6回放送。
6月30日(木)22時~22時55分
7月 1日(金)深夜26時~26時55分
7月 3日(日)19時~19時55分
7月 4日(月)14時~14時55分
7月 5日(火)早朝4時~4時55分
7月 7日(木)17時~17時55分
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ある程度被曝しているエリア(首都圏も入ります)の人、特に子ども、妊婦、妊娠可能な女性は、被曝線量の低い場所に退避すべきだと僕は思います。優先順位は「避難する」ことです。僕はそれしか言う事ありません。慢性的に被曝することは避けるべきですから、できる限り早く退避することをすすめます。
加工食品の原材料がどこのもので、さらにいつごろのものなのかで、内部被曝する可能性の有無を確認できる可能性があります。http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/b8c8f85c5ce80be6f2fafabcf0c8f66eこの記事のコメント欄で、それに特化した形でコメントをしてください。ネットからの二次情報でなく、ご自身が直接調べた情報をコメントしてください。この際、注意していただきたいのは、個別企業の批判的なコメントは一切書かずに、客観的に事実情報をまとめる形で作りたいです。下記のスタイルで書き込みを。
①企業名
②商品名
③製造場所(この記号はどこの工場までわかれば)
④主要な原材料
⑤原材料の産地
⑥賞味期限などから製造年月日がいつで、原材料の調達がいつか。
⑦放射能対応の有無、具体的な対応
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僕への様々な問い合わせはまず、メールでお願いします。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp
木下さん始め、皆様よろしくお願い致します。
具体的立ち上がる手段を教えてください。
署名も脱原発デモ行進もしました。
でも株主総会惨敗、海江田が佐賀に行き、佐賀県知事は「安全性はクリアした」と。狂気の沙汰です!
福島の方々の絶望感がよくわかります。全然民意が反映されずお金が全ての日本。
私は何をしたらいいのでしょう。
絶対あきらめたくありません。できることを教えてください。
> ・・・議員さんに自分の思いを自分の言葉で伝える、とても意味のあることです。あきらめないで ひとりひとりの行動が いまの仕組みを変えるポイントと思っています。わたしも休み休みで申し訳ないけれど、その一人分 がんばります。
そうですね。選挙の時は票獲得のために話を聞いてください!とお願い演説します。
しかし、未曾有の事態に際しては私たちの意見に耳を傾けない、もしくは議会判断を民意の全てとして都合良く利用する・・・、やはりおかしいですね。
議員に意見を届けることに躊躇する必要はないですね。
ツイってるだけ、ブログでつぶやいてるだけではダメだなと思いました。
(抜粋)
反原発・反核燃料サイクル派として知られる自民党の河野太郎衆議院議員は、2011年4月26日に行われた自由報道協会主催の記者会見で、脱原発に向けて国民ができることこととして、「議員に直接意見を届けること」だと語った。
「100万人がデモをするより、100万人が事務所に行って『あなたの考えを明確にしてくれ』、『エネルギーシフトを考えないなら、私はあなたを支持しない』と議員か秘書に面と向かって言うほうがはるかに効果があります」
http://www.youtube.com/watch?v=oSa-DtD8gy0
→玄海原発再稼働問題 佐賀県知事、「安全性の確認はクリア」と再稼働容認に前向き姿勢
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00202429.html
→玄海原発「再開、国が責任持つ」 経産相、佐賀知事らに
http://www.asahi.com/politics/update/0629/TKY201106290143.html
国が責任を持つですか。
福島の事故後、国が責任持ってくれていると考えている国民はどのくらいいるのでしょうか。
佐賀の国会議員で脱原発を掲げている人もいますが、地元がこんな有様になっていること、どう思っているのでしょうか。
お題目を掲げるのは誰でもできます。必要なのは実行力です。
翻って、私たち国民が実行できることはなんでしょうか・・・。選挙の投票だけ?
次の選挙まで有権者は何も出来ないわけではないと思います。
>許しておくと、僕らの次の世代の未来が奪われます。負けてはなりません。
そうです。有権者だけの問題でもありません。次世代のことも考えなくてはいけませんね。
きちんと民意を伝えていきたいと思います。
それでなぜ安全だと言えるでしょうか。
次の文は、多摩地区にある某ゴミ処理場の議事録からの抜粋です。
「環境省では被災地の災害廃棄物に対して全国規模の広域処理体制を構築中であり、全国の都道府県や市町村に処理の受入可能量を現在調査しております。今後、東京都において区部や三多摩地域の受入可能量を調整していくとのことでありますので、当工場におきましても、災害ごみを受け入れ、焼却処理していきたいと考えております。」
私はこの議事録を掲載したゴミ処理場を管轄している役所に問い合わせしたところ、放射能測定は今に至っても何も(灰すらも)まだしていないことがわかりました。焼却場からの放射能物質が市民の環境を脅かす危険性があるかどうかを確認せずして、なぜ被災地からのゴミの受け入れを決めるのでしょうか。そして、そのことは市民にきちんと知らされていないのです。
行政のやることは怖い、と思いました。
この話は多摩地区の例ですが、東京都内のゴミ焼却場の規格は統一されているようですから、どの自治体も同じ問題を抱えているはずです。
ぜひ、みなで声をあげて、ゴミ焼却による2次、3次災害を防いでいきたいです。
私も同感です。
全国で汚染の広がるようなことは、決してやってはいけないと思います。
高橋はるみ知事は25日、苫小牧市内で講演し、政府内で東日本大震災の被災地のがれきの仮置き場として苫小牧市の工業団地が浮上していることについて、道として岩手県からの受け入れを検討していることを明らかにするとともに、同県から正式な要請があれば、前向きに取り組む考えを示した。岩倉博文苫小牧市長の市政報告会で述べた。知事は受け入れにあたっては、福島第1原発事故による放射能汚染も懸念されることから「放射能のチェックは、しっかりやっていかなければならない」と強調した。 (2011/06/26・北海道新聞)
という記事がありました。
私も「皆が立ち上がってこれを阻止するしか方法はありません。許しておくと、僕らの次の世代の未来が奪われます。負けてはなりません。」と思います。
私は、電話やメールなどで抗議しようと思います。
http://www.kankyo-hoshano.go.jp/01/0101flash/01012050_2.html
(nGy/h≒nSv/hでよいと思います)
地質学会のデータはこちら↓
http://www.geosociety.jp/uploads/fckeditor/hazard/2011/daishinsai/20110412imai/Radiation-m2.gif
これによると、大阪、和歌山、広島、山口は高めです。
測定器にもよると思いますが、上記データの空間線量より高い値が出る地域は要注意です。
当方和歌山ですが、先日「小学校の牛乳はどこの産地か?」と問い合わせたところ、その担当者は何故牛乳の産地を聞いてくるのか不思議そうでした。
こういう状況の中で学校関係者に危機感を持たせることにはどうすれば良いのか、途方にくれております。
ヨーロッパ各地のホットスポットについては、下記PDFファイルの16ページを参照してください。
遠く離れた北欧、ドイツ、オーストリア、フランスにもホットスポットが見つかっています。
http://www.kankyo-hoshano.go.jp/01/0101flash/01012050_2.html
それでは解決策としては
被災地である、福島に大量に集積という形を
考えていらっしゃいますか?
ボタ山のようにうずたかく、瓦礫を
積み上げて処分を少しずつ行う?
私個人的には、川崎市が、問題ないレベルの
瓦礫を引き受けたように、他の地域も
問題ないレベルの瓦礫は、放射性物質では
ないので引き受けるべきと考えます。